兵庫100山 加西・鎌倉嶽(鎌倉山) 453m 古刹・普光寺を囲む行者尾根を巡る
- GPS
- 05:14
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 566m
- 下り
- 529m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標がきちんと整備され、鎌倉山山頂には望遠鏡も設置されています。 鎌倉山、鎌倉嶽、鎌倉岳、どの表記が正しいのでしょうか。加西市のパンフレットや現地の道標は「鎌倉山」の表記になっています。 ◇地 図 1/25000「西脇・北条」 ※マイカー利用 ※「根日女の湯」に入浴可 ※ビジター参加 可 |
写真
感想
暑い中、中国道加西インターすぐ北の鎌倉嶽(鎌倉山)へ。ここ河内町は取り囲む尾根からすり鉢状になった底の部分に集落と普光寺がある。この山はいかにも里山といった感じ。公民館に車を止め、Lコース行者道登山口から登り始めた途端に強い日差しにひるむ。気を取り直して進むが日差しは収まりそうにない。休憩をはさみながら進むと幸い木陰の登山道となる。沿道には数々の石仏がある。やっとのことで389mピークに到着、ここからは鎌倉山がよく見える。大天井分岐からハイキング道沿いの石仏を見ながら尾根道を西に進み鎌倉山頂へ、ここは瀬戸内海まで見渡せ、さらに望遠鏡も設置されている。下山後、静かな集落の中をさらに普光寺まで歩きました。
鎌倉行者道ハイキングコースは加西市の北部(河内町)に位置し、名刹、普光寺を中心に、鎌倉山とその周辺の旧行者道をまわるコースです。鎌倉山は大きな磐座を持ち、高く美しい姿や近郷一円の水源であったことから、古くから神々の古里である神体山として、神話や伝説にも数多く登場します。また修験道の開祖は役行者とされ、修験道が民衆の生活に深く浸透したのは江戸時代でした。医療の行き届かない農山村では、山伏の祈祷がそれに代わるもので、講を結んでの登山参行は、庶民にとっては大きな娯楽でも有りました。近郷でも江戸時代から修験道が盛んになり、明治35年(1902年)、ときの普光寺・明星院住職の蓬莱実隆師の尽力によって、霊峰鎌倉山に連なる峰々に行者道が開かれ、修験道播磨支局が設置され播磨における修験道の中心となりました。その後、行者道は荒れて居ましたが、地元の多くの方々の努力によってハイキングコースとして整備されました。(O)
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