岩櫃山 密岩通り
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 435m
- 下り
- 476m
コースタイム
天候 | 晴れ 風なし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り 群馬原町駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
落ち葉、岩場、天狗の架け橋 |
その他周辺情報 | 岩櫃城温泉 |
写真
感想
久しぶりの岩櫃山に行ってきた。密岩通りはこの山の最大の難所である。はじめから急登で落ち葉と乾いた土がすべりやすい。ついで岩場が加わるといよいよ登りが苦しくなり、危険度も増す。そうしたところに天狗のかけ橋が目の前に姿をあらわす。これは左右が切り立った崖であたかも岩の橋がかかっているような岩場である。一歩足を滑らせばアウトだ。初めての人はこちらを下山ルートにしないことを強くおすすめする。無事かけ橋を越えるといくつもの切り立った鎖場を経て山頂に至る。その途上弥生時代の墓地遺跡を見ることもできる。これの出土品は現在東京国立博物館平成館にて展示中だ。山頂に立つとすばらしい眺望と紅葉、青空のコントラストが美しい。天気も榛名山以南は曇っており、谷川岳にも雲があり吾妻郡を中心とした地域が晴れていたとわかり気分も心地よかった。そののち東の峰に行き小休止を取って岩櫃城を目指して下山した。その途上尾根通りを歩いたが、ここもまた紅葉が見事だった。黄色と赤、ときどき緑のコントラストがたまらない。今まで三回来ているが四回目となった今日が一番きれいかもしれない。また岩櫃城も今までよりか格段に整備されており、大好きな竪堀が丸見えだった。その後岩櫃神社に参拝の後、東の木戸を通り発掘調査地を横目に番匠坂を下った。なんと灯篭は寛永年間に建てられたものらしく江戸初期にはすでに岩櫃山の信仰があったことをうかがわせる。
今までの岩櫃登山とは一味違った山旅で十分に楽しめた。ただ三年前と違いかなり登山者数が増えてきている。来年は大河ドラマの影響でもっと増えると予想され、この山の楽しさはもとより危険さも周知していかないといけないかもしれない。
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