逍遥山を逍遥、安心して歩ける山だった（ソウル近郊）

2016年10月26日(水) [日帰り]

• GPS: 04:48
• 距離: 11.0km
• 登り: 680m
• 下り: 664m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:49

距離 11.0km 登り 644m 下り 628m

10:19 スタート地点
15:08 ゴール地点

10:19　　逍遥山駅
10:45　　山門？（チケット売り場）
11:03　　第5ルート分岐
11:40　　526mピーク
12:15　　587ピーク、逍遥山山頂
13:25　　北方向の尾根と分岐
13:42　　最後のピーク
14:01　　お寺
14:37　　登山口（山門）
15:00　　逍遥山駅前

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

メトロ1号線で市庁から1時間余りの逍遥山（ソヨサン）下車。ここまでくる電車は本数が少ない（1時間に2本くらい）はじめに乗った電車も山の服装した人でいっぱいだったけど、1つ手前の東豆川が終点。みなさんそこで降りてどこかに歩いて行った。駅員にここから逍遥山登山口へは歩いて行けるか聞いたら遠くて無理とのことだった。

コース状況／危険箇所等

＊登山口や要所要所にある地図と、手元の登山地図がほぼ一致。位置を示す番号の木柱も、意味がわかった。小さくまとまりの良い山域でわかりやすいこともあるし、やっと慣れてきたからかもしれない。
＊道の整備も完璧。今までの山は、99％の区間で整備が極めてよいのに1％の区間ではしごを外されたけど、ここは全部大丈夫だった。
＊稜線の全部が岩峰ではないので縦走もしやすい。岩の質も、一枚岩ではなく、割れ目・デコボコがあってステップ・手掛かりが取りやすい。
＊平日だけど人通りが絶えない。寺までお参りに来る人、そのついでに一番近くのピークまで登る人は特に多く、大賑わい。海外の知らない土地で一人という状況の時、大きな安心材料といえる。

その他周辺情報

＊登山口の門の所に売店、カフェがあるし、駅までの間に出店が並び、駅に近づくと登山者観光客向けの商店・飲食店街多数。ソウル市街地より安い。ホットックが南大門で1枚1000₩のところ、焼きたてのおいしいのを3枚1000₩でゲットできた。
＊登山前にそのへんの店で昼食を買うのも十分できる。

写真

10/26 10:19

今日の出発点は、メトロ1号線の終点、逍遥山駅

10/26 10:28

駅前から登山口へ。登山客、観光客相手の店が並ぶ通りを行く。

10/26 10:30

大駐車場では菊花展開催中

10/26 10:33

週末はこんな大きな駐車場も埋まるのかな

10/26 10:37

登山口の案内図

10/26 10:40

平日なのに、続々と歩いている

10/26 10:43

まだ舗装道路。並木がきれい

10/26 10:45

あら〜、お金とられるの？シニアは無料。歳とるのも良いもんだ。

10/26 10:58

10/26 10:58

山門？をくぐる

10/26 11:03

まもなく、右へ分岐がある。連日、縦走路が険しすぎて途中リタイアしたのでどうしようかと思ったけど、思い切って全ピークにチャレンジ。

10/26 11:09

イワイワだけど、こういうのなら問題なし。

10/26 11:23

急になると、がっちりした階段

10/26 11:26

樹林帯の土道なら安心だし

10/26 11:34

滑り止めのためか、ムシロみたいなのが敷いてある。整備は完璧。

10/26 11:40

直下まで整備良い道で、あっさりと最初の526mピーク

10/26 11:43

テラスが作ってあるので安心して下界を見下ろせる

10/26 11:43

標識、上の白い字の距離と、下の黄色い字の距離の意味は？？

10/26 11:43

土の尾根道でホットする

10/26 11:45

急なところはガッチリ整備してあるし

10/26 11:47

もっとすごい岩壁は階段が作られているし

10/26 11:47

向こうの山が逍遥山

10/26 11:55

この鞍部から下山することもできる

10/26 12:06

この山も紅葉がきれい

10/26 12:07

10/26 12:11

逍遥山ピークへの登り、珍しくイワイワじゃないなあ

10/26 12:14

イワイワ区間は手すりがあって安心。足場・手がかりのある岩だから、手すりがなくても大丈夫だけど。

10/26 12:15

山頂とうちゃく

10/26 12:16

山頂は狭く、手すりに囲まれてる

10/26 12:16

ここも岩峰

10/26 12:19

梯子を外されずにすんで、イワイワを下る

10/26 12:27

山頂を振り返って見上げたところ

10/26 12:30

両側切り立ったやせ尾根だけど手すりがあるから怖くない

10/26 12:32

細いトラバースにもしっかりと手すり

10/26 12:35

迂回路なのか、表示した紙が置いてある。（あっという間に破れたり風で飛んだりしないのかな）

10/26 12:37

小ピーク

10/26 12:51

鞍部、ここにも下山口。縦走路が大丈夫そうなので先へ進む

10/26 13:19

次の小ピーク。岩峰ではなく、なだらかで、落ち葉に埋もれる土道。

10/26 13:25

ここにも下山口

10/26 13:27

北へ向かう尾根との分岐。この地点はあらかじめ地図でチェック、見落とさないように注意してきた。

10/26 13:33

歩いてきた山がぐるっと見える

10/26 13:34

このピークからまた、とても賑やかに

10/26 13:34

逍遥山山頂方面

10/26 13:35

そこここで、車座になって

10/26 13:35

弁当広げるグループが

10/26 13:42

ここから、下り道

10/26 13:49

今日歩いてきた山々

10/26 13:49

階段が作られ整備の良い道

10/26 13:54

何でここだけ、階段を作ってないの？でも手すりがあるし、この岩なら足場があって大丈夫

10/26 13:59

NO.1のコースは、1-15から逆にたどってきた。あと少し

10/26 14:00

お寺の屋根が見えた

10/26 14:01

お寺にとうちゃく

10/26 14:01

熱心にお参りする人々

10/26 14:02

背後の岸壁から滝が落ちる

10/26 14:04

10/26 14:04

岩峰をバックに

10/26 14:05

いくつもの伽藍が

10/26 14:09

急な階段の上にも

10/26 14:10

花できれいに飾られた自在庵

10/26 14:11

お寺の境内全景

10/26 14:19

まだ、お寺の区域らしい

10/26 14:21

お参りだけの人も多かったのか、ますます人が増えた

10/26 14:22

紅葉の中を下っていく

10/26 14:24

ここにも、もう一つ神聖っぽいエリア

10/26 14:24

見物というより、まじめにお参りしてる人も多い

10/26 14:34

略図だけど、今日の地形ならわかりやすい。

10/26 14:37

山門の横にはカフェ

10/26 14:46

往路と同じ散策路を下り、紅葉の広場に戻った

10/26 14:47

今年の日本は紅葉がちょっと↓なので、ここで楽しめて良かった

10/26 14:55

車道横の散策路

10/26 14:57

駅に近づくと、露天で野菜を売ってたり

10/26 14:58

めちゃ賑やかになってきた

10/26 15:00

この辺から、店を覗いてひっかかりまくり。

撮影機器：

FinePix XP80 XP81 XP85 FUJIFILM

NE-202 NEC

感想

旅がらす

＊低山で道の整備が良いと聞いていた韓国の山、ところがどれも険しい岩山で、高所恐怖症には苦手な道。特に稜線が岩峰続きなので縦走がきつい。地図のKTより時間がかかってしまう。なので大きめの山域、北漢山はもうちょっと日の長い時期に回して、こじんまりした逍遥山に行った。
＊ここも大人気で平日なのに人が絶えない。心細い思いをしないで済んだ。
＊寺のある谷を囲むように稜線があり、各ピークの鞍部へそれぞれ道が通じ番号がついている、というわかりやすいコース。稜線の整備も完璧だった。終始現在地がわかり、安心して歩けた。北へ向かう尾根との分岐もはっきりして、迷わずすんだ。
＊ただ、番号のついた標柱は分岐に建っている場合も、次の標柱へはどっちの道を行くのか矢印がついてない。今までのように現在地把握ができていなかったら、見ても迷うかも。見当つけて進んで、次があって良かった、という感じ。
＊お寺から手近なピークまで登る人が多く、グループで弁当広げて宴会、楽しそうだ。
＊紅葉はきれい、展望良好、登山道は快適、予定を上回る全ピーク縦走、韓国らしい雰囲気の山寺、賑やかな登山口の商店街、全部が楽しく満足な山行だった。距離も歩行時間も短かったけど、充実感満載。
＊早めの下山で、帰りに東大門で下車し、市場で山用ウェアを格安でゲット、屋台の並ぶ通りなど夜の巷を徘徊することもできた。
＊国内旅行より安く短時間で来れる韓国、リピーターになろうと思った。