御神楽岳・・・深い自然に包まれて
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,313m
- 下り
- 1,311m
コースタイム
天候 | 晴れ一時うす曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
色あせたトラロープは頼らない方がよいと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
何かと多忙な最近だったがようやく山歩きできる様になって、以前から一度行ってみたいと思っていた御神楽岳に行ってきた。
先日やっと手に入れたミラーレス一眼(オリンパスPen)のお披露目?でもある。
登山口は想像していたよりもずっと山奥の林道の終点であった。そこから湯沢の出会いまではほぼ水平道でところどころ小沢を通過する際少し上下する程度で気楽な散歩道。森林浴と、広谷川のせせらぎを堪能しながら進む。途中結構倒木が多く少しうんざりする。
湯沢の出会いでは他の方々のレコ通り、木の枝越しに大岩壁が現れる。ここを過ぎると直ぐに急登が始まり、トラロープ・鎖が多数出てくる。昨日まで梅雨が続いたせいで、滑る岩が多いのも要注意だ。
ふと高校生時代に部活で登った山々を思い出した。当時谷川岳を除いて付近の山々は登山者が少なく、登山道は木の根や小岩をよじ登るのが普通だった。そして周りはほとんど手つかずの自然そのまま。いま歩いているこのルートも同じような感覚だ。
高頭まではけっこうザレ場が多く気を遣う。尾根筋に出ると左手は山伏尾根から湯沢の頭・高頭・覚道の頭まで一気に展望が開ける。暫く痩せ尾根が続くので、高度間がある。いくつかの小ピークを越え、やがて高頭を通過する。ここから山頂までは緩やかなアップダウンではあるが、痩せ尾根が多いので気が抜けない。
湯沢の頭に着くと御神楽岳がしっかりと確認できる。手前の岸壁もけっこうなものだ。
湯沢の頭と雨乞峰の間には小ピークを迂回するトラバースがあるが、5本以上のトラロープが切れていて、残りも全く信用できない。幸い危険個所はほとんどないのでゆっくり進む。
雨乞峰から山頂にかけて3パーティ5人と合った。いずれも室谷ルートだ。
御神楽岳山頂は炎天下の酷暑でとても休む気になれず、周りの山の山座同定もせずに撤退した。
雨乞峰を過ぎた日陰で昼食にした。
下りも痩せ尾根、ザレ場、急傾斜等で一歩一歩すすむので、膝には優しい。
高頭を過ぎてザレ場が続く斜面は特に気疲れした。その後は痩せ尾根になる。もう少しで湯沢出会いからの尾根筋出合いところで、一大事件が発生。トラバース気味のルートで、なんと左足で踏んづけてしまった木の枝か草に右足が躓き、全身前方に落ちたのだ。幸い雑木に捕まって転落には至らなかったが、右膝を少し岩にぶつけてしまった。歩いてみると右足に体重をかけると痛みが走る。・・・が、ゆっくりなら歩ける。
湯沢の出会いまで下りて安堵した。ぶった右足は平地ではほとんど痛まず、普通に歩くことができた。
とはいえ、疲労感もひどく途中で一休み入れ、やっと登山口に戻ることができた。
来る前は標高1400mに満たない山なのでさくっと終わるかと思ったが、湯沢の出会いに下りるまでずっと気が抜けないルートが連続し、予想外に楽しい山だった。
今回は初めてデジ一を携行したわけだが、ずっと焦点距離14-42mmのズームを使い、40-150mmのズームは持ち歩いたものの、一回も使うことは無かった。山歩きの場合もっと短い焦点距離のがあった方がよさそうだ。
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