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Yamareco

記録ID: 884412
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

屋久島遠征.皀奪船腑牾戞弊蘓劼梁譴らピストン)

2016年05月22日(日) ~ 2016年05月25日(水)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:08
距離
4.8km
登り
878m
下り
865m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:05
休憩
0:54
合計
5:59
距離 4.8km 登り 878m 下り 874m
11:16
11:19
22
11:41
11:44
46
12:30
13:00
26
13:26
13:39
38
14:17
14:19
30
14:49
22
15:11
15:14
53
16:09
ゴール地点
天候 .皀奪船腑牾戞5月22日 くもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
飛行機
5/22 羽田発06:25鹿児島行/鹿児島で乗り換え屋久島空港着09:10
屋久島空港⇒千尋の滝:タクシー約35分(5,340円)、09:50頃着
◎東京早立ちで当日中にモッチョムへ登れるのは超便利!

帰路:千尋の滝〜原バス停:徒歩にて約35分
原バス停17:12発⇒牧野バス停17:29着
コース状況/
危険箇所等
モッチョム岳登山口:千尋の滝展望台駐車場の茶店から滝の展望台への遊歩道を進みすぐ左
コース状況:木の根、岩などがやっかいな自然のままのワイルドなコース。段差を埋める木の階段など歩き易くする人工物は一切ない。
両手両足をフルに使って登下山する必要があり、上り、下りとも気を抜けない。
羽田から飛行機で富士上空を通過:今年は雪が非常に少ない
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羽田から飛行機で富士上空を通過:今年は雪が非常に少ない
鹿児島からは開聞岳上空を通過
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鹿児島からは開聞岳上空を通過
屋久島の宮之浦岳など海上アルプスが見えてくる
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屋久島の宮之浦岳など海上アルプスが見えてくる
モッチョム岳登山口から上は世界自然遺産エリア
モッチョム岳登山口から上は世界自然遺産エリア
沢をすぐ渡り上りにさしかかる
沢をすぐ渡り上りにさしかかる
急登が始まるが標高300mから100m毎に標高標識があり大いに助かる
急登が始まるが標高300mから100m毎に標高標識があり大いに助かる
ヒメシャラなどの美しい林
ヒメシャラなどの美しい林
屋久島らしい苔道に癒される
屋久島らしい苔道に癒される
苔と沢が美しい
主尾根へ上ってくると突如巨木が眼前に
主尾根へ上ってくると突如巨木が眼前に
万代杉です
近寄れるのは良い
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近寄れるのは良い
再び上りにかかるが、根っこに乗らないよう注意!
再び上りにかかるが、根っこに乗らないよう注意!
このうえなく歩きにくい
このうえなく歩きにくい
滑らないように
倒木の苔も素晴らしい
倒木の苔も素晴らしい
登山道から右下へ10mぐらいにモッチョム太郎のヤクスギ
登山道から右下へ10mぐらいにモッチョム太郎のヤクスギ
見上げると色んな木が着生
見上げると色んな木が着生
生命力抜群
再び根っこの急登道
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再び根っこの急登道
世界自然遺産だけあって自然の森
世界自然遺産だけあって自然の森
難路が続く
神山展望台に到着
神山展望台に到着
やっと展望が開け太平洋が見える
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やっと展望が開け太平洋が見える
ほぼ同じ高さのモッチョムが前方に
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ほぼ同じ高さのモッチョムが前方に
山頂の大岩(桃太郎岩のように真中が割れている)に登山者グループがアタック中
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山頂の大岩(桃太郎岩のように真中が割れている)に登山者グループがアタック中
高度感ある展望
鞍部まで手足を総動員してイヤと云うほど下る(下りを振返る)
鞍部まで手足を総動員してイヤと云うほど下る(下りを振返る)
まだまだ下る
山頂の大岩が大きくなるがまだ下る
山頂の大岩が大きくなるがまだ下る
鞍部からモッチョム岳への登り返しの方が距離は短い
鞍部からモッチョム岳への登り返しの方が距離は短い
先程山頂アッタクが見えていた5人グループと行き交う
先程山頂アッタクが見えていた5人グループと行き交う
山頂大岩の基部に到着/この岩の上が山頂
山頂大岩の基部に到着/この岩の上が山頂
廻りこんで黒いロープで大岩を上る
廻りこんで黒いロープで大岩を上る
モッチョム岳(本富岳)940mに登頂
モッチョム岳(本富岳)940mに登頂
尾の間地区と太平洋をを眼下に見下ろす
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尾の間地区と太平洋をを眼下に見下ろす
尾の間のJRホテル方面
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尾の間のJRホテル方面
屋久島で有名ないわさきホテル方面
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屋久島で有名ないわさきホテル方面
原地区と神山小学校方面
原地区と神山小学校方面
割石岳、耳岳方面
割石岳、耳岳方面
割石岳の山頂部
耳岳の大スラブ
西側の展望
山頂から南側へロープで下る
山頂から南側へロープで下る
テラス状の広場に岳参りの祠(変わった石像)
テラス状の広場に岳参りの祠(変わった石像)
テラスから神山下の大スラブ
テラスから神山下の大スラブ
帰途花に気づく
モッチョムよサラバ
モッチョムよサラバ
千尋の滝から徒歩で原バス停に到着/近くの神山小学校からモッチョム岳を望む
千尋の滝から徒歩で原バス停に到着/近くの神山小学校からモッチョム岳を望む
後日バス車中で尾の間からモッチョムを望む
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後日バス車中で尾の間からモッチョムを望む
本日の宿は林芙美子ゆかりの屋久島山荘
本日の宿は林芙美子ゆかりの屋久島山荘

感想

2回目の屋久島である。
宮之浦岳など奥岳に対して海岸線に近い山は前岳と呼ばれ、モッチョム岳は前岳の名峰である。
山岳ライターの高橋庄太郎氏は最近の山雑誌で屋久島の山で一番好きな山と書いている。
宮之浦岳縦走の前にこのモッチョム岳をアッタクすることとした。

標高は940mと1000mにも満たないが、海岸線からすくっと岩峰がそそり立つ山容は鋭く人を寄せ付けがたい印象を与えている。
千尋の滝近くの登山口からのルートは聞きしに勝るワイルドでタフなコースであった。
屋久島の山独特の木の根が縦横無尽に登山道を遮り、上部に行くにしたがい岩も出てきて段差もある。
自然のままの登山道で両手両足を駆使して登らなければならない。
自然のフィールドアスレチックの感がする。
この登山道から山頂にかけては世界自然遺産エリアに属し、途中にあるヤクスギ(樹齢1000年以上の杉)の万代杉、モッチョム太郎の巨木には圧倒される。
また、苔むした沢や自然豊かな森歩きはハードなアルバイトを忘れさせるに十分である。

そして山頂に立つと眼下に広がる太平洋と打ち寄せる波、山頂直下の麓には尾之間や原地区のホテル、集落が手に取るように見下ろせる。
また、北側には耳岳や割石岳方面の斜面の一枚岩の大スラブが目を引き付ける。
何とも贅沢な山頂である。

そして日曜日に関わらず、本日の入山者は北海道からの女性4人グループ(+ガイド)、大阪からのソロ男性1名、それに私のたった3組・7名と大変静かでこの大自然を満喫することができたた。

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コメント

屋久島遠征!
山岳さん、こんばんは!

屋久島に行かれたのですね! 
3泊4日の遠征、羨ましい限りです!
巨木の屋久杉、実際に目の当たりにするとすごいでしょうね。
今後のレコも楽しみにしています(^^)
2016/5/29 21:51
Re: 屋久島遠征!
naoyannさん お早うございます。
早速ご覧いただき、コメント有難うございました。

屋久島は2回目ですが、前回は4日間とも晴天、今回の山滞在中はほぼ毎日雨模様(モッチョムの日と観光の2日間は天気が良かったのですが)で屋久島らしさを味わった5泊6日間でした。

後編の宮之浦岳縦走で出てきますが、今がヤクシマシャクナゲの見頃ベストでヤクスギとともに大自然を満喫し、リフレッシュできました。

なかなか現役の方は難しいのですが、北海道と屋久島は是非お薦めです。

では後編で。
2016/5/30 10:11
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