黒滝↑能登ヶ峰↓鮎河

- GPS
- 06:34
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,256m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
【帰り】土山本線 鮎河口〜近江土山 近江土山〜綾野 乗り継ぎはできないので、1日に3回以上乗車予定であれば、1日乗車券500円がお得。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
好天で遠くが見通せる日ならば、地図読みの練習にちょうど良い。 地形図では針葉樹しかないように見えるが、実際は落葉樹の森がある。ランチや昼寝場所には事欠かない。実際、今回は時間に余裕があったので、落ち葉の森で雨乞岳を眺めながら30分もランチ休憩をした。なので実際の合計休憩時間は1時間となる。 |
| その他周辺情報 | 鮎河口バス停近くに駐車場、公衆トイレ、自動販売機あり。 3キロメートル先にレストラン幻想郷があります…。営業14時までなので行かなかったが。 |
写真
感想
「登山ですか?お気をつけて!」
黒いサングラスがいかつい運転手さんの温かい言葉を受けながら黒滝口バス停に降り立つ。バス停はトタン?壁に囲まれた建物で野宿適地でもある。
黒滝バス停のすぐ横が登山口となっている。一見草に覆われていて藪漕ぎを覚悟するが、草に覆われているのは日当たりのよい入り口だけで、すぐに草はなくなり階段が現れる。そして階段は数段で消えて、あとは特に道のない植林の斜面を上がるだけとなる。
地形図の通りに歩いていけば1時間くらいで能登ヶ峰山頂についた。
植林に囲まれて展望も味気もない山頂だ。
ここから北東へ進む。植林は開けてススキ原が広がる。ススキはやがて背丈を超えてゆく手をはばむ。ススキが嫌だからと言って南東側によけると次は枝を広げたアセビの木に阻まれる。必然、ススキ原を歩くこととなる。
ススキこぎをする。とはいえ、人が歩いているからか、ススキ原はパッチワーク状になっており、ススキが薄いところを歩いていけばなんとなく進むことができる。夏には絶対来たくない場所だ。そう思いながら穂をかきわけ歩を進める。北側の斜面に出てきた。目の前にはぽこっと山が見える。
「私はどこに行きたいんだ??あの山に行っていいのか??」
よくわからんが、道を歩かなければ道に迷うことはない。
地形図に目を落とす。目の前のぽこっがP696を過ぎた後のぽこっだったようだ。右手は背の低い木で覆われていてわからないが、どうやら崖になっているらしい。地面が見えないところには近づかないようにし、東へ進む。進路は北東へ変わっている。P758の東を巻いているようだ。
ここまで来るのに結構時間を食った。この山行のコースタイムは6時間程度と見ていた。時間に余裕があるから昼飯はラーメンを炊こうと思っていた。つまり、ラーメンを炊けなければ昼飯抜きとなってしまう。昼飯を食うためにも急ぎ足で進む。数えるのも面倒なアップダウンを繰り返し、最後の急登を終え、横谷山についた。植林の中の展望も味気もない山頂だ。
時計と地形図に目を落とす。横谷山から下山までかかっても3時間だろう。これならゆっくりランチができる。
ランチ場を探しながら西へと進む。
雨乞岳が見えるふかふか落葉の森、宮指路岳と歩いてきた稜線が見える南側の崩壊地、よさげな場所は数か所ある。
展望も味気もないサクラグチの山頂を過ぎて、標高が下がって風もなくなってきたところでようやっと腰を下ろす。
目の前に雨乞岳がずどんと居座る、落葉の森の中だ。
鍋でトマトラーメンを炊く。腹にしみる。うまい。山で食うラーメンはうまい。
ぼやぼやと40分くらい休憩して、ようやっと出発。
野洲川ダムへ降りる北西尾根にもテープがついていたが、そちらは見送り、鮎河集落へと降りることにした。
楽をしようとテープを追ったがよくわからなくなったので、地形図通りに南西へ適当に降りると林道に着いた。
動物除けの扉に絶望したが、カギはついておらず開けられるタイプだったので救われた。
下山、バスが来るまでまだ1時間以上ある。
公衆トイレで着替え、自販機で温かい飲み物を買い、公園の東屋でぼやぼやして過ごし、バスに乗って帰宅した。
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yumihito













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