熊野古道day2中辺路【継桜王子から熊野本宮大社、大斎原をへて川湯温泉】世界遺産歩き
- GPS
- 09:50
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:50
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
DAY2
楽しかった宿Guest house MUIさんを後にして、もう一度継桜王子へと戻る
前日に訪れていたが暗くなってしまっていたのでなんとなく印象がイマイチたったので、そこからのスタートとしたかった
継桜王子から少し降ったところには野中の清水がある。まずはそこでこの日1日の水分をボトルにいただいた。そこから上の道まで登ると継桜王子に着く。
道の脇にある鳥居をくぐったら急な階段が続いてる。その両脇には立派な杉の木が並んでて入り口近くの杉が一段とデカい。野中の一方杉がこれなんかな?確かに南方向となる入り口に向かってしか枝が伸びていない。
見上げて写真を撮ろうとしたら階段から転げ落ちそうになった。気をつけて!😅
さてここからは小さなミッションがある。昨日無くした右手の手袋探しの旅だ
昨日、宿まで行く途中曲がるところを行き過ぎてだいぶ向こうまで行ってしまったその道で多分落としたんだ。
ここで見つかるか見つからないかがこの旅の良し悪しを分ける!
落としたであろうポイントに行き着くとやはりそこに落ちていた。無事回収、持ってるわオレ。(このあとも手袋を2回無くしてその都度見つけたぞー🙌)
ここから発心門王子までの5〜6時間(約14km)の間は店などはもちろん自販機すらも何もない。宿で弁当を作ってもらい🍙それを途中で食べる。
宿では「見越峠に休憩所かあるからそこで食べるといいよ」と教えてもらった
この区間は何年か前の台風で本来の熊野古道ルートが崩壊してしまったそうで通行止めのため迂回路を通る。この迂回路もなかなか雰囲気があっていい道だったけどこれのピークへの道が一番キツイ。そしてその前後にも草鞋峠と見越峠がついてくる。
3つピーク越えたらあとは下り基調で本宮へと言う感じだけど、山深いルートを登り下り繰り返しながら進むのは結構ハードです
前日よりは少し寒さも緩んだので少しだけ元気に進んで行くと見越峠にトイレも併設された立派な休憩所があった
朝、私の方が同宿のご夫婦よりも先に発っていたがより道してたせいで後ろから歩いていたようで、ちょうど休憩所でお弁当を食べ終わったご夫婦とすれ違いとなった。もう一度挨拶できて良かったわー☻
休憩所で弁当食べてると後から2組到着してきて、同じように弁当食べていた。やはりここが定番の弁当スポットとなっているみたいだ。
おひとかたはテキサスから来たと言ってた。カタコトの英語で少しコミュニケーション。もうひと組は中国からきたグループのようだった。
同じルートを同じ方向へみんな歩いてるから、1日目2日目ともなんとなく何処かで会いましたね、テキナ感じがあってそれもまたこの旅の良さかなーと感じた。
止まってるとめちゃくちゃ寒いので、日向に出て少し体を動かしながら弁当を食べ行動食も食べて元気になったところで本宮まで残り10kmくらい距離的には中間地点だけど、ここからはほぼ下り基調。あとは鼻歌歌いながらのんびり行っても良い道なはず☻
歩き出して少し行くと向こうから歩いてくる方がいる。「え?そんな人いる?」と思って声をかけたらどうやら追い抜きのために道を開けてくれていただけみたいだった。
なんとなく合流して少し話しながら歩く。
すごく流暢な日本語でしばらく気が付かなかったけど、日本に8年住んでらっしゃる台湾からの方でした。
結局その方とは本宮までお話ししながら歩かせてもらったけれど、普通に日本語の看板も読んでるし話してても違和感無いし日本語あやつるの上手すぎました。それだけでなく中国語英語も操るから、道すがらとてもインターナショナルな交流を楽しめて良かったです。
発心門王子に着くと急に観光地ぽくなり、トイレも頻繁にあるし案内も丁寧になる。
ここから本宮までちょっとだけ熊野古道歩きすると言う観光案内も多いようでずっと歩いてくるとここで下山した安心感がある。
それでもここから本宮まてはまだ7kmほどあるのでしっかり楽しみながら歩けます。
しばらく行くと1日目に滝尻まで行くバスで見かけたなぁという方がいたので声をかける。トルコの方でした。
日本語は話せない方だったけど台湾バディがいたので、そのまま3人で本宮までの残りの道を歩いた。なかなかこんなにインタナショナルな経験ができる山歩きも貴重だわ🇹🇼🇹🇷🇯🇵
話しながら歩くとあっという間に本宮に着いた。お参りして牛王神符を買い大斎原おおゆのはらへ。
その前に腹が減ったので門前にあった喫茶店で遅めのランチ。お値打ちで美味しい定食が食べられた。大斎原を巡ってグループはそれぞれの宿へ。私は川湯温泉に宿をとっていたので更に5km程行かなきゃならない。
この日も宿に着く頃には真っ暗となったが、宿の温泉で温まり、近くの店でうどんを啜った。
隣の席のオランダ、アムステルダムから来たと言う方としばらく話してから宿に戻り、ヘトヘトなので気を失うように寝た。
DAY3に続く
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