【処暑作戦】暑さには克ったが蜘蛛の巣に参った城ヶ峯【戊22.4】


- GPS
- 03:42
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 857m
- 下り
- 868m
コースタイム
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 3:42
天候 | 晴れ 下山後ポツポツ 13時前後にわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:道の駅根来さくらの里 |
コース状況/ 危険箇所等 |
城ヶ峰まである程度は旧林道のようで、山を巻くような、なだらかな道。一応、近畿自然歩道らしい。 だんだんと道が狭くなり、薮も迫ってくる上に最近だれも歩いていないらしく、何十何百と大小の蜘蛛の巣、蜘蛛の糸が行く手に待ち構えている。しかも、ほとんどの場合、ちょうど人の頭の高さ辺りで。 ササ峠から山を出ると再度平和が訪れる。 |
その他周辺情報 | 道の駅根来さくらの里 食事提供は休業中につき、販売所で弁当と飲み物を買って無料休憩所で食べると良い。 |
写真
感想
前回の山行では長丁場の山行に消耗が激しかった上、脚を攣りながら歩いたため、数日間筋肉痛が続くこととなった。
身体が完全に回復してから次の山行をと思うと、休日の天気がイマイチなのは歓迎される。
だが、午前中は晴れそうということになったら、ちょっとくらいなら良いだろうと出かけてしまうのである。
【最初は順調】
バス終点の犬鳴山バス停では他にも数名下車したが、他が皆不動尊に行くのを尻目に西へ。和歌山県への抜け道になっているのか、狭い道の割には車の往来の多い道をしばらく歩いて元林道と思われる側道(ロープが張ってあって車は入れない。)に入る。
【二重三重の、いや二十三十の蜘蛛の巣】
この日も気温が上がると言われている割にはさほど暑さも感じず、林道歩きなので傾斜も緩やかでサクサク進行できるなと思った矢先、入り口の段階から蜘蛛の巣に顔をぶつける。これはまずい。距離の短いショートカット道で行こうと踵を返すも、その入り口にも目に見えるほどの大きな蜘蛛の巣が二重三重に待ち構えているのであった。
藪も濃いし、この先進んでもろくなことにならないと引き返し、大人しく近畿自然歩道を歩くことにした。
近畿自然歩道上はたまに蜘蛛の糸がかかるくらいで、まあこのくらいなら許容範囲かなと思ったのもつかの間、林道が山道になり、城ケ峰が近づいてくるにつれて、また立派な蜘蛛の巣に突っ込むことが増え始めた。うへぇ。速度を落として目を皿のようにして歩くがそれでも慣れていないうちはガンガン蜘蛛の巣に引っかかる。
このような状況につき、さらに藪が深そうな三峯山へはとてもとても足を延ばす気にはならなかった。もちろん梵天山に尾根伝いに行くなど論外である。さっさと笹峠から麓に降りて、後は下を歩こうと考え、先を急ぐ。
先を急ぐのは単にさっさと下山したいからだけではない。アブか何かに付きまとわれ、腕に針を当てられたのだ。すぐに振り払ったので、ズブゥッとやられることは無かったが、オチオチ休んでもいられないし、チンタラ歩くわけにもいかない。
しかし、立ち止まらないということは蜘蛛の巣との衝突可能性を高めた。
【他に歩く人もいない蜘蛛の巣銀座 城ケ峰〜笹峠】
さっさと通過しよう。そう考えながら歩いた城ケ峰〜笹峠間が蜘蛛の巣オンパレードのクライマックスだった。ここしばらく誰も歩いていないんじゃないかと思えるほどの藪の繁茂に立派な蜘蛛の巣が何十も張られている。対向山行者が蜘蛛の巣を破ってやって来るという期待は早い段階で無くなっていた。
そのうち、だんだんと目が慣れてきて蜘蛛の巣を発見するや直ちに立ち止まれるようになってきて、また、魔法の杖(ただの落ち枝)を手に入れて目の前でぶんぶん振り回し、いくつもの立派な蜘蛛の巣を破壊(蜘蛛の皆さんには大変申し訳なし)したものの、それでも万全ではない。蜘蛛の巣の破壊が甘いと結局衣服や身の回り品に貼り付くし、落ち枝をかいくぐってぶつかる蜘蛛の糸もある。最後に笹峠の手前で立派な蜘蛛の巣と正面衝突して、ようやく酷い山道を脱した。
【もういいや で円満完了】
当初予定では笹峠から降りた後、梵天山に登り返すこととしていたのだが、もう山道はいい、ということは城ケ峰からちょっと進んだ段階で確定していた。
麓に降りてからの歩きやすさよ。堀河ダムに進むにつれて道の状況は良くなるし、虫に集られることも蜘蛛の巣に待ち構えられることもない。
もう山に入らないということで、道の駅根来さくらの里で山行を完了とする。
その後、1時間も経たないうちににわか雨があったので、結果的にも山行を道の駅で終えたのは正解だった。
【反省】
今回はサクッと歩ける手近な山ということで考えていたが、ここまで道の状況が酷いとは思わなかった。秋になったら歩く人が増えたり、冬〜春は落葉で若干状況が良くなるのかもしれないが、こういう地域の山は、少なくとも直近で人が歩いているかどうかは確認してから山行するかどうか判断することとする。
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