貝月山 揖斐高原キャンプで新雪の雪山を楽しむ

2025年03月19日(水) ～ 2025年03月20日(木)

• GPS: 06:31
• 距離: 9.5km
• 登り: 796m
• 下り: 794m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

16:10 揖斐高原キャンピングフィールド センターハウストチノキ
16:10 揖斐高原キャンピングフィールド センターハウストチノキ

2日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:00

7:30 揖斐高原キャンピングフィールド センターハウストチノキ
7:00 貝月山第一リフト登山口
7:30 第1・第2ゲレンデ・頂上 分岐
9:40 小貝月山
10:03 10:08 江美の池
10:20 10:50 貝月山
11:20 小貝月山
11:30 ヒフミ新道・長者平ルート 分岐
12:30 第1・第2ゲレンデ・頂上 分岐
13:00 揖斐高原キャンピングフィールド センターハウストチノキ

天候

3/19（水）夕刻あられ　その後晴れ
3/20（木・祝）雲多めの晴れ　無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜アクセス・駐車場＞
GoogleMAPで「揖斐高原キャンピングフィールドAFUREPPA」へ。
比較的傾斜もなく、施設直前まで道路も広め。直前200m程が狭路。
この日は凍結・積雪なし。1～3月は日帰り利用駐車代1000円。
駐車場舗装50～60台程。トイレは施設内にあります。
自販機2機。飲食料はキャンプ場売店に少しだけあり。

コース状況／危険箇所等

＜登山ポスト＞
おそらくなし。

＜揖斐高原～小貝月山～貝月山（ヒフミ新道）＞
ゲレンデ跡直登。既に雪がモナカな上、ゲレンデ跡は陥没多し。
よって踏み抜き危険です。トレースを追う、浮力のある装備が○。
そのあと林道を跨いで右手にある尾根から登山道へ。
旧第1リフト・第2リフト合流点の直下に急斜面あり。他は緩い。
尾根を辿って登るも地形的に時折トラバース気味に巻くところもあり。
見極めながら登ります。既にクラック入った上に新雪が乗っている様。
小貝月山直下はかなりの雪壁です。基本的にアイゼンが必須。
小貝月山～貝月山は小さなアップダウンを繰り返して登ります。
雪質やトレースの有無でかなり難易度が変わるルートだと思います。

その他周辺情報

＜入山前のテイクアウト施設＞
多治見市「まぐろ食堂」フードコートの一角にある。食券制。
四日市市にある「まぐろレストラン」の姉妹店。
各種海鮮丼が人気。カマ煮はおいしいがテイクアウト不向き。
https://tabelog.com/gifu/A2103/A210301/21023469/

＜揖斐高原キャンピングフィールドAFUREPPA＞
冬季プランでサイト2200円、1名1100円、環境保全金550円。
車1台分込。土日はお風呂あり。平日もシャワーなら24H利用可。
車で5分の日帰り温泉施設無料券貰えます。入湯税だけ自己負担100円。
売店ありで飲食料等少しは購入できます。
https://afureppa.jp/

＜下山後の入浴施設＞
揖斐川町「久瀬温泉露天風呂白龍の湯」大人500円。
私はキャンプ場で貰った無料券に入湯税だけ支払って入浴。
露天風呂のみ。洗い場は半野外なのでそれでもいい方はどうぞ。
駐車場8～10台程ですが利用者も少ないようなので問題なさげ。
https://www.town.ibigawa.lg.jp/kankoujyouhou/0000006122.html

写真

多治見市「まぐろ食堂」まぐろサーモン丼をテイクアウト。テイクアウトのがメニュー多いという。昼ごはん食べて移動。

テント設営して夕ごはん。ウインナー入きしめんとまぐろ食堂のカマ煮。おいしいけど、汁漏れでべとべと；

「揖斐高原キャンピングフィールドAFUREPPA」の管理棟。トイレは中ですが夜間も入れます。

ゲレンデ跡を登ります。荒れてて陥没多いみたい。踏み抜き危険です；

振り返って。

林道を跨いで登山道。ネット画像でよくみるとこですね。

尾根伝いにてくてく歩きます。この先までは先頭でした。すぐ抜かれた。

こんな感じのとこが多いです。

たまにトラバースも。新雪・深雪のトラバースって危険なのよね…。

振り返るとこんな感じ。

えっちらおっちら登ります。1人分のトレースって綺麗でよいですね。

てくてく。

雪庇は結構クラックあるようだけど、新雪乗ってて見えません。極力、雪庇から離れて歩く。

先端に先頭でトレースつけてくれた方が見えます。鈍足の私ですが意外に貝月山まで他には抜かれずでした。

雪庇が特徴的な山ですね。

振り返ってもがっつり雪庇。

小貝月山を捉えました。頂上すぐ下に大きめのブナの木見えますがここが雪壁。みなハイハイして登ってました。

もう少しで貝月山。先頭に感謝だわ。このあたりは新雪30～40センチありました。

振り返って小貝月山。

貝月山山頂。

貝月山山頂からのブンゲン。この向こう側にグランスノー奥伊吹があるらしい。

少しだけ霧氷。

霧氷越しにブンゲン。

小貝月山から登って来たルートと奥には花房山？

なかなかテクニカルな雪山でした；

近隣でシロバナネコノメソウ発見。まだ蕾は固そう。

3/15。鈴鹿。シロバナネコノメソウ。麓は見頃。

チューリップみたいなこの状態が好きかも。

南勢。シロバナネコノメソウ。まだ蕾は固そう。

3/18。東三河。アマナ。見頃。

もっさりで見ごたえありました。いつも時期と日差しが間に合わないのでこの日はいいタイミングでした。

カタクリ。こちらはまだ数株の開花。

ミノコバイモ。見頃。盗掘かずいぶん減ってしまいました。位置情報消しましょう。

感想

minislope

半休＋休日でキャンプ場からそのまま雪山へ。
前日はあまり天気がよくないっぽいけど、
日中の麓移動が基本なのでアクセスも安心ですしね。

キャンプ場は色々問題多くてがっかりでした。
日帰りだと1日1000円の駐車料金が2日分込み、
入浴無料券付（入湯料自己負担）と考えたら安いのかもだけど。
ただはじめて登った貝月山、予想よりテクニカルで面白かったです。
レコなどでは難易度低い割に展望いい的な立ち位置で書かれてますが、
ここは雪質とかトレースの有無で大きく難易度が変わりますね。
途中で先頭を変わって切り開いてくれた方に感謝です。
とはいえ、私とは装備が違うので、全く同じには歩けません。
自分はどこをどうやって歩くかなって考えるのもまた一興ですね。
登山者は15名程と展望のいい雪山としてはとても静かでした。

この日のテーマソングはうたまろ「1つ2つ3つ4つ」。
貝月山の標高1234mにちなんで脳内リフレインでした。
夏の高校野球三重県予選テーマソングだったんですよ。

コメント

junbader

minislope様
ミニさんがよく冬山のテント泊登山をしてらっしゃるのを見て
自分にはとてもできないと思ってます
今日、春の大日ヶ岳に登ってまいりました
大日ヶ岳から天狗山までは平坦なルートもあり
「こんなところでテント泊して夜空でも眺めてたら最高だろうなあ」
って思ってました
テント泊登山をしてると無意識にテントを張れそうな場所を探してしまいませんか？
これってテント泊登山のサガだと思います

実は貝月山も狙ってましたが
そろそろ雪も緩んできますね

minislope

junbaderさん、こんにちは。

案外こんなこと無理って思ってることほど、始めちゃえばハマると思うんですよ。逆にこんなの簡単って思ってるともう嫌ってなるものじゃなかなぁって。ただjunbaderさんは多趣味で雪山のシーズンに雪山にこだわらなくてもいいからやらないだけじゃないかなぁ。

大日ヶ岳、いいですね。私も本当は今週大日ヶ岳に行くつもりでしたが当初風強い予報だったのでやめました。同じく幕営適地無意識に探してます（笑）けど、展望良すぎる場所は風の通り道でもあり特に雪山って台風レベルの暴風になるので、平坦＝テント張れるでもなくリスクが高いのです。けど、積雪あることで普段平坦じゃない場所に雪を整地して平坦にしたり、風よけブロックを作ったりも出来るので、工夫次第で何とかなるのが雪山テント泊ですかね。森の中は比較的安全ですが、すぐ絶景みたいなところはなかなかなくて、安全をとるか絶景をとるかたくさん考えて決行しています。

貝月山、意外に難しかったです；ここも小貝月山～貝月山間は雪山テント泊出来そうでしたが、まず傾斜がきついのでテント泊装備を持って登れる気がしません…。