山梨百/王岳

2025年12月12日(金) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 7.8km
• 登り: 840m
• 下り: 836m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:39
• 休憩: 1:01
• 合計: 5:40

距離 7.8km 登り 860m 下り 859m

8:22 西湖いやしの里根場バス停
8:26 8:27 西湖いやしの里根場
10:15 10:24 鍵掛峠
10:43 10:48 鍵掛
11:54 12:39 王岳
13:22 13:23 王岳登山口
14:02 西湖いやしの里根場駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場/西湖いやしの里根場駐車場

コース状況／危険箇所等

道の状況/道はしっかり。ガレ場、岩場もあり注意必要

その他周辺情報

西湖いやしの里根場（ねんば）/1966年9月大雨と台風で記録的な豪雨により山腹崩壊、土石流により41棟のうち37棟が流され根場集落は消滅したと言う。それから40年後の2006年に失われた原風景を復活させようと古材を用いて20棟の兜造りの茅葺屋根を再建し、歴史や文化も伝えている。（hpより引用）

写真

12/12 8:25

西湖いやしの里根場の脇に沿って進む。兜造りの茅葺屋根の家屋が並ぶ

12/12 8:29

昨日の午後、レンズ雲が湧いていた富士山だが今日の天気は大丈夫そうだ

12/12 8:45

林道の先に鍵掛峠へ続く登山口がある。まずは峠を目指す

12/12 9:14

勾配はかなりキツイが、道はほどよく九十九折りとなっており登りやすい

12/12 9:22

アセビ林の向こうに稜線が見えて来た

12/12 9:46

ブナ原生林と言うが北陸のそれとは異なる

12/12 9:53

稜線に出て、富士の頭を見つける

12/12 9:59

一箇所開けた所に出る。早速一枚。眼下に西湖、富士は逆光

12/12 10:12

鍵掛峠

12/12 10:33

手前の梢が遮る

12/12 10:43

鍵掛1589m。ここでも展望は遮られているが、

12/12 10:50

まもなく全体が良く見えてきた。西湖の湖面が太陽を反射して光っている

12/12 11:04

しかし、風が強く湖面が波打っている

12/12 11:05

山頂も風が強そうだ

12/12 11:25

裾野がどこまでも広がっている。進むにつれて方角が変わり西湖の反射はなくなる。左奥に山中湖が小さく見える。西湖の上に昨日登った足和田山が横たわっている

12/12 11:56

王岳山頂1623m。振り返れば鍵掛、足和田山の麓は富士吉田、その後ろに道志山塊。向こうからも富士を眺めた

12/12 11:56

かって大岳といわれていた王岳。ガイド本にここからの富士山は丸見えで恥ずかしいほどだ。と、表現されているが納得

12/12 12:38

帰りは直接根場登山口へ。降り始めはササが珍しく生い茂っている。来た道にはほとんど生えていなかったのに

12/12 13:22

あとは急勾配をひたすら降るだけだが、こちらも九十九折りの道が優しい。気がつけば堰堤が現れる

12/12 13:36

剛健な堰堤が幾つも重なるように埋まっている。しかし、この時期だからか流れる水は見当たらない。ここが山腹崩壊した所だろか

12/12 13:43

林道に出たらまもなく根場だ

12/12 14:06

駐車場に戻って来て王岳を振り返る

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

teamjnk

　西湖より登りつめたる王岳は 光移ろう富士を楽しみ

　王岳は富士山のほぼ北北西に位置し、主に北斜面を見ている。午前中移動しながら山頂部の雪面を注視して歩いていたがダイナミックに光が当たらない。もっとも冠雪量が少なく黒い地肌が現れているから、なおさらなのかも知れない。しかも、今日は少し霞んでいる。
　短歌のように心底光の移ろいを楽しめたかは別として、レンズに収まり切らない裾野の先を追いかけ、麓の山稜や湖を眺めているだけで飽きることはない。
　今回、我々は鍵掛峠から左手に富士を枝越しに撮影ポイントを探しながら登って来たが、むしろ、逆コースをお薦めしたい。直接王岳を目指し、ドーンと富士山の展望を確保して余裕を持って下った方が無駄にシャッターを切ることもない。