高島トレイル 黄葉 南部スルーハイク


- GPS
- 56:00
- 距離
- 40.5km
- 登り
- 3,023m
- 下り
- 2,896m
コースタイム
天候 | 1日:快晴、2日:曇時々雨、3日:曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:高島市営バス桑原BS〜JR安曇川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山届:事前に滋賀県警にメールで提出。 両方の登山口には、登山ポストがある。 ○コース概容: 1)アップダウンが比較的小さい。数ヶ所急勾配部があるが、全般的に緩やかな勾配が続くのでとっても歩きやすい。細い稜線が多く、歩きやすい。 2)地盤が全般的に粘土質で坂部は階段状になっていないので、降雨時や降雨後は滑りやすい。ただし、今回のように落ち葉で被われた晩秋の道は、滑りやすさが低減する。 3)ブナ林と杉の変種?が場所により多様な姿を見せる。地形と下草が加わると一際艶やかになる。今回は残念ながら紅葉は終わっていたが、時折残る赤や黄色の色合いにハッとさせられた。雪の多い地域のためか、根元が曲がった個性的な木々が多く、自然の造作を楽しめました。 4)このトレイルに、熊の存在は見逃せない。確か昨年だったか、熊に襲われて重症を負った事件があった。熊鈴はもちろん、10数年ものの熊スプレーも持参した。熊鈴は南アルプス時に真鍮性のよく響くものに買い換えしていた。幸い一度も出会うことがなかった。 水坂峠では山ヒルが多いが、さすがにこの時期にはいなかったようだ。 5)特に下り区間で行き先を示すテープの数が少ない箇所もあり、尾根地形は合っていても少し不安になることがあった。高島トレイルの文字の入ったテープは案外少なく、白の荷造りテープや赤のビニールテープが大いに手助けしてくれた。地蔵峠の手前でついうっかり地図で確認せずに進んで右方向に進み、平行する作業道に途中で這い降りた。あーあ、恥ずかし。 6)2日目、寒気が日本海の水蒸気を吸い込み、4回にわたり断続的に雨が降った。冷たい雨かと思ったが、手袋しなくても全然大丈夫だった。3日ともfinetrackのパワースキンに薄手のウールの2枚だけでもひんやりと心地よかった。 7)テント泊地と水場はセットがいいが、適地がない。そのうえ、秋山では日の出が遅く、日の入りが早く行動時間が制限される。6日の出の30分前出発、16時行動終了を目標に、計画を立てた。 |
その他周辺情報 | いつもの京都王将。 顔などは終点桑原の立派なトイレで洗う。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
ハイドレーション
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テントマット
シェラフ
|
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備考 | ○フットウォーマーは役立った。 ○その他、モンベルウォーターボトル1リットル、プラティパス500mlでは足りなかった。2〜3リットルの折り畳める水入れが欲しい。 ○冬用シュラフは少し暑かった。 |
感想
○期待していた通り、奥駆道や台高山脈と同様にブナ林のみずみずしい風景が広がっていた。これだけ低山で都心に近い場所はないだろう。
北部も南部も区間を区切ったハイクで手軽に稜線歩きが楽しめる。今回なら、おにゅう峠〜池原分岐の区間が良いだろう。
○スルーハイクなら1日短縮できたろうが、連続休暇がとれなかったため仕方ない。
○所々でピンクの紛らわしいテープがある一方、肝心なところにない箇所がたくさんあった。途中、白い荷造りテープが頼もしく思えた箇所があった。ありがたや!トレイル最終の稜線には、それらしき標識がなく寂しい限りだ。
○人にも熊さんにも会わなかった。帰りの市営バスの朽木出身の方から、この時期はいないだろうと言われた。ピークは紅葉の10月だ。
○テント泊地の決定は16時ごろで、夜間風が小さそうなところで、熊さんたちがいなさそうなところで、朝日が見えるところとした。30分でも前に進み、翌日の貯金とした。ツエルトの中なら寛いでいるが、夜中トイレで外に出ると回りが漆黒の闇なので気味が悪い。
○ツエルトの防水性は低いのか、三国峠の朝3時過ぎから雨がぱらついたが、内面まで濡れてきた。ツエルトは風でぱたつくので結露があると低い中央部では濡れてしまう。
○YOUTUBEでトレランの練習方法を見た。お尻から太ももで体を運ぶことに今回も意識して歩いた。日頃の筋トレ効果もあり、快調だった。年齢を考え、念のため、芍薬葛根湯を飲むことは忘れなかった。
○残るは、鈴鹿山脈を残すのみ。データでは台高山脈縦走よりハードみたい。水場が少なく、山ヒルがいて、熊もいる。雪が降る前に一気に行ってしまうか?
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