記録ID: 8009861
全員に公開
山滑走
中国山地西部
臥竜山ブナ林スキーツアー広島遠征編-
2008年02月09日(土) ~
2008年02月10日(日)

コースタイム
1日目
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:40
9:40
110分
八幡原公園(800m)スタート地点
11:30
100分
尾根(1090m)
13:10
14:00
80分
臥龍山(1223m)
15:20
八幡原公園
−備忘録−
1日目:2月9日 臥龍山(がりゅうざん)
ルート:福岡−(レンタカー)−八幡原公園(車中泊)−臥龍山尾根−臥龍山−千町原−八幡原公園−牛小屋高原ヒュッテ(泊)
時間:6h−45m(休憩含む)
距離:9.3km
メンバー:ぽち(単独)
2/8 22:40 福岡発
レンタカーに荷物を適当に積み込み出発!車はパッキングを考えずに済むから楽ちんである。ETC深夜割引を使うため遅めの出発となってしまった。九州道・古賀IC〜中国道・戸河内ICを利用、さすが連休とあってスキー・ボードを積んだ車が目立つ。
2/9 02:30 八幡原高原
昨年と違って積雪がかなりあり、通行できる道が限られていたが間違わずに無事到着できた。当然ながら周りに車はなかった。寝酒を少しばかりやったあとすぐに寝袋に入った。今回の車三菱のコルトは後部座席が狭くフラットにならないので、くるまったままのダンゴ虫状態で寝たため、疲れが取れなかったのか朝の目覚めが異常に悪かった。
09:35 八幡原公園(800m)
目が覚めたのは8時を過ぎていたが、特に急ぐこともないので、ゆっくり食事を取り出発する。天気は早朝から雪がちらつき新雪が20cm程度あるだろうか?
低気圧が四国沖を通過し悪天になるとの予報であったが、まだ風も気温も変わっていないから特に影響はないと判断する。トレースはまったくなく、つぼ足だと膝上まで潜るがこの太板ではくるぶし下程度のラッセルで済む。
今回はキリガ谷〜猿木峠経由で尾根を歩く予定だったが、時間短縮のため手前の植林尾根を目指すことにする。とにかく上を目指せば尾根に出るだろうという安易な気持ちからである。
11:30 尾根(1090m)
900mあたりから自然林も現れ、その境界あたりを歩きやすい方に進む。稜線に近くなる頃から風が強くなり雪も横殴りになってくる。
約2時間で尾根に出合ったが、登山道らしき切り開きが見あたらず、ブッシュの間を縫いながら進むため思うように前進できない。ようやく1123mのピークを過ぎたあたりからブナの巨木が現れ歩きやすくなったが、今度は写真撮影のためなかなか前進できない。
13:05〜14:00臥龍山(1223m)
写真を撮りながら緩やかな尾根を上がって行くと頂上に着いた。連休中であるが今回も貸し切りである!
昨年は雪が少なく頂上の標識が見えたが、完全に雪の下に埋もれている。昼食にあわせてくれたかのように雪は止み、風も収まった。巨岩の裏で1mくらいの縦穴を掘り、どっしり座り込んでお湯を沸かし、アツアツのカップヌードルとおにぎりでゆっくり食事を取る。ゆっくり1時間弱の休憩のあとは、いよいよブナ林滑降である。シールを剥がしバックルを締め用意は万全である。
14:00滑降開始
先ずは緩やかな尾根伝いに軽く滑る。雪は軽く、この太板では沈まず止まることもない。板の威力は絶大である。頂上付近では少々ブッシュが出たりするが林道の出合いまで一気に滑る。この下からはブナ林滑降のメインステージである。雪質は更に良くなり極上のパウダーだ!ひとり奇声ををあげながら滑る。一気に降りるのがもったいないので、カメラを取り出し再び撮影滑降となり、なかなか前進できなくなる。しかし、いつもながらあまりいい写真は撮れなかった。
傾斜が緩むあたりから登山道の方へ戻ろうと思っていたが、ついつい気持ちのいい斜面に向かってしまったため、流水のある沢に出合ってしまった。最初は板を履いたまま超えたが、あとの2カ所は板を脱がなかればならないほどの川になっていた。
何とか川を徒渉し、登山道に合流する。いつしか立派なトレースになり、徒渉でロスした時間を取り戻そうと急いだが、すぐに千町原に出てしまった。
16:20 八幡原公園
頂上から2時間20分もかかってしまったが無事帰還できた。駐車場には1台車が停まっており、近くにテントが一張り。スノーキャンプだけか?それとも明日頂上を目指すのか?自分のデタラメなトレースが消えるように願って八幡原をあとにした。
1日目:2月9日 臥龍山(がりゅうざん)
ルート:福岡−(レンタカー)−八幡原公園(車中泊)−臥龍山尾根−臥龍山−千町原−八幡原公園−牛小屋高原ヒュッテ(泊)
時間:6h−45m(休憩含む)
距離:9.3km
メンバー:ぽち(単独)
2/8 22:40 福岡発
レンタカーに荷物を適当に積み込み出発!車はパッキングを考えずに済むから楽ちんである。ETC深夜割引を使うため遅めの出発となってしまった。九州道・古賀IC〜中国道・戸河内ICを利用、さすが連休とあってスキー・ボードを積んだ車が目立つ。
2/9 02:30 八幡原高原
昨年と違って積雪がかなりあり、通行できる道が限られていたが間違わずに無事到着できた。当然ながら周りに車はなかった。寝酒を少しばかりやったあとすぐに寝袋に入った。今回の車三菱のコルトは後部座席が狭くフラットにならないので、くるまったままのダンゴ虫状態で寝たため、疲れが取れなかったのか朝の目覚めが異常に悪かった。
09:35 八幡原公園(800m)
目が覚めたのは8時を過ぎていたが、特に急ぐこともないので、ゆっくり食事を取り出発する。天気は早朝から雪がちらつき新雪が20cm程度あるだろうか?
低気圧が四国沖を通過し悪天になるとの予報であったが、まだ風も気温も変わっていないから特に影響はないと判断する。トレースはまったくなく、つぼ足だと膝上まで潜るがこの太板ではくるぶし下程度のラッセルで済む。
今回はキリガ谷〜猿木峠経由で尾根を歩く予定だったが、時間短縮のため手前の植林尾根を目指すことにする。とにかく上を目指せば尾根に出るだろうという安易な気持ちからである。
11:30 尾根(1090m)
900mあたりから自然林も現れ、その境界あたりを歩きやすい方に進む。稜線に近くなる頃から風が強くなり雪も横殴りになってくる。
約2時間で尾根に出合ったが、登山道らしき切り開きが見あたらず、ブッシュの間を縫いながら進むため思うように前進できない。ようやく1123mのピークを過ぎたあたりからブナの巨木が現れ歩きやすくなったが、今度は写真撮影のためなかなか前進できない。
13:05〜14:00臥龍山(1223m)
写真を撮りながら緩やかな尾根を上がって行くと頂上に着いた。連休中であるが今回も貸し切りである!
昨年は雪が少なく頂上の標識が見えたが、完全に雪の下に埋もれている。昼食にあわせてくれたかのように雪は止み、風も収まった。巨岩の裏で1mくらいの縦穴を掘り、どっしり座り込んでお湯を沸かし、アツアツのカップヌードルとおにぎりでゆっくり食事を取る。ゆっくり1時間弱の休憩のあとは、いよいよブナ林滑降である。シールを剥がしバックルを締め用意は万全である。
14:00滑降開始
先ずは緩やかな尾根伝いに軽く滑る。雪は軽く、この太板では沈まず止まることもない。板の威力は絶大である。頂上付近では少々ブッシュが出たりするが林道の出合いまで一気に滑る。この下からはブナ林滑降のメインステージである。雪質は更に良くなり極上のパウダーだ!ひとり奇声ををあげながら滑る。一気に降りるのがもったいないので、カメラを取り出し再び撮影滑降となり、なかなか前進できなくなる。しかし、いつもながらあまりいい写真は撮れなかった。
傾斜が緩むあたりから登山道の方へ戻ろうと思っていたが、ついつい気持ちのいい斜面に向かってしまったため、流水のある沢に出合ってしまった。最初は板を履いたまま超えたが、あとの2カ所は板を脱がなかればならないほどの川になっていた。
何とか川を徒渉し、登山道に合流する。いつしか立派なトレースになり、徒渉でロスした時間を取り戻そうと急いだが、すぐに千町原に出てしまった。
16:20 八幡原公園
頂上から2時間20分もかかってしまったが無事帰還できた。駐車場には1台車が停まっており、近くにテントが一張り。スノーキャンプだけか?それとも明日頂上を目指すのか?自分のデタラメなトレースが消えるように願って八幡原をあとにした。
| 天候 | 曇り時々雪 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2008年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は比婆山、吾妻山方面へ計画を計画していたが、アプローチの長さがネックで少し迷っていたので、「髭じじーさん」にメールを入れてみると10日に恐羅漢山で広島山岳会の山スキー山行に参加するので一緒にどうですか?とのことで迷うことなく飛びついてしまった。
前回、台所原ルートを途中敗退を喫していたが、例の恐羅漢山スノーボーダー遭難騒ぎのため、当分は入山を控えておいた方がいいと思い諦めていたから朗報である。まずは1日目に臥龍山のブナ林を滑降し、2日目に皆と合流し恐羅漢山〜台所原を滑降する計画に変更した。
*広島山岳会の皆様におかれましては会所有の山小屋に泊めて頂いた上に広島の新鮮な「殻付き牡蠣」に「牡蠣鍋」まで御馳走になり、感謝!感激!でした。ありがとうございました。
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kpochi








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