葛葉川本谷(前半部)
- GPS
- 05:29
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 296m
- 下り
- 293m
コースタイム
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 5:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険というわけではありませんが、板立の滝の左壁の上部の岩が半分崩れて失われており形状が大きく変わっています。先日の大雨の影響なのか、先月の地震の影響なのかは分かりませんが、少なくとも昨年2023年9月時点からは大きく変化しています。登攀の難易度に大きな変化はありませんが、これまでとは勝手が異なるため、左壁を登る際にはご注意ください。 なお、台風絡みの大雨の影響はまだ残っており、水量はかなり多かったです。 |
写真
装備
個人装備 |
昼ご飯
地図(地形図)
コンパス
ロープ
ハーネス
ヘルメット
カラビナ
スリング
渓流シューズ
|
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感想
とても頻繁に足を運ぶので「ホーム沢」と勝手に称しているのだが、そのわりに今頃になっての今シーズン初の葛葉川。
先日の(台風絡みの)大雨から少し経っているのでそろそろ落ち着いているかなと思っていたところ、とんでもない! 普段よりも明らかに多い水量。よっぽどたくさん降ったのね〜。(1週間ほど関東圏から離れていたため、ちょっとこのあたりの肌感覚分からず…)
ただ、そのおかげで、この絶好の沢日和 にサイコーのシャワークライミングを堪能した。個人的にはこれまで足を運んだ中で一番面白い葛葉川だったように思う。一度、文字通り台風直後に行ったことがあって、その時の方が断然水量が多くて、まさに滝が「爆発」しているような状況だったが、その時はとにかく事故を起こさずに帰還することへのプレッシャーがハンパなく、楽しむ余裕は無かった。今回のはちょうど良かった。
行く前には「崩葉川になっているんじゃないの?」とか「何度も行って勝手が分かり過ぎているので、むしろ多少のホールド替えがあった方が面白いかも」などと軽口を叩いていた。ところが帰宅後に写真の整理をしていたら、衝撃の事実が!! 難所とされる板立の滝の上部左が崩れて岩の形状が大きく変わっている!! 難易度が大きく変わったとは感じなかったが、たしかに、登っている最中にちょっとした違和感は感じた。何度も登っているので淀みなく登れるようになっているはずなのに軽い迷子になってしまい、「あれ? 一年ぶりだから勘が鈍っちゃったかな〜」などと思っていた。これまではこの岩の塊を持って最後上がっていたので、それが半分ほどごっそりと無くなっているのだから違和感を覚えて当然だわな。
この前の大雨の影響なのか、それとも8月中旬の丹沢を震源地とする地震の影響によるものなのか、あるいはそれ以外なのかは分からないが、かなりしっかりしていて崩れる不安を感じることはなかったのだが、そういう箇所でも自然界のタイムスケールとしては短時間のうちにここまで大きく変化し得るのだな〜 (驚!)
こうしたホールド替えは避けられないし、むしろその変化は楽しみの一つたり得るが、自分が登っている最中にリアルタイムにホールド替えが起こるのは勘弁願いたい! どんなところでも体重を預ける前にしっかりと確認を怠ってはいけないな〜と改めて認識した。また「過去に登れている滝だから大丈夫!」と思うのも御法度!
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