船形連峰 船形山 (旗坂野営場からピストン)爆風の山頂
- GPS
- 07:17
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,057m
- 下り
- 1,057m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れのち曇り(次第に風強く) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R457→県道147→旗坂野営場 舗装路ですが所により荒れています。 所により凍結箇所あり。 ■駐車場 除雪終点に駐車。旗坂野営場より100m程手前です。駐車出来て4,5台程度。 除雪終点よりも手前にも2,3台停められる箇所あり。 除雪終点手前から圧雪になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 今回はYAMAPで提出。 旗坂野営場に登山ポストはありますが冬季閉鎖中(?) ■ルート状況(2024/12/21時点) 装備:冬靴、スノーシュー、12本アイゼン、ハードシェル、ポール、ピッケル、冬用グローブ、バラクラバ 12本アイゼン、ピッケルは使用せず。終始スノーシュー+ポール使用。 駐車場から雪が繋がっています。歩き出しからスノーシューで下山まで装着していました。藪は概ね埋まっています。先行者2名のトレースがあり大変助かりました!ありがとうございます。序盤はスノーシューで踝程度ですが10番台になるど積雪が増し脛程度。升沢小屋は入口の雪を掻いて入る事が出来ました。小屋から先の沢はまだ一部が埋まり切っていません。渡れる箇所の見極めが必要です。直登の尾根もまだ末端からは歩けません。ルーファイしながら7番辺りから直登尾根に乗り上げました。直登尾根は藪は埋まっており序盤はラッセル、森林限界を越えると締まっている箇所もありますが基本はラッセル。山頂直下の稜線はハイマツ、石楠花が完全に埋まり切っておらず踏み抜きが多かったです。この日は1400m付近から視界不良と強風。特に山頂は超爆風でまともに立っていられない程。写真を撮って下山に向かいましたが視界不良で直登尾根の方向が掴めず難儀しました。直登尾根の上部は広い雪原になっていますので視界不良時に歩かれる方はお気を付けて下さい。 |
写真
感想
会社から眺める船形山が真っ白だったので今季初の船形山へ。テンクラCの強風予報なので行けるところまでの気分で出発。駐車場から雪が繋がっており歩き出しからスノーシューで。先行2名のトレースをありがたく追わせて頂きます。ブナと青空を眺めながら登ります。15番辺りから山頂方面が眺められるがその時点で山頂付近には不穏がガスが…。12番以降、トレースが無いと右に流されてしますが今日は的確なトレースがあり升沢小屋へ。小屋へ着くと山友さんと再会。入口を雪掻きして中で休憩しながら作戦会議。沢は一部穴が開いておりブリッジが安定している箇所を探しながら尾根へ上がる場所を探す。丁度7番辺りで再びブリッジを渡りそこから尾根へ。尾根は藪が埋まっておりラッセルしながら徐々に標高を上げると森林限界突破した辺りでガス帯に突入。尾根は歩き易かったが視界不良で地図を確認しながら山頂方面へ。そして次第に風も強くなってくる。あとちょっとがなかなか遠く、稜線に乗ると体が持って行かれる爆風とハイマツ&石楠花が埋まっておらず踏み抜き多数。やっとの思いで厳冬期の船形山登頂。一瞬見えた青空でエビの尻尾が成長中の山頂標柱を写真に収めたら長居は命に関わるので下山開始。下山もなかなか大変で位置とルートを確認しながら進むも右へ左へ流されて全然思い通りに歩けない…。夏道の沢方面から尾根方向へトラバースしながら軌道修正しなんとか復帰。無事升沢小屋へ着きホッと一息。あとは歩いて来たトレースを辿り無事下山。小屋から上部が登りも降りもなかなか大変でしたがなんとか無事に登頂&下山出来ました。厳冬の環境を体感出来たのは良い経験でした。ありがとうございます。
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