記録ID: 7199956
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雪山ハイキング
東北
残雪の会津駒ヶ岳と中門岳
1995年05月27日(土) ~
1995年05月28日(日)

- GPS
- 08:50
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,367m
- 下り
- 1,364m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:30
| 天候 | 27日:晴れ 28日:晴れ |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
下今市-会津高原(東武・野岩鉄道) 会津高原-滝沢橋(タクシー) 復:滝沢橋-会津高原(バス) 会津高原-下今市(東武・野岩鉄道) 下今市-浅草(東武鉄道) |
写真
滝沢橋からしばらく車道を歩いて登山道に入り、登ること20分ほどで再び車道に出る。あたりは駐車場になっており、右に回り込んで行くと木製の階段があった。そこが会津駒ヶ岳の滝沢登山口でした。
新緑を眺めながらお昼のお弁当を食べて、12時15分に出発。
新緑を眺めながらお昼のお弁当を食べて、12時15分に出発。
雪の斜面がかなり緩やかになり、樹々も小さく低くなって展望が開けてきたころ、正面の右手に会津駒ヶ岳がその全容をあらわしてきた。全身に雪をまとい真っ白だった。丘のようなその頂の上の晴れわたった空をやわらかな雲が流れて行く。
高原を散策するような気分でゆるやかな起伏の雪の上を歩いて行く。頂上へ行く道を右に分けて小高い丘を登りつめて4時ごろに駒の小屋に着いた。
小屋は二階建てでまだ新しくて感じがいい。客室は二階で、階段をはさんで二部屋ある。私が泊まった部屋は他に二人いるだけだった。
暗くなる前に一階の自炊室で夕飯をすませる。そのあとは何もすることがないので、明日に備えて7時過ぎに寝ることにした。
小屋は二階建てでまだ新しくて感じがいい。客室は二階で、階段をはさんで二部屋ある。私が泊まった部屋は他に二人いるだけだった。
暗くなる前に一階の自炊室で夕飯をすませる。そのあとは何もすることがないので、明日に備えて7時過ぎに寝ることにした。
2日目。
目を覚ますと小屋の中が薄明るくなっている。起きて外へ出てみると日の出前で束の空が赤く輝いていた。上天気を確認して小屋に戻り、朝食を取っている間に小屋の中に朝日がさし込んできた。急いで支度をして山頂を目指す。
目を覚ますと小屋の中が薄明るくなっている。起きて外へ出てみると日の出前で束の空が赤く輝いていた。上天気を確認して小屋に戻り、朝食を取っている間に小屋の中に朝日がさし込んできた。急いで支度をして山頂を目指す。
小屋から凍てついた雪の斜面を20分ほど登って午前5時ごろに会津駒ヶ岳の山頂に着いた。頂上付近は小高い樹々に遮られて十分な眺めが得られないので、雪の斜面をすこし下ったところでまわりを眺める。眼下には駒ノ小屋が小さく見えた。
歩くにつれて会越国境の山々が姿を現してくる。この方面の山には登ったことがないので全く見当がつかない。未丈ヶ岳、毛猛山などが見えているのかもしれない。この地方には、ほかに会津朝日岳、浅草岳、守門岳など、高さはそれほどでもないが興味のある山が沢山ある。機会があれば訪れてみたい。
感想
昨年の秋の燧ヶ岳登山で秘境桧枝岐も案外東京から近いことを知り、残雪と新緑のこの時期に行ってみることにした。
浅草から電車を乗り継いで会津高原駅には10時20分ごろに到着した。予定ではバスで登山口の滝沢橋まで行くつもりだったが、8人乗りのタクシーに空席があるというので便乗することにした。このタクシーは駒ヶ岳の隣にある三岩岳に登る4、5人のパーティがチャーターしたものだった。会津高原駅で降りた人の殆どはバスで沼山峠から尾瀬に向かい、それ以外の登山者は我々だけのようだった。
国道352号を走って行く途中で会津駒ヶ岳から三岩岳に連なる真っ白い山なみが遠くに望まれた。事前に駒ノ小屋の管理人に状況を聞いておいたが、思ったより雪が多く、しかも駒ヶ岳に登るのはおそらく私一人だろうと思って急に心細くなってきました。
しかし、高原を散策するような気分で登り着いた白い会津駒ヶ岳の山頂からは尾瀬や上会越、日光の山々の眺めが広がり、遠く富士山まで見ることができて、つくづくやってきて良かったと思うのでした。
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yamaaruki108












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