天草の観海アルプス縦走
熊本県
shiobaru
体力度について
- GPS
- 10:10
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,459m
- 下り
- 1,805m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 10:06
| 天候 | 晴れ，後に薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大部分が九州自然歩道のよく手入れをされた路． |
| その他周辺情報 | 下山後は，スーパー銭湯のスパ·タラソ天草で汗を流しました．600円ですが，たまたまこの日がシルバーデーとのことで480円になりました． |
写真
二弁当峠の旧トンネルを超えて行きます．新トンネルが東側に掘られれていて廃道になったようです．観海アルプスの縦走路なので歩行者専用にしたのかもしれません．
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白嶽．この辺りの縦走路はこの車道と付かず離れずなので，up-downがない車道を歩いた方が縦走路よりも早く歩けると思います．
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白嶽ジップラインのゴールデッキから見る白嶽のスタートデッキ．ジップラインとは，写真左上のラインをハーネスを付けて300m空中滑走する施設です．
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蕗岳分岐の北に下ると東屋があります．ここから北を見ると残りの金毘羅山（送電線の向こうの山）が見えます．左上の低い山がゴールの高舞登山かな？
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
ストック
カメラ
|
|---|
感想
天草に海を見ながらの観海アルプスがあることを知り，暖かくなったら縦走しようと計画を立てていました．しかし，山行記録を調べているとマダニが多いとか．
（https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-130638）
天草ではマダニによる日本紅斑熱や重症熱性血小板減少症候群の感染が複数報告されていますので，怖くなってしまい，縦走をするならマダニが活発化していない寒い時期にすべきと，今冬最後の寒波後の天候が穏やかになったこの日を選んで福岡から上天草に行きました．実際には大部分の九州自然歩道は幅が広く草に体が触れることもないので（4番目の写真参照）あまり心配をしなくても大丈夫そうでしたが，三ツ岩，烏帽子岳，念珠岳などのピークに行くには九州自然歩道から分かれてシダや草をかき分けて登る必要があり，暖かくなってからのマダニ活動期には怖い思いをするかもしれません．
この縦走路のヤマレコ標準タイムは約12時間半＋休憩時間です．春分前の日中の時間が12時間にならない2月に行動をすることを考えると，前日に龍ケ岳キャンプ場に入り翌日は日の出前に出発すべきと計画し，龍ケ岳キャンプ場バンガローに宿泊し，翌朝ヘッドライトで出発しました．
縦走路全体が九州自然歩道になっているので快適な山道です．森林浴のハイキング路といったイメージで，上り下りは階段整備がされています．そのため，階段の昇り降りが多い縦走路のイメージを持たれる方が大半かもしれません．
名前や観光メッセージ的には海を見ながらの縦走路と感じますが，実際には木々の中を歩くので，海が見える箇所は意外に少ないです．しかし，幅広い整備された九州自然歩道のせいか，明るい森林を楽しみながらハイキングをする雰囲気を味わうことができます．
今回の失敗点を書くと，第1の失敗は，大作山林道登山口に下りた時に道迷いをして20分ロスをしたことです．暗闇の中をヘッドライトで降りたこと，林道に出たところに本来とは逆向き方向へ「山頂へ」の道路標識があったこと（車で山頂に向かう人のための標識なので惑わされることが問題だったのですが），降り口に出る時の方向が次に向かう方向の逆方向だったことから勘違いをし，道間違いだと来た路を登り返してしまいました．2点目は常珠岳への西から登り口に標識がなく広い九州自然歩道を数10m行き過ぎてしまったことです．ヤマレコ地図で行き過ぎていることに気づき戻りました．山頂から下った北側の登り口には大きな指標が立てられていますので間違うことはありません．第3点は，大きな失敗で，愛用のT字型ストックを途中で紛失してしまいました．地形に合わせてI型ダブルストックとT字型シングルストックとを切り替えていましたが，ゴールに着いた時にザックに留めていたはずのT字型ストックがないことに気づき大ショック．下山後上天草警察署に紛失届を出しましたので，どなたかが見つけて全国のどの警察でもよいので届けてくださることを願うばかりです．今回途中で遇った登山者は1名だけという登山者が少ない縦走路なので不安ですが，誰かに見つけてもらえることを祈っています．
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