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記録ID: 7037573
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ハイキング
ヨーロッパ

妻と歩いたサンチャゴ巡礼(ポルトガルの道)10日目

2024年07月05日(金) [日帰り]
 - 拍手
TsukubaTad その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:57
距離
33.1km
登り
249m
下り
311m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:58
休憩
0:00
合計
7:58
22:29
478
スタート地点
6:26
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス Barroのアルベルゲから出発
コース状況/
危険箇所等
[BarroからPadronまで]
4時起床。昨夕巡礼者の一人に馬鹿な間違いをして22kmもロスした事を話したら"Camino Tool"というアプリを教えてくれた。これは巡礼の全ルートがスマホに入力出来、WiFi無しで自分の現在地がそのルート上に示されるという優れものである。早速宿のフリーWiFiを使ってダウンロードした。これがあれば昨日迷う事はなかったのにと悔やまれる。5時に本館の外のテーブルでパッキングをして食堂で朝食を食べ、(5:24)アルベルゲを出発。
2024年07月05日 05:01撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 5:01
4時起床。昨夕巡礼者の一人に馬鹿な間違いをして22kmもロスした事を話したら"Camino Tool"というアプリを教えてくれた。これは巡礼の全ルートがスマホに入力出来、WiFi無しで自分の現在地がそのルート上に示されるという優れものである。早速宿のフリーWiFiを使ってダウンロードした。これがあれば昨日迷う事はなかったのにと悔やまれる。5時に本館の外のテーブルでパッキングをして食堂で朝食を食べ、(5:24)アルベルゲを出発。
(6:57) 宿から6.5km歩いたBriallosの辺りで道標が50.090mとなった。いつもながら何故小数点3桁まで表示するのか理解に苦しむ。
2024年07月05日 06:57撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 6:57
(6:57) 宿から6.5km歩いたBriallosの辺りで道標が50.090mとなった。いつもながら何故小数点3桁まで表示するのか理解に苦しむ。
この辺りはブドウ畑が続く。
2024年07月05日 07:22撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 7:22
この辺りはブドウ畑が続く。
豊富な水が溢れ出ている水場に来た。
2024年07月05日 07:48撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 7:48
豊富な水が溢れ出ている水場に来た。
(8:04) Caldas de Reiisの町に来た。
2024年07月05日 08:04撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 8:04
(8:04) Caldas de Reiisの町に来た。
Umia川に来た。
2024年07月05日 08:10撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 8:10
Umia川に来た。
「♨️」の看板があったのでスペインにも温泉か銭湯かがあるのかと思って写真を撮って帰国後グーグルで調べたらこのマークで入浴施設を表すのは日本・韓国・台湾だけであった。ヨーロッパは温かい飲食物を表すようで、あの建物はレストランであったのかも知れない。
2024年07月05日 08:17撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 8:17
「♨️」の看板があったのでスペインにも温泉か銭湯かがあるのかと思って写真を撮って帰国後グーグルで調べたらこのマークで入浴施設を表すのは日本・韓国・台湾だけであった。ヨーロッパは温かい飲食物を表すようで、あの建物はレストランであったのかも知れない。
しばらくBermana川と平行に歩く。
2024年07月05日 08:27撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 8:27
しばらくBermana川と平行に歩く。
トラクターに巨大な草刈り機をつけた車が土手の草を刈っていた。これなら急傾斜の高い土手の草も作業者の負担が少なく刈る事が出来るので素晴らしい土木機械だと思う。
2024年07月05日 08:32撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 8:32
トラクターに巨大な草刈り機をつけた車が土手の草を刈っていた。これなら急傾斜の高い土手の草も作業者の負担が少なく刈る事が出来るので素晴らしい土木機械だと思う。
N-550の高架橋の下をくぐる。
2024年07月05日 08:34撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 8:34
N-550の高架橋の下をくぐる。
Antonioの教会。
2024年07月05日 09:35撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 9:35
Antonioの教会。
路上にはみ出して来た民家の花。
2024年07月05日 10:00撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 10:00
路上にはみ出して来た民家の花。
カフェがあったので朝食と休憩を取る。サンドイッチ(1)とコーヒー(2)で4€。ここで飲み食いする人は無料だがトイレだけ借りる人は1€払わねばならない。
2024年07月05日 10:06撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 10:06
カフェがあったので朝食と休憩を取る。サンドイッチ(1)とコーヒー(2)で4€。ここで飲み食いする人は無料だがトイレだけ借りる人は1€払わねばならない。
昨夜のBarroのアルベルゲで一緒だったイタリア人のリナルドがやって来た。彼は世界中を歩いて旅していて昨夜もアルベルゲの庭にテントを張っていた。将にイタリア男性の典型的な人で陽気で親切な好人物。約2年後に中国を歩いた後に日本に来るとの事でメールアドレスを交換する。
2024年07月05日 10:32撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 10:32
昨夜のBarroのアルベルゲで一緒だったイタリア人のリナルドがやって来た。彼は世界中を歩いて旅していて昨夜もアルベルゲの庭にテントを張っていた。将にイタリア男性の典型的な人で陽気で親切な好人物。約2年後に中国を歩いた後に日本に来るとの事でメールアドレスを交換する。
高速道路AP-9を左に見ながら下り坂を下りて行く。
2024年07月05日 10:46撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 10:46
高速道路AP-9を左に見ながら下り坂を下りて行く。
San Miguel教会の墓地。
2024年07月05日 11:54撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 11:54
San Miguel教会の墓地。
ここでは一般的な地面に水平な墓碑ではなく、垂直である。この辺りでは土葬ではなく火葬にして骨壺だけ安置するのかな?
2024年07月05日 11:55撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 11:55
ここでは一般的な地面に水平な墓碑ではなく、垂直である。この辺りでは土葬ではなく火葬にして骨壺だけ安置するのかな?
(12:58) Pontecesures町のUlla川に来た。
2024年07月05日 12:58撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 12:58
(12:58) Pontecesures町のUlla川に来た。
アルベルゲはこの看板の中央上部にあるらしい。もう後ひと跨ぎの距離である。
2024年07月05日 13:01撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 13:01
アルベルゲはこの看板の中央上部にあるらしい。もう後ひと跨ぎの距離である。
Sal川に沿って歩く。前方の橋を渡って左手の教会の隣にあるらしい。ぞくぞくと巡礼者が橋を渡っている。
2024年07月05日 13:22撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 13:22
Sal川に沿って歩く。前方の橋を渡って左手の教会の隣にあるらしい。ぞくぞくと巡礼者が橋を渡っている。
橋を渡ると前方にパドロン・サンチャゴ教会が見える。紀元44年に斬首されたヤコブの遺骸は舟に乗せられこの地に流れ着いたとの事。この舟を繋ぎ止めた石の杭(大きな石の事を"O Pedron"と言うそうだ)が町名の由来だそうである。
2024年07月05日 13:25撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 13:25
橋を渡ると前方にパドロン・サンチャゴ教会が見える。紀元44年に斬首されたヤコブの遺骸は舟に乗せられこの地に流れ着いたとの事。この舟を繋ぎ止めた石の杭(大きな石の事を"O Pedron"と言うそうだ)が町名の由来だそうである。
橋から下流の眺め。
2024年07月05日 13:25撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 13:25
橋から下流の眺め。
右の階段を登ると教会に行くがアルベルゲは左の道の突き当りにある。
2024年07月05日 13:26撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 13:26
右の階段を登ると教会に行くがアルベルゲは左の道の突き当りにある。
(13:27) Padronの公営アルベルゲに着いた。
2024年07月05日 15:13撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 15:13
(13:27) Padronの公営アルベルゲに着いた。
宿泊料は10€/人。
2024年07月05日 13:27撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 13:27
宿泊料は10€/人。
物干しロープは一杯であったが何とか隙間を見つけて干す事が出来た。
2024年07月05日 15:15撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 15:15
物干しロープは一杯であったが何とか隙間を見つけて干す事が出来た。
2段ベッドの上下を指定された。下は隣のベッドとの間に簡単な仕切りがあったが、上は仕切りがない。ところが何と隣は巡礼8日目(Mos)の朝、朝食を温める為の電子レンジの騒音で苦情を言いに来たオジサンであった。「明日は4時前には起きるな」と釘をさされたが、少し話している内にお互いにわだかまりが取れた。
2024年07月05日 15:16撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 15:16
2段ベッドの上下を指定された。下は隣のベッドとの間に簡単な仕切りがあったが、上は仕切りがない。ところが何と隣は巡礼8日目(Mos)の朝、朝食を温める為の電子レンジの騒音で苦情を言いに来たオジサンであった。「明日は4時前には起きるな」と釘をさされたが、少し話している内にお互いにわだかまりが取れた。
シャワーと洗濯を終え川向こうの市場に行く。レストランに行く気が無く、スーパーで食材を買って戻る。
2024年07月05日 16:22撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 16:22
シャワーと洗濯を終え川向こうの市場に行く。レストランに行く気が無く、スーパーで食材を買って戻る。
アルベルゲの上隣の教会に行ったら今晩は教会広場でコンサートがあるらしくスタジオの用意をしていた。
2024年07月05日 17:12撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 17:12
アルベルゲの上隣の教会に行ったら今晩は教会広場でコンサートがあるらしくスタジオの用意をしていた。
今日の夕食のメニューはハム・チーズ・サラダとヨーグルト。19時ごろからベッドに入って寝たら21時頃目が覚めた。コンサートが気になるので見に行くと5,60人の人が熱心に聞いている。無料だったので僕も暫く聞いていた。スペインの民謡のような静かで澄んだ歌声であった。
2024年07月05日 17:31撮影 by  SC-53C, samsung
7/5 17:31
今日の夕食のメニューはハム・チーズ・サラダとヨーグルト。19時ごろからベッドに入って寝たら21時頃目が覚めた。コンサートが気になるので見に行くと5,60人の人が熱心に聞いている。無料だったので僕も暫く聞いていた。スペインの民謡のような静かで澄んだ歌声であった。
撮影機器:

感想

*前日(巡礼9日目)の報告は下行のサイトをご覧下さい:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7037563.html

*本日(巡礼10日目):
 昨夕のアルベルゲのフリーWiFiで、巡礼ルートと自分の現在位置が分かるアプリ"Camino Tool"をスマホにダウンロードしたのでもう怖いものはなくなった。ちょっと矢印が見当たらない場所に来るとスマホを見て確かめる習慣となり、とうとう少し前まで僕が日本の山でやって来たデジタル登山のスタイルになってしまった。
 「カミーノの奇跡」と言う言葉がある。巡礼をしている間に長い期間をおいてバッタリと再会する事である。10年前のフランス人の道の巡礼の時は巡礼の途中で会った韓国人の女性がサンチャゴに到着した日に、僕はサンチャゴから3日かかってフィステーラまで歩きバスでサンチャゴに戻って来て会ったり、途中から同じペースでフィステーラまで歩いたオランダ人の男性が、後日僕が写真を整理していると巡礼開始前日の巡礼受付所で僕が何気なく写していた写真に載っていたりと奇跡が起きていた。ところが今回はあまり嬉しくない奇跡が起きた。2日前のMosでの朝、僕たちが電子レンジの騒音を出して叱られた男性と同じアルベルゲでしかも隣同士のベッドで寝る羽目になったのである。しかし、少し話している内に彼のわだかまりも取れて最後は笑顔で話せる仲になったので良かった。
 
 

*翌日(巡礼11日目)の報告は下行のサイトをご覧下さい:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7037578.html

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