宝登山 青空に映える綺麗な蝋梅
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 539m
- 下り
- 521m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(野上駅前駐車場は310円/日でした) 長瀞駅〜野上駅 170円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません 小鳥峠・野上峠〜氷池は通行止めなので注意してください (野上駅方面から進むと通行止めの注意書きが設置されておらず、40分ロスしました) |
写真
感想
今回は、蝋梅の時期に秩父の宝登山を訪れてみました。
ルートは、私が登山を始めたばかりの頃、一度歩いたことのある長瀞アルプス。
長瀞駅前に車を置いて、一駅隣の「野上駅」から出発。
民家の間を通って登山口のある「萬福寺」へ着くと、先行者の方がアイゼンを装着中でした。
たしかにこれから進む道には雪が積もっていますが、凍っているようには見えないし、「アイゼンなしでも大丈夫だろう」と歩き始めます。
ところが、しばらく行くと日陰の登りに差し掛かり、ここがツルツルに凍っていて「これはアイゼン付けた方が楽だ!」と判断して登山口まで引き返しました。
ここで軽アイゼンとチェーンスパイクを装着して、再び出発です。
「アイゼン使うのは針ノ木岳以来だ」とkenboさん。
そう言えば、今年初の雪山ハイクでした。
ごく普通のハイキング道も、雪があると何倍も楽しいですね!
ざくざくと雪を踏みしめながら、キツクもなく緩くもないちょうど良い感じの傾斜を登っていきます。
(前回のツツジ山手前くらいの急傾斜だったら、ルンルン気分では登れなかっただろうなぁ・・・)
しばらく進むと氷池への分岐に到着します。
前回長瀞アルプスを歩いた時は氷池をスルーしてしまったので、今回はせっかくなので行ってみることにします。
すぐつくかな?と思ったのですが、意外とぐんぐん下ってしまい、氷池へ到着。
プールのような池には2面氷が張っていて、1面はスケートリンクのようにツルツルピカピカになっていました。
「採氷中」の看板があって、池のそばにある小屋には人の気配がしたので、今まさに氷を作っている最中のようです。
長瀞の天然氷のかき氷は有名ですが、いつもすごい行列なので食べたことはありませんでした。
今日は寒くてとてもかき氷という気分ではなかったので、もうすこし暖かくなったら食べに行ってみたいと思います。
ここから先は、今下ってきた道を戻るのではつまらないなぁ。
たしか地図では氷池から小鳥峠まで登れる道があったはずなので、そちらから戻ることにします。
ところが一度歩いたことのある長瀞アルプス、迷いようのない道なので油断して地図を持ってきていませんでした。
小鳥峠への登り口が見つからず、一旦民家まで下って、また氷池まで戻り…。
それでも道が見つからないので、しかたなく来た道を戻ることにしました。
元の分岐に戻って小鳥峠へ到着すると、氷池方面の道にはロープが張られており看板の「氷池」の表示が消されていました。
どうやら道が荒れてしまって通れなくなったようです。
地図の情報は最新ではないことと、せめて入口がどの辺かわかっていれば迷うことはなかったですね。
そう意味でも、どんな山でも地図は常に持って行かなければならないと反省しました。
ここまでで40分ほどロスをしてしまったので、急いで先に進みます。
小鳥峠から先は舗装路になっていて、そこにも雪が積もっていました。
しばらく雪の林道を進むと、宝登山山頂への標識が現れ、階段を登っていきます。
前回の正丸峠ほどではないにしても、そこそこ急な階段を登ると「宝登山頂上」に到着。
山頂は賑わっていて、秩父市街や奥秩父の山々がとてもよく見えました。
お目当ての蝋梅は、暖冬のせいで開花が早く少しくたびれた感じでしたが、青空に黄色い花が映えてとっても綺麗!
蝋梅を眺めつつ、宝登山奥宮に参拝して山頂駅に向かいます。
山頂駅の売店で好物の「みそポテト」を食べ、少し休憩してから下山。
ロープウェイでも下ることが出来ますが、歩いても1時間程度なので遊歩道をのんびり歩きました。
ここもそこそこ雪が積もっていましたがひたすらざくざく下り、宝登山神社の手前でアイゼンを外します。
後は神社にお参りして、kenboさんコレクションの「宝登山山バッジ」を購入して長瀞駅に戻りました。
ひさしぶりに雪道を歩いたので、短い距離でしたがなかなか楽しい山行でした♪
1/18未明から雪が降り、秩父地方は40cm近く積もったとのこと。何気に急斜面が多い奥武蔵で、かわいい雪山ハイキングができるところはどこだろう?
一度蝋梅を見てみたかったこともあり、宝登山に決定。宝登山だけでは高尾山よりも面白くないので、奥武蔵エリアのご当地アルプスのうち、「長瀞アルプス」を絡めることにしました。
関越自動車道花園ICから国道140号を秩父方面へ車を走らせると、次第に除雪された雪の量が増えてきます。長瀞駅に到着すると、駅前の駐車場は一部が除雪した雪の置場とされて狭くなっており、また雪解け水が凍結して路面はツルツルでした。滑って転ばないように車を降り、電車に乗ってひと駅隣の野上駅へ移動。野上駅は、駅前の駐車場はほぼ除雪されていませんでした。
まずは、舗装路を歩いて登山口である萬福寺へ。ここから見える長瀞アルプスには、それほど雪が積もっているようには見えませんでした。萬福寺に着くと、先行されていた2名のうち1人がアイゼンを装着中で、もう1人はストックを準備中でした。雪が降ってからしばらく経過していることもあり、私達は「アイゼンなしでも大丈夫だろう」と先に進みます。
ところが、数メートル歩いて日陰の部分に差し掛かると、ストックがあれば何とか歩くことができる程度にツルツルで、日頃からストックを使わない派である私達はすぐに引き返し、アイゼンとチェーンスパイクを装着しました。
雪の上を歩くのは、針ノ木岳以来だな。あの時は2日目が少しキツかったな…などと懐かしみながら、ザクザクと雪を踏みしめながら進みます。
緩いアップダウンを繰り返し、氷池への分岐に到着。せっかくなので、「長瀞名物・天然氷蔵元の阿左美冷蔵さんのかき氷」の氷を製氷している所を見に行くことにしました。
今まで登った分をほぼ下り終えると、そこには2面の製氷池がありました。既に切り出しが行われているのか、製氷池の脇にはカスのような氷が積まれていました。この氷を使用したかき氷を真夏に食べてみたいものです(もの凄い行列のようですが)。
ここから先ほどの分岐に戻るのはつまらないので、小鳥峠に向うことにしました。氷池の近くに分岐を示す標識が見つかりません。積雪時に路肩の位置を示す赤白ポールの所に朽ちた丸太がかけられており、ここかな?と思いましたが、渡るには困難なほどボロボロ。
今回は、kazuruさんが一度歩いたことがあるという道で「迷いようがない」とのことだったので、地図を持参していません。これが失敗でした。少し下ってみようと先に進むと、民家が出てきたので、ここで間違いであることに気が付きます。
結局道がわからずじまいで、「道に迷ったら元の場所に引き返す」の原則に従い、元の分岐まで戻りました。40分のロスです。
その後、小鳥峠に到着すると、氷池方面に下る道にはロープが張られていまいた。また、付近に「野上峠から氷池へは荒れ道の為通れません」のご案内が…。氷池にもこのご案内があれば、迷うことはなかったのにな。
小鳥峠から先の舗装路には、雪が大量に積もっていました。踏み抜くまでには至らないくらい固まっていましたが、ここは日陰のため、しばらくは融けないでしょう。しばらく道なりに進み、「毒キノコに注意」の看板から階段を上ります。そこそこ上って宝登山に到着。
ロープウェイで来ることができ、蝋梅の時期のため、山頂は賑わっていました。ただ、例年は1月下旬から3月上旬が見ごろであるのに、暖冬であったためか既に見ごろは過ぎており、一部のお花がくたびれていました。それでも、初めて見る宝登山の蝋梅は、黄色でとてもきれいでした。
ここでアイゼンとチェーンスパイクを外し、昨年歩いた奥秩父方面をしばし眺めてから、奥宮を経由して山頂駅に向います。奥宮の社務所兼茶屋(坂本売店)には山バッジが600円で売られていましたが、山の下でも売られているとのことで、おそらくこちらの方が安いだろうと判断。ここでは購入しませんでした。
蝋梅を楽しみながら、泥濘状態の道を慎重に下り、レストハウスへ。ここで、秩父名物「みそポテト」を購入。子どものころから食べていて大好物であるkazuruさんは、ご満悦な様子でした。
休憩後、山頂駅の裏にあるトイレを借りて、レストハウスの脇から下山します。まだ雪が残っていたので、再びアイゼンとチェーンスパイクを装着し、あとはひたすら下りました。宝登山神社手前でアイゼンとチェーンスパイクを外し、お参りします。
宝登山神社は、火災盗難除けで有名のようで、秩父地方のある民家の玄関によく見られる「火防盗賊御門札」がありました。
宝登山神社お参り後は長瀞駅へ向い、ゴールとなりました。ザックを下してから駅前の売店を巡ります。駅前のお煎餅屋「まるぶつ長瀞雷神堂」にて山バッジを発見。やはり奥宮の坂本売店よりも安く、500円でした。山頂までの運送料だと思えば、100円高いのは仕方がありませんね。
次に宝登山に登ることがあれば、梅の時期にしてみたいと思います。
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