鷲別来馬川裏沢遡行→室蘭岳

2015年09月27日(日) [日帰り]

• GPS: 03:55
• 距離: 8.3km
• 登り: 796m
• 下り: 787m

コースタイム

5:35　駐車地点
5:50　入渓
6:50　Co480二股
7:40　登山道合流地点
8:00　室蘭岳山頂（〜8:15）
9:25　下山

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

裏沢入渓地点と北尾根コース登山口へ通じる牛舎奥林道（すごい名前だ！）は、滝沢ルートへ伸びる第一支線分岐後まもなく通行止めとなる。車は道路脇の空いているスペースに駐車することになる。

林道〜入渓地点〜Co480二股：「川又温泉」と書かれた標識に従って歩いていくと、北尾根コース登山口を経て鷲別来馬川裏沢に合流する。のっぺりした真っ白な一枚岩でできた美しいナメがどこまでも続く。上流部は崩落の影響で若干荒れているが、見ごたえは十分である。Co370二股とCo410二股の間にあるゴルジュは、右岸からへつる。Co480二股には左股にケルンとピンクテープがあり、こちら側へ入る。
Co480二股〜登山道合流地点：傾斜がぐんときつくなり、加えて読図が難しくなる。色んなルートが取れるらしいが今回は、Co590二股は右へ、直後の二股は左へ、そのすぐ上流側のT字路状の二股を右へ入った(ここを直進方向左股に入ると少しラクらしい)。以降稜線へ向かって、急傾斜の滝をいくつも越えていくが、足場が非常に悪い上に傾斜が緩むことがないので、相当な緊張感がある。かなり怖かった。かつて残地ロープがあったと思われる巻き道は、ロープが取り外されていたので、今後このルートで行かれる方は気をつけてください。Co750辺りで左手の岩場に沿って踏み跡があるので、これをトラバース気味に辿っていくと、ようやく登山道に合流する。頂上までは20分ほど。
北尾根コース：最近になって復活したコースらしい。頂上直下と登山口付近では若干笹が覆いかぶさっているが、それ以外の箇所は歩きやすく道迷いの心配もない。

当然このルートに限ったことではないが、事前に地形図をしっかり読み込んで山行に臨むことが重要です！

写真

沢登りの単独行は今回が初めて。期待と不安が交錯する。

確かにこれでは通行は難しい…

入渓地点から。いきなり絶景のクライマックス！笑

エメラルドブルーの水と真っ白な岩盤…

自然の造形美ってすごい。

秋の訪れを感じさせる所も。

上流部へ行くと地質が違うらしい。

親子みたい。

Co480二股から急に厳しい渓相になる。

休めそうな場所もないし、足が攣りそう…

随分と高度を上げたもんだ。

巻き道をみつけ、安堵。

待望の登山道に合流！

裏沢源頭部の紅葉…よりもキツイ傾斜の方に目が行ってしまう。

誰もいない山頂。

北尾根コースを下山。フェルト足袋だと滑る。

コース上唯一の標識が読めないw

かわいいキノコ。

登山口に着く直前で一ヶ所崩落があるので注意。

思いの外早く下山できた。せっかくなのでオロフレ山へも足を伸ばしてみよう。

感想

holstein425

試験期間＆車の修理を経て、1ヶ月振りの登山でした。かなりブランクが空いてしまいました。

今回は、少し遠く登別まで遠征し室蘭岳とオロフレ山へ登って来ました。室蘭岳へは、以前から気になっていた鷲別来馬川裏沢を遡行。すばらしい沢でした。ただ源頭部の詰めでちょっと危険が多いので、あまりビギナー向きではないのかもしれません。複数人で行動するならザイル必携だと思います！

何はともあれ、無事に下山できて満足な山行でした。

オロフレ山の記録はこちら↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-728457.html