記録ID: 853652
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ハイキング
中国
鎌倉寺山縦走
2016年04月23日(土) [日帰り]
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- GPS
- 16:00
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 581m
- 下り
- 628m
天候 | 曇り一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎌倉寺山(613)縦走 日時:2016年4月23日(土) 天気:曇り一時小雨 コース:JR志和口駅〜鎌倉寺山登山口駐車場〜沢沿い〜鉱山跡〜鞍部(林道鷹山線出合)〜 トラバースルート〜609.5mと619mとの鞍部〜619m〜鎌倉寺山〜権兵衛山〜 537m(槍ヶ峰)〜十畳岩〜474m(南峰)〜牛岩下登山口〜車道歩き〜鎌倉寺山 登山口駐車場 メンバー:7名 白木町有留の登山口駐車所を出発し、はじめ沢沿いに登って林道出合の鞍部に達したところで稜線に出てその後稜線伝い(と言ってもしばらく稜線から外れたトラバース道が続いたが)に鎌倉寺山を経て牛岩下の登山口までの縦走。下山後は車道を歩いて出発点の登山口に戻る時計回りの一周コース。 コース全体を振り返れば 登山口駐車場〜鞍部(林道鷹山線との合流点) 鞍部〜鎌倉寺山 鎌倉寺山〜牛岩下登山口までの3つに大きく分けられる。 登山口駐車場〜鞍部について ほぼ沢沿い。古い林道があるものの不明瞭。枝沢多く迷いやすいので要注意。 向かいに3つほど墓が立ち並ぶ駐車場(6〜7台位駐車可)から舗装路を2分ばかり 歩くと左手にボーイスカウトのキャンプ場が現れ、さらに1分ばかり歩いた所が鎌倉寺山の登山口(標識があるので見落とさないこと)。我々はこれを見送って林道をそのまま歩くがじき舗装は終わって地道に変わった。そのうち一部林道から離れることもあるが、ほぼ沢沿いに続く。ところが上流に向かうにつれ、林道は荒れ始めさらに右岸から左岸へあるいは左岸から右岸へと沢を渡る回数も増えてくる。その度ごとに橋が崩れかかったり、崩れていたりで渡渉を余儀なくさせられることもある(川幅3m前後)。 周りを見ても谷全体はなだらかであるが、比較的水量が多くそのため枝沢があちこちに見られ、本沢の見分けがつかなくなる。おまけに林道が沢から離れだしたので沢沿いの道を探すが、踏み跡らしきものがあったりなかったりで右往左往しながらの前進。それに林道の合流点である鞍部に近づけば近づくほど地形は複雑になり現在地さえも正確につかめない。結局GPSに頼るより他はなかったが、単独では歩かない方が無難。ただし、多少遠回りになるが、古い林道をそのまま辿れば鞍部(鷹山林道出合)に達せるのではないかと思った。登山口の駐車場から鞍部まで休憩等を除いて約1時間10分かかった。 ところが鞍部の少し手前辺りには古い石垣の跡(中には二段構えのものもあった)や小集落の跡のようなものが見られ、なぜこんな山奥にあるのかと不思議に思ったが、下山後調べて見ると鉱山(何の鉱山か不明)があったらしくひとまず納得することが出来た。 鞍部(林道出合)〜鎌倉寺山 途中の鞍部までトラバース道。途中倒木で道遮られ分かりにくい所あり、ここも要注意。 鞍部からは尾根伝いで道ははっきりしており間違うことはない。 林道出合からすぐ林道と別れて右手(南)の小尾根に取っ付く。すると登山道はじき尾根から外れ西斜面をトラバース状に進む。すると下り始めたりするのでルートを間違えたのではないかと思ったりするがそのままどんどん進む。とにかく地図上の609.5m峰と619m峰との鞍部までは稜線から離れてのトラバース道が続く。 ところが2〜3カ所大木が数本倒れて道が塞がれ、行く手が不明瞭になる。慌てて道なき斜面を直登しない事である。ほぼ同じ高さの所に踏み跡はあるはずだから落ち着いて探す事。またトラバース道から別れて主尾根に向かう踏み跡が所々見られるが、これには入らない方が無難(途中で踏み跡が消えたりしている)。とにかく何回か枝尾根をのっこしながらトラバース道を進んでいると609.5mと619mとの鞍部に達する(ほとんど上りらしい上りもない)。ただ逆コースの場合、この鞍部からトラバース道への入口が分かりにくいので注意を要する。 この鞍部から鹿除けのネットを左(東)に見ながら尾根伝いの道(この辺りユズリハやシャクナゲ多し)を10数分登ればこの山並みの最高峰である619m峰へ。さらにここから急な下りを経てロープのある岩場を登れば10数分で鎌倉寺山の山頂に達する。山頂はあまり広くはなく展望も利かない。しかしいつの時代に建てられたのか知らないが山頂周辺には平坦地があり、シャクナゲも見られた。シャクナゲの季節には少し早いが、619m峰辺りまで出かける(往復で30分足らず)ともっと多くきれいではないかと思われた。 鎌倉寺山〜537m(槍ヶ峰)〜牛岩集落下登山口 岩場や露岩帯多し。474m峰(南峰)には東斜面に巻き道あり。 鎌倉寺山の何と言ってもこのコース。岩稜や露岩帯その上、大きなピークが三つも四つも続き、非常に変化に富んだ山登りが楽しめる。広島周辺でこれほど岩場の縦走を楽しめる所は他にはないと思う(三倉岳や天応の銀座尾根よりコースが長く変化に富むと思う)。 中でもこのコースの核心部は474m峰である南峰への上りと下り。長いロープを使って巨岩の脇を登るのはちょっとした岩登り気分(見た目ほどでもなくとくに危険はない)。ピークを越えて直進すると岩壁の上に出るので、少しばかり引き返して右手(西側)の急斜を下る。そしてわずかばかりトラバースすると目の前に岩の小尾根に出くわし行く手を遮られる。一瞬たじろんで右手の急斜を下るのかと思ったりするが、すこし厳しすぎる。恐る恐る目の前の小岩に取っ付くと何とすぐ下に踏み跡があるではないか(同じグループの先行者はこの手前で急斜を下った)。すかさず小尾を乗り越してはっきりした踏み跡に出たのは言うまでもない。この踏み跡は我々が登ったピーク(南峰)を避けた巻き道との合流点みたいだった。その後も目の前に志和と志和口を結ぶ県道を見ながら露岩帯の急斜を下るが登山口まで中々近づかない。鎌倉寺山の山頂から牛岩集落下の登山口まで1時間あるいはよくかかっても1時間30分位と思っていたが2時間近くかかった。その後車道を30分余り歩くと出発点の登山口駐車場に戻った(16:01 出発時刻9:30)。 したがって 登山口駐車場〜鞍部(林道出合)〜鎌倉寺山 約2時間20分 鎌倉寺山〜槍ヶ峰〜牛岩下登山口 約1時間45分 牛岩下登山口〜車道〜登山口駐車場 約35分 |
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