県境シリーズ3 山伏・大谷嶺
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,417m
- 下り
- 1,417m
コースタイム
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
山伏西日影沢登山口近くの登山者用駐車場があり7〜8台、駐車可。 大谷崩登山口にも数台は駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山カードのポストは山伏登山者用駐車場及び大谷崩登山口に専用の養子が備え付けられポストがある。 山伏登山口から山伏山頂は問題ない。蓬峠までは水場も多く、西日影沢沿いの道は身持ち良い道である。 山伏ーー新窪乗越は広い尾根で登り下りも少ない。 新窪乗越ーー大谷嶺は一部大谷崩崩落部の上淵を歩くので大きな危険はないが注意が必要。 新窪乗越ーー大谷崩登山口は大谷崩の崩落地内を下る。上部の砂礫の道は崩れやすく滑りやすいので細心の注意が必要。 |
写真
感想
梅雨も明けどこかに登ろうと予定表を調べると7月は今日しか空いていない。そこでまだヤナギランには少し早いとは思ったが年初に計画していた山伏(やんぶし)・大谷崩(おおやくずれ)の山静県境を歩く事にして急遽、出掛けた。
梅ケ島新田を左折して進むが途中で山伏と大谷崩の分岐を見過ごしてしまい大谷嶺登山口まで車で行ってしまう。最初に山伏に登りたいので注意しながら戻り分岐点を発見。ここから山伏登山口まではダートな道となる。
登山者用駐車場は7〜8台は駐車可能であるが平日と言う事もあり、車は無い。朝食を食べ、出発したら2台の車が入ってきた。駐車場から100mくらい先に登山口がある。
西日影沢は気持の良い沢で蓬峠までは水場も多く気持ちよく歩く。蓬峠から山伏までは暑くなり始め汗が止まらずピッチも遅くなり予想したより時間を要した。山伏山頂近くのヤナギラン群生地は鹿害の保護柵・ネットで囲われている。その中でヤナギランが咲き始めていたが満開は今月末か8月初め辺りでやはり少し早かった。それでも少しではあるが見ることが出来、満足した。
後から空身で登ってきた地元の人によると一時、絶滅に近かったが保護柵の中はかなり復元して増えてきたとのこと。柵内にはカライトソウやクルマユリも見られた。山頂標識の横には大きなバイケソウが2株、咲いている。しかし山伏は花の種類・量は少なく期待外れであった。また天気も曇りで富士山、南アルプスも見えない。
山伏から新窪乗越までは大きな登り下りの無い、広い尾根でのんびりと歩く。しかし乗越から大谷嶺までは日本三大大崩の1ツである大谷崩が目の前に迫り、崩落地の上淵を歩くので様相が一変する。小さな登り下りが有り、少しバテ気味で大谷嶺到着。ここからの展望も今日はゼロ。すぐに引き返す。新窪乗越からは崩落地の中を下るので神経を使う。道はハッキリとしているが砂礫で崩れやすく滑りやすい。できるだけ石を落とさないように細心の注意を払いながら1歩1歩、下る。この崩落地内は意外と花が多く、花の写真を撮りながら下っていると15mくらい横から子供のカモシカが飛び出す。少し間を空いて大きな親カモシカがゆっくりと出てきて子供と共に興味深げに私を眺めている。写真に収め下り始めてもしばらく私を見送っていてくれた。
林道終点の大谷嶺登山口からは舗装された道を40分、雨が降り始めたので早足で下り、分岐から約20分、ダートの林道を歩き駐車場に戻った時には雨はあがっていた。
今日は、身体が梅雨明けの暑さに慣れていないこともあり少々、バテてしまった。
コメント
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おはようございます。
相変わらずのご健脚ぶり、頼もしい限りです。
2年か3年前に山伏を訪れた時は見る事の出来なかったヤナギランですが・・・・復活気配のようで何よりです。
カモシカはhanameizannさんが先日出会った子供と同じ個体のようですね。
お疲れ様でした。
未だ登った事のない山々です。
先日、義父が「山伏に登るならお盆においで!」と言ってくれましたがこのコースではないようです。
義父が言うには約10分で着くからと言っていましたが、、、
義父は今でも健脚で下草狩りを毎日やっています。
とても太刀打ちできません。。。
walk
賢パパさん、足のほうは順調なようで何よりです。
hanameizannさんと同じ場所でカモシカに逢っていますので恐らく、同じカモシカだと思います。
夏の暑さには弱いほうなので昨日の暑さにはバテました。
今年は県境の山を1ツのテーマーにしていますので
残りの山伏から東の青笹山(有東木部落の青笹山とは別の山)までを次は狙っています。
walkさん、こんばんは。
山梨県の雨畑と静岡県井川地域を結ぶ林道が山伏の直ぐ近くの山伏峠を通っていますのでそこからならば山伏はすぐ近くです。
但し、永年、山梨県側は通行禁止になっており、静岡県側だけしか山伏峠に通じていないようです。
花博士のwalkさん、4番目の写真の花は何か判りませんか? 初めて見た花で地面から茶色の茎が直接出ており背丈は10cm前後のものです。
花の名前の候補だけでも教えて貰えれば嬉しいのですが。
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