伊豆の美しい画廊 ★東浦路と信仰のお山・民宿5泊6日
- GPS
- 768:00
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 1,231m
コースタイム
2日目 元日:ハリスの小径〜須崎遊歩道〜恵比寿島〜柿崎(吉田松陰踏海の碑)
3日目 2日:白浜〜高根山(343m)〜板戸浜
4日目 3日:ペリーロード〜田牛〜タライ岬遊歩道〜田牛
5日目 4日:今井浜〜片瀬山(166m)〜河津城山(181m)〜今井浜
6日目 5日:下田港(別れの汽船のりば跡)
それぞれの経路へは白浜の民宿からチャリ移動
天候 | 暖かな晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
帰り: 〃 ・ロードチャリ持参 ・ベースキャンプ:下田市白浜の民宿「喜恵門荘」に5泊 |
写真
装備
個人装備 |
ロードレーサー+SPDペダル(歩ける自転車靴)
長袖3枚
短パン+ストレッチタイツ
トレッキングポール(シングル)
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感想
伊豆は詩の国であると、世の人は言う。
伊豆は日本歴史の縮図であると、或る歴史家は言う。
伊豆は南海の模型であると、そこで私は付け加えて言う。
伊豆は海山のあらゆる風景の画廊であるとまた言うことも出来る。
ーーー伊豆序説ーー 川端康成(改造社 日本地理体系 昭和6年2月)
元日を挟んで同じ民宿に5泊の滞在。
80代の女将に聞けば、通常は最大でも2泊が限界で僕のような人は見たことがない。という返事であるのだが、川端先生に触れたことがある人なら1ヶ月2ヵ月の長期滞在は珍しいことではないと解って頂ける。と言へば
いやいや今の時代には珍しい。。と
これはまさに良くも悪くも日本の流れで、マザーテレサが言う「日本は電車が遅れないので遅刻が許されないのですね」というウイットの裏そのもので
※僕はこれを黒マザーと呼んでいるのですが・・(^^ゞ
初期の富岡製糸場は電気がなく太陽光の光彩のもと作業していたので、通電の暁には残業や夜勤が発生し生産量が増加するという、ヒトの体内時計を狂わせる事象が発生するのでありました(^^ゞ
■ベースキャンプ(高齢者経営の民宿 喜恵門荘)
正直に言いますと、リゾートに憧れた不倫中年や若いカップルは来ません。そういう人は星野なんとかに行きますw
※逆に僕は人と係れない星野なんとかには行きません。
んでこの喜衛門といふ民宿はライダーズハウスと似ているかもしれませんが
主が伊勢海老漁師・女将が料理好き、、さらに部屋食(上げ下げセルフ)が売り
・女将さんから。食べたいものある??
連泊しているので料理に気を使ってくれた。同じものを出さないように
そこで元日の晩御飯に出た”伊勢海老の味噌鍋”をトマトでやってくれと言った。味噌をトマト缶かトマジューに換えるだけ野菜はそのまま・塩&ニンニクでいいから・・
予算オーバーなら伊勢海老の代わりに白身魚か粗でもいいいよ
タライ岬から宿に戻れば、完璧そうなトマト鍋が → 即点火w
伊勢海老&ブダイ&浅利 うまうま ”(*>∀<)o(酒)"
■連泊スパイスの数々
・棋譜並べ
昨年の名人戦(VS豊島九段)と竜王戦(VS佐々木勇気八段)を再現。
※配信画面では腹に入らない。。
十代の頃より棋力が上がってるかも(^^ゞ
・民宿・旅館のご飯
量が多いですぅ〜
連泊するなら減らすように申告するか、お昼ご飯に廻す僕のようにお弁当にするのがいいですね。傷まない様な配分や塩or梅干を使う、夏なら保冷剤など工夫は必要。
・テルモス派のお茶
お湯の調達〜僕は火器を持たないテルモス派ですがベースキャンプが民宿ならモーマン鯛w
■河津(片瀬山)昔の火葬場
5日目。昔(明治〜昭和中期)はこんな炉で火葬していたのですね。
扉は鉄で炉は煉瓦。
※下田の多々戸浜で生成された鉄?煉瓦は深谷あたり?
いづれにしろ僕たちもここに入るのかと思ふと、この炉に入った見もしない先人に畏敬の思いを抱かずにはいられないのであります。
近くに明治30年と刻まれた幼子抱く地蔵様が安置されていました。以前は死亡率が高かったが、お母さんにとっては”率”なんて糞くらえで
■下田と河津
空気違うよね。。
下田は陽気。河津は厳か。
・河津は港も貧弱で漁場も少ないし田圃もない。江戸時代は天城杉の出荷。
河津 = 天城・湯ヶ島・修善寺が付いて回る。それはそれで渋い(^^
・下田は平野部が広く天然の良港を持ってる都市・伊豆の第一人者(^^
民宿連泊
結局は人to人 交通便や眺望ではなく女将との相性に尽きる (⋈◍>◡<◍)。✧♡
連泊するとしがらみが出来てしまうのもある意味楽しいか(;^_^A
■瞳を閉じて
コメント
この記録に関連する登山ルート
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Honocaさんらしい旅でいいですね。
面白そうな山とか遊歩道が多くて、伊豆の先端の方は未知の世界なので写真だけでも十分楽しめました。
ほんと贅沢ですね。。( -_-)=○)゚O゚)
半島や離島に馴染んで思うことは、そこを出て首都圏に行く人が多いことと、この時期・お正月に戻ってくることで、
特にこの地域は交通の便が悪いのと海と山が絶景ということもあり、ジモピーとの会話も増えますw
独りよがりのレポにならずに楽しんでいただいたこと、喜びでありますよ
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