花粉にやられた伊豆ヶ岳 男坂を利用
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,084m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません 大量の花粉が飛んでいます |
写真
感想
大量の花粉が舞う奥武蔵に行ってきました。
毎年、この時期は花粉症のため山はお休みしていたのですが、奥武蔵にハマっているkenboさんの希望で、名郷〜天狗岩〜武川岳〜伊豆ヶ岳〜正丸のコースを歩くことに。
何もこの時期に自ら花粉の中に飛び込んでいくことないのになぁ…と思いつつ、おなじみ名郷のバス停からのスタートです。
バス停から少し歩いて、coffee紗蔵さんの脇の道を入ると、「健脚向きコース天狗岩・武川岳」の看板があります。
私は以前、夏にこのコースを歩いたことがあるのですが、その時の暑さと急坂にクタクタになった記憶が蘇りました。
しばらくは舗装路をてくてくと歩きます。
その後、山道に入ると周りは杉林だらけ!
もうすでに目がかゆくて仕方がないのですが、我慢して歩きます。
以前歩いた時は結構つらかった登りも、今回は割と楽に天狗岩までつくことが出来ました。
天狗岩は直登する男坂と、巻道の女坂がありますが、ここは迷わず男坂を選択。
そんなに急な岩ではありませんが、マークなどはないので自分でルートを見つけて登っていきます。
ここは特に危険な箇所もないので、アスレチック感覚で楽しんで登ることが出来ました。
天狗岩を登りきると、前武川岳までしばらくアップダウンが続きます。
そういえば、前武川岳まで意外と遠かった記憶が…
雪が残る泥道を40分ほど進むと、武川岳に到着です。
いつもは眺めの良い山頂ですが、今日はガスで真っ白。
さっきまで晴れていたのになぁ…と残念に思いながら、まだお昼には早い時間なので先に進むことにします。
武川岳から伊豆ヶ岳までは、今まで歩いたことのない名栗げんきプラザ方面へ下ります。
マイナーな道かと思いきや、意外と登ってくる人が多くてびっくりしました。
しばらく山道を下っていると林道に出ます。
ここは十字路となっているのですが、林道には進まず直進します。(地図では迷マークがついていました。)
さらに下り、車道とぶつかったら右折して山伏峠へ向かいます。
山伏峠から伊豆ヶ岳は、役に立たない階段があったり登りにくい道が続きますが、意外とあっという間に山頂に着くことが出来ました。
山頂は相変わらず人が多く、賑わっていました。
伊豆ヶ岳は奥武蔵の中では人気の山なんですね。
くしゃみを連発しながら、ここでお昼ご飯。
さっきまで曇っていましたが、お昼ご飯を食べている間はちょうど晴れて、暖かいというか暑いくらいでした。
さて、お昼ご飯を食べ終わったら伊豆ヶ岳から正丸峠まで下るのですが…
なにやらkenboさんが男坂を下りたいとか言っています。
今年挑戦したいジャンダルムの練習らしいのですが、大丈夫かな?
一応、男坂を登ってくる人がいなかったらという条件付きで、とりあえず男坂まで行ってみます。
下を覗くと二人組の方が登ろうか迷っている感じでしたが、結局諦めて女坂方面へ行ったようなので下ることにしました。
落石に気を付けながら、鎖を頼りになんとかクリアしました。
ここから先は、正丸峠までゆるやかな下りです。
峠から駅までは、まだ歩いたことがなかったガーデンハウス方面へ進みました。
この頃から、今まで大丈夫だったkenboさんがくしゃみを連発。
正丸駅に着くころには鼻水と目のかゆみで大変なことになっていました。
「だから花粉が凄いっていったのに…」と言っても後の祭り。
二人して花粉症と闘いながら電車に乗り、なんとか帰路につきましたが、吸い込んだ大量の花粉にしばらく苦しめられることになってしまったのでした。
花粉症の人は、この時期の奥武蔵は要注意です!
花粉症シーズンが到来し、毎年愛用している環境省の花粉観測システム(はなこさん)を確認する日々が続きます。丹沢や奥武蔵方面は早くも大きな赤丸が連発する中、約3週間空いてしまったことと、まだ歩いたことがない道を歩いてみたくて、今回のルートを選択しました。
重度の花粉症患者であるkazuruさんから「奥武蔵の花粉をナメたら駄目だよ!」と忠告されていたにも拘らず、「明け方に花粉が飛んでしまえば、日中は大丈夫でしょう」と高を括って突撃しました。
名郷バス停に到着すると、周囲の木の枝の先は黄色の花粉がビッシリ。今にも飛散しそうな雰囲気が漂っていて、準備運動をしているうちに早くもクシャミを連発してしまいました。症状がひどくなる前に、とっととゴールしましょう。
何度かお邪魔したcoffee紗蔵を右折し、天狗岩方面を目指します。右折地点ではなく、右折後少し進むと標識があります。通過してしまわないように注意しましょう。杉の木が密集しているため、kazuruさんは猛烈に辛そう。私は、運動しているときは大丈夫で、運動を終えた途端に症状が一気に押し寄せるタイプなので、下山後が怖いなぁと思いながら先に進みます。
ずっと登って天狗岩に到着すると、男坂と女坂に分かれていました。奥武蔵はこのタイプが多いな…と思いつつ、男坂を選択。どこが正しいルートかわからず、進めそうな場所を適当に進むような岩場でした。男坂という名の割には危険箇所はなく、スイスイ登ることができました。
天狗岩を登り終え、さっきの標識に「武川岳90分」と書いてあったけれど、山と高原地図では約2時間。前武川岳から武川岳はそんなに遠くなかったから、さっきの標識のタイムが正しければ、ここから前武川岳は近いのかな?そう思って進むと、なかなか到着しません。あれ?私たちの歩きが遅いのかな?
雪がうっすらと残る前武川岳に到着して地図を確認すると、天狗岩〜前武川岳は40分となっていて、標識がおかしい?と理解しました。
少し泥濘状態の道を進み、武川岳に到着。ここからの眺めはそこそこ良かったと記憶していましたが、真っ白で何も見えません。昨年のGWのドM登山を嫌でも思い出しました。昼食にするにはまだ時間が早かったので、伊豆ヶ岳に向かいます。
山伏峠まで、一度も歩いたことがない名栗げんきプラザ方面から下ります。人気がないルートのようですが、道は明瞭でした。すれ違う方の中には眼鏡とマスクで重装備の方がいて、かなりの重症なのかな?と他人事とは思えず同情してしまいました。
登山口まで下り終えて林道に出ると、十字路となります。武川岳方面を示す標識は何箇所か設置されているのに、山伏峠の文字はありません。この十字路は直進しましょう。しばらく下り、県道53号線(青梅秩父線)にぶつかったら右折。さらに進むと伊豆ヶ岳への登山口が見えてきます。
確か、歩きにくくて役に立っていなかった階段があったな…と思い出しながら進みます。登りは面倒かと覚悟していましたが、割と楽に登り終えて伊豆ヶ岳に到着。奥武蔵の中では人気の山であるためか、昼食時であるためか、混んでいました。ちょうど太陽が出てきたので寒くなく、ここで昼食にしました。
さて、下山を開始します。誰も登っていなければ、男坂を下ることにしていたため、偵察に向かいます。昼食中に、男坂を無事に登り終えたことを口にされている方が多く、半ば諦めモードでした。男坂に着くと、下で二人の方が検討されているようでしたが、諦めたのか女坂方面に進まれたので、誰もいない状態に…今のうちに下りましょう!
昨年12月にここを登った際、立派な鎖がある割には錆びついていて、誰も利用していないような感じでした。それもそのはず、鎖を利用しなくても岩を登ることはできるし、多くの方は両脇のあまり岩がない場所を登っていたからです(これでは、何のための男坂?)。
ここを下る場合は、両脇ではなく真ん中を進むのであれば、やはり鎖を利用した方が無難だと思いました。「逆層スラブってこんな感じなのでしょうかね?」「もっと厳しいんじゃないの?」とkazuruさんと話しながら、足の置き場を探して下ります。岩肌がツルツルで足の置き場がない箇所は、鎖を頼りにクリアしました。特に問題なく下り終えると、両手は赤錆だらけ。正丸駅のトイレには、石鹸水があったはず。ゴールまで我慢、我慢。
あとは緩やかな道を進んで正丸峠に到着。まだ歩いていない道を歩くため、正丸峠ガーデンハウス(休業中)方面に進み、ここからではなくさらに進んで旧正丸峠への分岐付近から正丸駅を目指します。傾斜は緩く、のんびりと歩いていると、鼻がムズムズし始めてクシャミが…。その後、数分おきにクシャミが出て、あれ?運動中は大丈夫なはずなのに…。嫌な予感がする中、ゴールとなりました。
正丸駅で手を洗い、電車を待っていると、これまで吸い込んだ花粉が一気に爆発しました。運動中でも耐えられなかった量の花粉は、凄いこと凄いこと。「だから奥武蔵の花粉をナメるなって言ったでしょう!」とkazuruさんに叱られてしょんぼり。止め処なく垂れてくる鼻水と格闘しながら帰宅したのでした。
こんにちは。
読んでいて思わず吹きました。
私も重度の花粉症なので、この季節はお休みしています。
お大事に(^_−)−☆
onebitiousさん、はじめまして!
花粉症、毎年ツラいですよね。
私も毎年この時期はいつも山はお休みしてたんですけど、今回は言っても聞かない人がいたので(笑)
早く花粉の季節が終わるといいですよね〜
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