西クマネシリ

2025年12月06日(土) ~ 2025年12月07日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.2km
• 登り: 955m
• 下り: 955m

コースタイム

Day1：三股橋(6:10)尾根末端(8:30)西クマ基部(11:30-12:30）Co1400(13:30) = C1
晴れ時々小雪。林道、夏道は崩壊していて歩きにくい。沢や地図を見ながら行く。尾根に乗った後はしばらく夏道を行き、不明瞭になったCo1210辺りから西尾根に取り付く。ラッセルは脛〜膝。尾根の後半は急な登り。西クマネシリの基部でEPに替え、一段登ったところでロープを出そうとすると事件発生。1人がテント本体を落としてしまった。一度クライムダウンして探そうと試みるも、谷の方へ落ちてしまった様で下るのは危ない。ピークを乗越す時間はあるが、イグルーを作る積雪量が無さそう＝上部で泊まることはできないので、ひとまず100くらいコンタを下ろし、泊まれそうな場所でポール＋フライの宿を作ってみる。形にはなったが、風が強くて寒そうなのでCo1400あたりのタンネ帯まで下ろして再挑戦する。中でお茶を沸かすなどして過ごしてみると夜も耐えられそう。今晩はここで泊まることにする。シュラフを広げれば想像以上に快適な夜。

Day2：C1(6:10)西クマネシリ(9:00-10)三股橋(12:10）
晴れ。時々消えている昨日のトレースを使いながら西クマネシリ基部まで。気にならない風。EPハーネスに替え、一段目まで登り、ロープを出す。ビレイ点は夏道用fixロープのハーケン。プロテクションは灌木×3。終了点は立木×2。リードL、2人目タイブロック、3人目セカンドビレイで登った。II＋20mくらいの登攀。対処に1.5時間。あとは岩を巻いたりブッシュを踏み抜いたりしながらピークまで。東大雪が一望できるピークは粘り勝ち。風はなくなった。登ったルートを下るのは危なく、また懸垂できる良い木も無かったので、北側の雪壁をクライムダウン&トラバースでビレイ地点まで。下りの対処に30分弱。M2がいればロープ出すと思う。あとはスノーシューに履き替え、サクサク来た道を戻る。林道でスノーシューのトレースを鹿の足跡が辿っていた。

天候

ほぼ晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

黒岳の湯

写真

早朝から歩き出す。

夏道は荒れていて歩きにくい。

斜面が急になってくる

頑張って宿の作製。

フライでのテント代用もなかなかいける。

これから登る岩稜が見えてきた。

基部でEP,ハーネスに交換。

ルーファイ中。
過去の記録はここを登っていた様。

一段登ってロープを出す。
夏道のFixを留めるためのハーケンあり。

12/7 8:32

2本の立木から支点取ってビレイ。

ピークへ。

冬のピークに立てるのは嬉しい

看板あった！

東大雪山系を望む

雲が抜けると美しい山々と空。

西クマネシリ基部の下りはバックステップも交えて慎重に。雪の下は岩も結構出ている。

感想

onodera22

メインで挑む山々も眺められて胸が高鳴った

watanabe2023

痛恨のミス