生田緑地
- GPS
- 00:54
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 227m
- 下り
- 226m
コースタイム
- 山行
- 0:43
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 0:53
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
4月の青梅高水トレイルレースで左足首の捻挫をしてから6か月たつが、まだ違和感が有り、長距離のアクティビティが厳しい。いろいろ踏んだり蹴ったりのここ数ヶ月で山には行けない身体とわかっていながら、山にはいけない。そうだ、隣町にある生田緑地に行こう。
フォロワーが、少し前に行かれていたのを参考に出かけてみました。
普通に歩けはしますが、ちょっと凹凸があったり、階段とかだと、不安定な箇所は少し心配。まだ左足の痺れが治りません。
キッチリと整備されたみちが続きますが、未舗装の道や丸太階段が出て来るので、安心。数か所通行止め箇所があります。
過去にはここで、凄惨な事故があった。
生田緑地のメタセコイアの林、岡本太郎美術館近くにある慰霊碑。そばに「ローム斜面崩壊実験事故慰霊」と書かれている。1971の事故で、研究者や報道関係者15人が犠牲になった。 この事故の2日前から、国立防災科学技術センターと関係機関が「ローム台地における崖崩れに関する総合研究」として、放水による降雨実験を続けていた。がけ崩れの仕組みを解明するため、「どのくらいの雨量でどのように崩壊するか」を調べる実験だった。事故当日の午後3時半ごろ、目的の「崩壊」が起きた。しかし、崩壊規模は想定を上回り、斜面を下った泥流が関係者を飲み込んだ。
崩壊実験を行った場所は、1958年の狩野川台風による崩壊土と、1968年の遊歩道工事による捨土で覆われていた。これらの堆積状態は、固い地山より隙間が多く、透水性もよく、吸水で強度が低下しやすかった。実験で崩れた土は一瞬にして液状化し、防護柵を越えた。
川崎市の災害概要にも「過去の大きな崖崩れ災害」として記載される同事故。多摩丘陵一帯は昔から崖崩れの危険と隣り合わせで、実験は宅地等の防災のためだった。当時の調査で、市内の「崩れそうな崖」は188カ所あり、525世帯が危険な環境にあったという。いま、多摩区の土砂災害警戒区域は179区域、特別警戒区域は136区域。この事故に限らず、数ある災害の教訓を生かした対策が不可欠だ。
緑地内を歩くだけで4座ゲットできます。
暑さと、不調でよろめく自分に、まだまだ山は遠いなと思った1日だった。
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