「みねいちご」から湯ヶ峰までのお散歩 〜二年前の「断念」を振り返る〜

2024年12月07日(土) [日帰り]

• GPS: 04:13
• 距離: 15.6km
• 登り: 956m
• 下り: 981m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:29
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:24

距離 15.6km 登り 956m 下り 981m

10:40 スタート地点
12:50 12:52 湯ヶ峰登山口駐車場
13:01 13:08 湯の平（湯壺跡）
13:27 14:13 湯ヶ峰
14:28 14:28 湯ヶ峰登山口駐車場
16:03 ゴール地点

天候

曇り。最寄りの車道に設置された温度表示は３℃
途中から雨がパラつき、ところにより小雪舞い散るも
終始、無風に助けられる。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【駐車場所/縄文公園】
https://www.gero-spa.com/spot/detail.php?id=16&category;=&area;=
【湯ヶ峰】
https://www.gero-spa.com/spot/detail.php?id=53&category;=&area;=

コース状況／危険箇所等

湯ヶ峰登山口までは、舗装路故、
轢かれないように。
湯ヶ峰登山口から湯の平までは、ザレ場。
湯の平から山頂までは、
膝下丈の藪が隠すコースを見失い、
山頂方向に直登してコース復帰。
途中から、滑落注意のコースが細くなり、
藪が隠してくるのでトレッキングポールで
確認しながら進む。
山頂に小屋あり。
てっとり早く山頂へは、
登山口から60〜70m進んだ右手にある表示から
向かわれると良い。

その他周辺情報

下呂温泉には、銭湯もあるが
雨の降りが強まったため、入らずに帰宅。

写真

12/7 10:41

無風の曇り空。
二年前の我が断念を、
上書きせんがために。

12/7 10:44

♪おひさしぶりっこ
ぶるぶるぶりっこ

〜山田邦子がバスガイドの格好して
歌ってた曲から〜

12/7 10:48

もっとはじっこ歩きなさいよ！

いやでーす。
このはし（端）わたるべからず。

12/7 11:00

そして、城平物見台。
よく、
近くのお肉屋さんで買ったお弁当を
食べるためだけにここまで来たもんだ。

12/7 11:02

なんど
見晴らしたろう。この眺め…

12/7 11:03

12/7 11:03

鉄製の階段は滑りませんが、
二階の濡れて陽に当たらない
木床は、ツルツルなので、
雨雪の時は注意なのも、
変わらないなぁ…

12/7 11:04

♪けれど〜　ごっでぃ〜
　お前は〜　来たんだ〜
　断念をたずね〜　この〜道を〜
　さあ！出発だ！
　いま〜　陽は昇らない〜
　チャンチャチャンチャン
　チャンチャチャンチャン　チャーン

12/7 11:06

ここら辺で
元旦煮炊きしたりしたこともあったなぁ…

12/7 11:25

舗装路に出る前に暑くなり過ぎて、
ノマドパーカーとレインウエアを
脱いで、メルカリで購入した
サーマラップジャケットを
アウターにした。

復路は、小雨のため、
その上にレインウエア。

12/7 11:42

お正月を想起させる赤い実。
（南天？知らない…orz）

12/7 11:55

12/7 12:01

自分の足で歩いて、
下呂市と中津川市の境にある
舞台峠の看板を初めて見た時、
胸が熱くなったぁ〜♪あのひ〜

〜乾杯　長渕剛〜

12/7 12:02

同型色を塗り重ねても深みは
出てこない。
相反する価値観を自分の中に
落とし込めた分だけ、
人は深みを得られるのだと、

内なる声に耳を澄ます。

12/7 12:16

気温に変化はなくても、
進む先に雪の気配。

12/7 12:22

雪の気配…

12/7 12:24

たしか…
この曲がり角の向こうで
２年前…

12/7 12:26

雪に断念して、
道の真ん中でおでんを温めていたら、
走ってきたジムニーにびっくり
させられたんやったなぁ…

12/7 12:30

向こうに見える
木々の緑をあしらうグラニュー糖。
きっと、そんなに甘くない。

12/7 12:39

行く手にもグラニュー糖。

12/7 12:50

登山口到着。
駐車車両皆無。

12/7 12:51

案内の外から歩いて参りました。

12/7 12:53

オンロードからオフロードに
切り替わって、ややアゲ。

12/7 13:01

湯の平。
湯壺跡はわからず。

12/7 13:06

膝下丈の藪が隠す山頂までのルートを
ストックで確認しながら探し歩くも

12/7 13:09

私の前に道は無い。

チェストー！
とひとり叫びながら、
山頂方向へ直登（ちょくと）。

12/7 13:12

チェスト（直登）を振り返るも、
私の後にも道は無し。

12/7 13:13

ルートみっけ！

12/7 13:14

落ち着いて見れば、
ルートらしき面影があった。

何事も正解を知るまでは、
藪の中。

12/7 13:19

ルート左手が谷側急斜面につき

12/7 13:24

振り返るとこんな感じ

左トレッキングポールでルートの谷側
を確認しながらその内側に足を入れて
歩くという勝手攻略法を編み出す。

12/7 13:28

雪雲と無風に出迎えられる。
ありがとー。

12/7 13:32

志村！うしろ！うしろ！

って大概、
ビビらされるパターンなのに、
感謝するパターンもあるのね。

12/7 13:33

ありがたく、おじゃまします。

12/7 13:47

♪靴も脱がずに昼食
　アドリブ歌って湯ヶ峰

12/7 14:02

♪やっぱり〜忘れられない〜
　変わらぬ〜やさしい景色で〜
　わたしを〜包んでしまう〜
　ダメよ　弱くない！

〜　別れても好きなひと
　　ロスインディオス＆シルビア〜

12/7 14:18

レインウエアーを羽織って
山頂を後にして、
サッサと気をつけて帰ります。

12/7 14:26

登山口から60〜70m進んだ先に
分岐点はあった。
インスタントに山頂目指されるなら
こちらを。

12/7 14:45

二年前の断念を上書きし、
通り過ぎるわたし。

12/7 14:49

12/7 15:01

ここから、
空谷山（下呂御前山）の登山口まで
３kmもないそうな。

赤線つなぎしたくなった 。

12/7 15:11

♪真っ赤だな　真っ赤だな
　なんかの葉っぱも真っ赤だな
　知らない葉っぱも真っ赤だな

12/7 15:13

雪と紅葉。冬と秋を
行き交う私は、時の旅人。

んな訳はない！

12/7 15:15

二年前の１月８日にここを通って、
雪で断念して戻ってきたモンです
けどね、今日は、目的を果たして、
無事に戻ってこれました。

ありがとうございました。

12/7 15:33

二年前にね…

12/7 15:36

12/7 15:40

さて。
見晴らし台に、お別れのあいさつ
してこか。

12/7 15:45

最後にもういちど。

12/7 15:45

南を向いては、望郷の念を抱き、

12/7 15:46

北を向いては、現実と向き合わされる

12/7 15:49

そんな物見台を後にして
歩を進める。

12/7 16:01

12/7 16:01

おじゃましま…

せん。

12/7 16:02

ふもとは、雨足が強まってた。

過去の断念を上書きした自分を
温泉でさっぱりさせずに
そのまま持ち帰ることにした。

撮影機器：

SC-02J samsung

装備

個人装備

DABADA アルミ製トレッキングポール 靴下 #1129547ワオナブーツワイド #1107698サポーテックタイツ ワークマンWP002A4D防水ストレッチ デニムパンツ 【常着】オタフクJW-522ロングスリーブクルーネック 【常着】オタフクJW-275ハイネック 【常着】#1101539サーマラップジャケット 【常着】ヘッドタオル 【常着】#1128627メドーハット 【常着】ワークマン防風防寒グローブ 【山頂】#1106451ノマドパーカ 【復路】#1128266レイントレッカージャケット ヒマラヤでいつ買ったか分からんレインパンツ スマホ＆スマホバッテリーホルダー スマホバッテリー バッテリーケーブル スマホ ヘッドセットEdifier Neobuds Pro DEUTER+FUTURA32 【半残】左 valor select お茶500ml 【半残】右 温かいほうじ茶 濃いブルーベリー飴 ポンジュース飴 【未開封】カロリーメイト バニラ味×２ ヘッドライトGENTOS+HW000X 単３乾電池×３ 単３乾電池×３（予備） アルコールティシュー ゴミ袋 救急セット マスク キッチンペーパー カイロ ゴミ袋（予備） タオル×２ 熱湯入り水筒 玄米飯 カップヌードル味噌 缶詰 とりたまご大根 Fortnum & Mason アールグレイクラシック カトラリー チタンマグ ステンマグ 鍵束 財布

感想

ごっでぃ

「みねいちご？　なんすか？
そんないちごあるんですか？」
　峰一合遺跡、下呂温泉合掌村から県立下呂病院の奥に
ある縄文公園のことを現地の方はそう指した。


　自分の車に単身生活に必要な家財道具を積み込み
バックミラーを無効化させて、スーツ姿で夜明け前
に出発したあの日から前の思い出は、自分の中で
遠くなっている。


　「みねいちご」の物見台は、おだやかに自分を
振返る時を幾度も過ごした大切な場所だ。

　クリスマスに雪が降って明けた正月に、はじめて手に
したトレッキングポールで、物見台の先へと足を踏み
入れた。途中の上り坂に積もった雪に何度も足を滑らせ
ながら、歩を進めるも、腰下まで積もった雪に行く手を
阻まれ、断念して帰宅した。


　人生には、大なり小なり断念がある。
　この断念は、私にはさほどのことはない断念だったが、ちょうど３年前に白内障手術でお世話になった眼科
に診察してもらうため出向くついでに上書きしておこう
と考えたのだった。

　過去の自分と向き合い、現在の自分に手応えを感じ
たいなら、断念や挫折や失敗を記憶しておくといい。
成功から教訓は得られづらいから。
　と、縄文公園の竪穴式住居は、歴史の大切さを語って
いた。
　んな訳はない。


　断念を上書きした私が得た教訓は、

　ゲイターしとらんから、靴の中に雪入って、
靴下濡れとるのに、替えの靴下持っとらんし、
山頂に小屋がなかったら、どやって座るんや？

だった。


【断念】湯ヶ峰までのお散歩
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