雨降山・権現山・扇山

2010年04月11日(日) [日帰り]

• GPS: 04:14
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,349m
• 下り: 1,351m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:14

9:55 不老下バス停
10:54 ゴウド山
10:59 和見峠
11:20 雨降山
11:33 ナベワリ沢ノ嶺
11:38 大窪沢ノ頭
11:56 権現山
12:19 浅川峠
12:30 曽倉山(マルガ頭)
12:54 13:05 扇山
13:14 13:15 三境
13:22 13:23 荻野・犬目分岐
13:26 13:27 犬目丸
13:37 13:38 荻ノ丸
14:09 不老下バス停

ルートは「らくルート」にて作成。時刻や撮影日時も手修正しているため実情報とは相違があることに留意。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

不老下停留所を基点に周回

コース状況／危険箇所等

■棚頭〜雨降山〜権現山
一般ルート。道標は少ないが道は整備されている。
棚頭から雨降山は林道部分を除いて登り一辺倒。雨降山はトラバースしてから山頂を踏む方が楽。

■権現山〜扇山〜萩野
一般ルート。権現山〜浅川峠の下り、扇山〜三境はザレて一部滑りやすい。
荻野丸（794m点圏峰）から八幡神社まではバリエーション。基本的に尾根を忠実に辿る。薄いが踏み跡はあり。下部はビニールパイプが並走するので目印になる。

写真

4/11 10:16

＜登山口＞
集会所のそばにある登山口。十字の指導標が特徴的だけど初めて見たので最初はそれと気付かなかった。

4/11 10:51

＜林道和見棚頭線＞
棚頭の集落からは急登が連続。暗い林の中、息を切らしながら登っていくと突然林道に飛び出す。手持ちの昭和61年度版の地形図では林道が繋がっていなかったので驚いた。

4/11 10:51

ここまでの急登がきつかったのでゴウド山は踏まずに雨降山へと向かう。

4/11 10:53

林道よりこれから登る雨降山。アンテナがあるのでよく目立つ。

4/11 10:56

林道の本線と合流し再び尾根道へ。

4/11 11:20

＜雨降山山頂＞
よく整備された坂道を登っていくと山頂直下から登山道がトラバースして西側に流れていくのを確認、雨降山のアンテナ目指して直登。

4/11 11:21

一帯は電波中継施設になっている。植林の中をずっと登ってきたので開けて気持ちがいい。

4/11 11:21

山名板はなく道標に書かれている。

4/11 11:32

権現山直下までは打って変わって穏やかな山道が続く。道中状態の良い馬頭尊の石碑を見た。

4/11 11:43

＜王勢籠神社＞
権現山直下に鎮座し、日本武尊を祀りオオカミの護符を授与するお宮。ここから山頂まで短い急登になる。

4/11 11:46

＜権現山山頂＞
雑木林を抜けだすとそこが権現山の頂上だった。北の眺めが良い。写真ではちょっとした小平地に見えるが実際は尾根道の一角といった雰囲気で手狭な印象を受けた。

4/11 12:19

＜浅川峠＞
権現山直下の滑りやすいザレを跳ぶようにして一気に駆け下り鞍部の浅川峠へ。ここから300m近い登り返しが待っている。

4/11 12:55

＜扇山山頂＞
ペースを落とさず扇山にも登れてしまった。先週も登ったばかりの扇山だが、北側からの登頂は縦走感があった。

4/11 12:56

権現山の北の眺望に対し、扇山は南に眺めが良い。けど雲が出て富士山は裾野だけしか見えなかった。

4/11 13:29

＜犬目丸山頂＞
扇山直下の急坂を下りて三境を過ぎると穏やかな道に変わる。

4/11 13:32

尾根筋にはヤマザクラも。

4/11 13:55

＜八幡神社＞
794m点の萩ノ丸の先から破線路を辿って萩野の集落に下りてきた。

装備

MYアイテム

へるにゃん

重量：0.18kg

感想

へるにゃん

先日の扇山で標高1000mを超えたので、次はもう少し高い権現山を目指すことにした。権現山は標高こそ1312mと扇山と比べてもそう突出して高い山ではないが、中央本線の車窓から見る山容はそれ以上のように見え、果たして登れるのだろうかと不安にさせるような絶妙な遠近感をもって横たわっている。

棚頭からのルートは眺めがないのでとにかくペースを崩さず登り続けることに注力した。中段にある林道から覗いた雨降山はまったく近付いていないように見えたけどあまり気にせず黙々と登る。アンテナの並ぶ稜線は眺めこそなかったものの、想定よりも随分と早く上がってこられた事でかなり気が楽になった。そこからは道も良く、ガイド本で見た通りの王勢籠神社に感心して歩いているうちに権現山の頂上に立ってしまった。梢越しの奥多摩方面の眺望や意外な高度感、それに計画よりも随分と巻きだった事に満足して狭い山頂の事はあまり気にならなかった。

権現山に着いたのはお昼前。まだ歩けそう、と思うや否や扇山に足を向けた。さすがに扇山の最後の登りは足にきたけど道の良さに助けられた。最後は萩ノ丸からのバリルート下降というおまけ付き。今同じルートを同じペースで歩けと言われたらちょっと自信がない。