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Yamareco

記録ID: 1964636
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地-西穂-奥穂-前穂 周回(高所恐怖症ジャンダルムに立つ!)

2019年08月09日(金) ~ 2019年08月11日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
15:22
距離
19.4km
登り
2,764m
下り
2,756m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:04
休憩
0:07
合計
2:11
8:59
9:01
1
9:02
9:02
107
10:49
10:54
1
11:03
2日目
山行
5:17
休憩
1:41
合計
6:58
3:35
13
3:48
3:48
42
4:30
4:30
27
4:57
4:57
10
5:33
5:35
6
5:41
5:46
13
5:59
6:01
21
6:22
6:32
7
6:39
6:43
13
6:56
6:56
8
7:04
7:15
82
8:37
9:09
6
9:15
9:27
2
9:29
9:43
22
10:05
10:09
24
3日目
山行
4:34
休憩
0:57
合計
5:31
4:55
33
宿泊地
5:28
5:28
6
5:34
5:36
44
6:20
6:27
16
6:43
7:05
13
7:18
7:28
88
8:56
9:09
43
9:52
9:55
22
10:26
ゴール地点
天候 3日間とも快晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡足湯公園駐車場 : 1日 600円
沢渡-上高地 バス:往復 2050円
コース状況/
危険箇所等
田代橋-西穂山荘:
樹林帯の整備された登山道。危険個所無し。

西穂山荘-西穂:
独標から先は岩稜経験要。ピラミッドピーク付近、西穂山頂直下は要注意。

西穂-赤石岳:
一か所長い鎖場有り。手足豊富で問題無し。

赤石岳-間天のコル:
間ノ岳からの下りに垂直の鎖場有り。手足豊富で問題無し。

間天のコル-天狗ノ頭:
逆層スラブはホールドがほぼなく靴のフリクション頼り。段差の乗り越えは鎖に頼った方が良い。

天狗ノ頭-天狗のコル:
二段の垂直の鎖有り。手足豊富で問題無し。

天狗のコル-コブの頭:
ハードな岩登りが長く続く。ペンキ少なくルートの変化を見落としやすい。上部はガレ多く落石を起こさない様注意。

ジャンダルム:
ジャンと書かれた矢印に従うと飛騨側から巻いて登るルートへ。こちらはクライミング要素はあまりないが非常にガレており落石には細心の注意を。奥穂へは信州側からトラバースすると巻ける。

ロバの耳:
耳のピークを目指して登る途中から左手に下降するルートへの鎖が下がっている。ここからの下降は狭い足場の岩を折り返しながらクライムダウンするが鎖は無い。手足は不自由しない。

馬ノ背:
ナイフリッジの直登。登る分には取り付いてしまえば他の岩場と大差なし。剥がれそうなホールドは力をかける前に確かめること。

奥穂-穂高岳山荘:
山荘の直上は手足を使う岩場と二連梯子有り。整備されており難易度は易しい。

吊尾根:
基本斜面をトラバースする歩きやすい道。数か所鎖場もあるが傾斜も緩く易しい。

紀美子平-前穂:
岩登り要素あり。一か所岩を抱く様にして狭い足場をへつって登る箇所は危険と感じた。上部はガレており落石注意。

重太郎新道:
所々に鎖場や梯子有り。整備は行き届いており難しさはないが滑落したら危ない箇所は多数。

岳沢小屋-上高地:
とても良く整備された傾斜の穏やかな道。小石、小岩は多いので躓かない様に。
その他周辺情報 松本市内林檎の湯屋おぶ〜:入浴料 平日750円 土日祝850円
上高地の帝国ホテル前駐車場からスタート。ついでに帝国ホテルの敷地をひやかしに。
2019年08月09日 08:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/9 8:52
上高地の帝国ホテル前駐車場からスタート。ついでに帝国ホテルの敷地をひやかしに。
田代橋から穂高。あそこの上を渡ると思うとワクワクします。
2019年08月09日 08:58撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/9 8:58
田代橋から穂高。あそこの上を渡ると思うとワクワクします。
西穂方面への登山ゲート。ここをくぐっていきます。最初素通りしちゃいました。
2019年08月09日 09:01撮影 by  iPhone 7, Apple
2
8/9 9:01
西穂方面への登山ゲート。ここをくぐっていきます。最初素通りしちゃいました。
中尾根は樹林帯のよく整備された登り。奥多摩の山登ってる気分になりました。
2019年08月09日 09:02撮影 by  iPhone 7, Apple
8/9 9:02
中尾根は樹林帯のよく整備された登り。奥多摩の山登ってる気分になりました。
お、ハクサンフウロ。
2019年08月09日 11:00撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/9 11:00
お、ハクサンフウロ。
西穂山荘に到着ー。
2019年08月09日 11:03撮影 by  iPhone 7, Apple
8/9 11:03
西穂山荘に到着ー。
時間が早く着いてしまったのでビール飲むしかありません。
なんとキンッキンに冷えたジョッキが出てきます。
2019年08月09日 11:07撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/9 11:07
時間が早く着いてしまったのでビール飲むしかありません。
なんとキンッキンに冷えたジョッキが出てきます。
西穂ラーメン。今回は小屋泊りで贅沢山行なのでお昼まで山荘で頂いてしまいます。
2019年08月09日 11:10撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/9 11:10
西穂ラーメン。今回は小屋泊りで贅沢山行なのでお昼まで山荘で頂いてしまいます。
丸山手前の見晴らしいい場所まで散歩。明日登る西穂のギザギザが聳えてます。
2019年08月09日 11:37撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/9 11:37
丸山手前の見晴らしいい場所まで散歩。明日登る西穂のギザギザが聳えてます。
焼岳、大正池方面。帝国ホテルの屋根が赤いです。無駄に赤い。
2019年08月09日 11:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/9 11:38
焼岳、大正池方面。帝国ホテルの屋根が赤いです。無駄に赤い。
西穂山荘は大きくて綺麗ですね。トイレも綺麗です。
2019年08月09日 13:35撮影 by  iPhone 7, Apple
8/9 13:35
西穂山荘は大きくて綺麗ですね。トイレも綺麗です。
西穂山荘の夕飯。小鉢もあり品数が多くて汁物も美味しいです。
2019年08月09日 17:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/9 17:38
西穂山荘の夕飯。小鉢もあり品数が多くて汁物も美味しいです。
テン場はぎっしり。この日夜は雷雨が結構激しく降ったのでテン泊の方は結構難儀したかもしれませんね。私は今回は安全第一で軽量化のためにテント置いてきました。
2019年08月09日 17:58撮影 by  iPhone 7, Apple
3
8/9 17:58
テン場はぎっしり。この日夜は雷雨が結構激しく降ったのでテン泊の方は結構難儀したかもしれませんね。私は今回は安全第一で軽量化のためにテント置いてきました。
西穂山荘レストハウスのメニュー。色々食べられます。地酒なども色々あります。
2019年08月09日 18:04撮影 by  iPhone 7, Apple
8/9 18:04
西穂山荘レストハウスのメニュー。色々食べられます。地酒なども色々あります。
赤くそまる夕方。積乱雲が結構沸いていましたね。
2019年08月09日 18:58撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/9 18:58
赤くそまる夕方。積乱雲が結構沸いていましたね。
翌朝日の出前からヘッデン点けてスタートです。初めての挑戦でどれだけ時間かかるかわかりませんし暑くなりそうでしたから早めの計画です。
2019年08月10日 03:31撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 3:31
翌朝日の出前からヘッデン点けてスタートです。初めての挑戦でどれだけ時間かかるかわかりませんし暑くなりそうでしたから早めの計画です。
西穂丸山到着。まだ暗いです。
2019年08月10日 03:48撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 3:48
西穂丸山到着。まだ暗いです。
独標方面にはすでに先行者と思しき灯りが。
2019年08月10日 04:18撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 4:18
独標方面にはすでに先行者と思しき灯りが。
ドッピオ到着です。なんやねんこの誤変換。というかボケボケだし…
2019年08月10日 04:32撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 4:32
ドッピオ到着です。なんやねんこの誤変換。というかボケボケだし…
奥穂方面の稜線。目論見通りこの辺りで明るんできました。
2019年08月10日 04:32撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 4:32
奥穂方面の稜線。目論見通りこの辺りで明るんできました。
独標からの下りも結構急ですね。この先に比べれば小手調べですが。
2019年08月10日 04:40撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 4:40
独標からの下りも結構急ですね。この先に比べれば小手調べですが。
この辺りから岩稜登山になりますね。
2019年08月10日 04:43撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 4:43
この辺りから岩稜登山になりますね。
急峻な岩肌に咲くチシマギキョウ。
2019年08月10日 04:53撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 4:53
急峻な岩肌に咲くチシマギキョウ。
ピラミッドピークに到着です。
2019年08月10日 04:58撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 4:58
ピラミッドピークに到着です。
ピラミッドピークからの笠ヶ岳、錫杖岳方面。
2019年08月10日 05:07撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 5:07
ピラミッドピークからの笠ヶ岳、錫杖岳方面。
朝日に山頂が焼ける焼岳。
2019年08月10日 05:11撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 5:11
朝日に山頂が焼ける焼岳。
稜線から朝日が昇ってきました。
2019年08月10日 05:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 5:19
稜線から朝日が昇ってきました。
西穂山頂直下はクライミング要素のある岩場です。ペンキに従えば難しくはありません。
2019年08月10日 05:29撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 5:29
西穂山頂直下はクライミング要素のある岩場です。ペンキに従えば難しくはありません。
西穂高に到着ー。
2019年08月10日 05:34撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 5:34
西穂高に到着ー。
上高地方面。素晴らしい好天。
2019年08月10日 05:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 5:35
上高地方面。素晴らしい好天。
さて、ここからは破線ルート。気を引き締めていきます。
2019年08月10日 05:39撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 5:39
さて、ここからは破線ルート。気を引き締めていきます。
やはり岩稜ルートとしての難易度が一つ上がった気がします。ペンキが少なくなってうっかりすると見落としかねません。というか何回か見落として戻ったりしてます…
2019年08月10日 06:13撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 6:13
やはり岩稜ルートとしての難易度が一つ上がった気がします。ペンキが少なくなってうっかりすると見落としかねません。というか何回か見落として戻ったりしてます…
ルートはガレガレです。落石は絶対におこしてはいけないので一歩ずつ足場の手ごたえを探りながら進めるため余計に疲れます。
2019年08月10日 06:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 6:27
ルートはガレガレです。落石は絶対におこしてはいけないので一歩ずつ足場の手ごたえを探りながら進めるため余計に疲れます。
間天のコルへの下りの垂直の鎖場を先行の方が下っているのを待ちます。手足豊富で難しくはありません。
2019年08月10日 06:32撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 6:32
間天のコルへの下りの垂直の鎖場を先行の方が下っているのを待ちます。手足豊富で難しくはありません。
逆層スラブは最後の段差の乗り越し以外は靴のフリクションのみで普通に歩けると思います。雨で濡れていたり砂でザレていたら鎖頼りになると思われます。
2019年08月10日 06:44撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 6:44
逆層スラブは最後の段差の乗り越し以外は靴のフリクションのみで普通に歩けると思います。雨で濡れていたり砂でザレていたら鎖頼りになると思われます。
天狗ノ頭と良く言われますが案内板は天狗岳山頂と書かれていますね
2019年08月10日 06:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 6:56
天狗ノ頭と良く言われますが案内板は天狗岳山頂と書かれていますね
天狗のコルへの下りに二連の鎖がありますがご鎖の脇に降りやすいホールドがあります。
2019年08月10日 07:10撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 7:10
天狗のコルへの下りに二連の鎖がありますがご鎖の脇に降りやすいホールドがあります。
天狗のコルに到着ー。唯一の逃げ道がここに。といってもエスケープと呼べないくらいそっちも難路らしいですね。
2019年08月10日 07:10撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 7:10
天狗のコルに到着ー。唯一の逃げ道がここに。といってもエスケープと呼べないくらいそっちも難路らしいですね。
コブの頭への登りは非常にハード。ペンキもどこが〇なんやねんとツッコミたくなる所に着いてます。古いルート?のペンキ跡等もあってそちらは踏み跡がほとんどなかったりします。冷静なルートファインディングが要求されます。
2019年08月10日 07:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 7:39
コブの頭への登りは非常にハード。ペンキもどこが〇なんやねんとツッコミたくなる所に着いてます。古いルート?のペンキ跡等もあってそちらは踏み跡がほとんどなかったりします。冷静なルートファインディングが要求されます。
奥穂、前穂、明神のギザギザが凶悪ですね。
2019年08月10日 08:10撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:10
奥穂、前穂、明神のギザギザが凶悪ですね。
たまに下を覗き込むと結構クラクラします。うん、やめよう。上だけ見よう。
2019年08月10日 08:18撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:18
たまに下を覗き込むと結構クラクラします。うん、やめよう。上だけ見よう。
へいこらと岩をよじ登っていきます。クライミング気分に浸ってアドレナリンが吹き出します。怖いけどそれ以上に楽しい!
2019年08月10日 08:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:27
へいこらと岩をよじ登っていきます。クライミング気分に浸ってアドレナリンが吹き出します。怖いけどそれ以上に楽しい!
とうとう奥穂を守る番兵さんが目の前に。もの凄い存在感!ハードな登りの疲れも吹き飛びテンションMAXです。
2019年08月10日 08:33撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:33
とうとう奥穂を守る番兵さんが目の前に。もの凄い存在感!ハードな登りの疲れも吹き飛びテンションMAXです。
ジャン←と書かれた案内に従って飛騨側に回り込み登っていきます。飛騨側はどこからでも上がれそうな感じになっていますが、非常にガレているので落石には要注意です。
2019年08月10日 08:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:39
ジャン←と書かれた案内に従って飛騨側に回り込み登っていきます。飛騨側はどこからでも上がれそうな感じになっていますが、非常にガレているので落石には要注意です。
憧れのジャンダルム着いたどーー!登山を始めた頃はまさか自分がこんな所に来られる様になるとは思ってもいませんでした。感無量です。
2019年08月10日 08:46撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:46
憧れのジャンダルム着いたどーー!登山を始めた頃はまさか自分がこんな所に来られる様になるとは思ってもいませんでした。感無量です。
振り返って西穂焼岳方面!
2019年08月10日 08:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:47
振り返って西穂焼岳方面!
スケールの大きい笠ヶ岳方面!
2019年08月10日 08:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:47
スケールの大きい笠ヶ岳方面!
そして槍方面!遠く雲の平や薬師岳、立山、白馬までくっきりと見通せる夏とは思えない視界の良さ!今日この日に登れて本当に良かったー!
2019年08月10日 08:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:47
そして槍方面!遠く雲の平や薬師岳、立山、白馬までくっきりと見通せる夏とは思えない視界の良さ!今日この日に登れて本当に良かったー!
謎のジャン天使さんに槍を突かせようとしましたが失敗。
2019年08月10日 08:48撮影 by  iPhone 7, Apple
5
8/10 8:48
謎のジャン天使さんに槍を突かせようとしましたが失敗。
空には祝福するかの様な飛行機雲が。テンション高くてなんでも勝手に良い方に思い込みます。ありがとー!
2019年08月10日 08:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:57
空には祝福するかの様な飛行機雲が。テンション高くてなんでも勝手に良い方に思い込みます。ありがとー!
名残惜しいですが、まだ難所が残っています。気を引き締めて進みましょう。
2019年08月10日 08:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 8:56
名残惜しいですが、まだ難所が残っています。気を引き締めて進みましょう。
ジャンを信州側から巻きます。下見たら怖そうなので見ませんでした。
2019年08月10日 09:06撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 9:06
ジャンを信州側から巻きます。下見たら怖そうなので見ませんでした。
こちらがジャンの奥穂側からの直登ルート。ルートファインディングしてみた限りでは登る分にはいけそうな感じがしましたが勿論挑戦なんてしません!
2019年08月10日 09:09撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 9:09
こちらがジャンの奥穂側からの直登ルート。ルートファインディングしてみた限りでは登る分にはいけそうな感じがしましたが勿論挑戦なんてしません!
ロバの耳は窓を目指して登りますが窓の手前で飛騨側に下ります。
2019年08月10日 09:13撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 9:13
ロバの耳は窓を目指して登りますが窓の手前で飛騨側に下ります。
このロバの耳の下降は鎖も無くクライムダウンとなり、本ルートで一番技術的に厳しい所だと思います。気を抜かず慎重に行けばホールドは問題ありません。
2019年08月10日 09:22撮影 by  iPhone 7, Apple
1
8/10 9:22
このロバの耳の下降は鎖も無くクライムダウンとなり、本ルートで一番技術的に厳しい所だと思います。気を抜かず慎重に行けばホールドは問題ありません。
ジャンダルムと下ってきたロバの耳。こうして離れて見るととても人の歩ける所に見えません。実際に立つとそうでもないんですが。いや怖いですけど。ルートを開発してくださったクライマーさんに感謝。
2019年08月10日 09:42撮影 by  iPhone 7, Apple
5
8/10 9:42
ジャンダルムと下ってきたロバの耳。こうして離れて見るととても人の歩ける所に見えません。実際に立つとそうでもないんですが。いや怖いですけど。ルートを開発してくださったクライマーさんに感謝。
残る難所は絵面的に恐怖しかない馬の背です。
2019年08月10日 09:45撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 9:45
残る難所は絵面的に恐怖しかない馬の背です。
そんな〇とかウマノセとかお気楽に描かれても…
2019年08月10日 09:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 9:47
そんな〇とかウマノセとかお気楽に描かれても…
ただ実際取り付いてしまえば登る分には手足に難しい所はありませんでした。
2019年08月10日 09:49撮影 by  iPhone 7, Apple
4
8/10 9:49
ただ実際取り付いてしまえば登る分には手足に難しい所はありませんでした。
靴幅分の足場とか普通に考えたら怖いはずなのにもう高揚感でイケイケです。
2019年08月10日 09:50撮影 by  iPhone 7, Apple
4
8/10 9:50
靴幅分の足場とか普通に考えたら怖いはずなのにもう高揚感でイケイケです。
馬の背を抜けたらあとは奥穂へのウィニングロード!でも浮石多いので油断は禁物です。
2019年08月10日 09:57撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 9:57
馬の背を抜けたらあとは奥穂へのウィニングロード!でも浮石多いので油断は禁物です。
奥穂山頂到着ー!このルートのために幾度となく岩場練習を繰り替えした相棒ヘルメットと共に。
2019年08月10日 10:12撮影 by  iPhone 7, Apple
3
8/10 10:12
奥穂山頂到着ー!このルートのために幾度となく岩場練習を繰り替えした相棒ヘルメットと共に。
奥穂から見下ろすジャンダルム。ありがとう。楽しい一日をありがとう。ってまだ時間早いじゃないですか。うーんこのまま重太郎新道経由で降りるだけの時間と足の余裕はありますね…
2019年08月10日 10:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 10:12
奥穂から見下ろすジャンダルム。ありがとう。楽しい一日をありがとう。ってまだ時間早いじゃないですか。うーんこのまま重太郎新道経由で降りるだけの時間と足の余裕はありますね…
穂高岳山荘に到着ー!苦労して今日上高地降りても車なのでビール飲めないですからね!30分でビールにありつけるこちらを選びますよ!
2019年08月10日 10:44撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 10:44
穂高岳山荘に到着ー!苦労して今日上高地降りても車なのでビール飲めないですからね!30分でビールにありつけるこちらを選びますよ!
てな訳で涸沢を見下ろすポジションで優雅にビールタイム。もう今日は余韻を味わいながらダラダラ過ごすんだ!
2019年08月10日 11:42撮影 by  iPhone 7, Apple
1
8/10 11:42
てな訳で涸沢を見下ろすポジションで優雅にビールタイム。もう今日は余韻を味わいながらダラダラ過ごすんだ!
穂高岳山荘のカレー。そしてビール。美味しいです。
2019年08月10日 10:58撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 10:58
穂高岳山荘のカレー。そしてビール。美味しいです。
穂高岳山荘のフロント付近はとてもいい雰囲気
2019年08月10日 11:36撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 11:36
穂高岳山荘のフロント付近はとてもいい雰囲気
前穂の北尾根
2019年08月10日 11:54撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 11:54
前穂の北尾根
常念山脈。大天井はやっぱり大きいですね。
2019年08月10日 11:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/10 11:56
常念山脈。大天井はやっぱり大きいですね。
涸沢岳。割と目の前です。
2019年08月10日 12:00撮影 by  iPhone 7, Apple
8/10 12:00
涸沢岳。割と目の前です。
翌日の朝。皆さんご来光待ちですね。
2019年08月11日 04:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/11 4:39
翌日の朝。皆さんご来光待ちですね。
奥穂に登り返します。山荘から直後の岩場はそれなりに険しいのですが、昨日のルートと比べると過保護なくらいきっちり整備されてると感じてしまいますね。
2019年08月11日 04:54撮影 by  iPhone 7, Apple
8/11 4:54
奥穂に登り返します。山荘から直後の岩場はそれなりに険しいのですが、昨日のルートと比べると過保護なくらいきっちり整備されてると感じてしまいますね。
朝焼けに染まる涸沢岳方面。
2019年08月11日 05:08撮影 by  iPhone 7, Apple
1
8/11 5:08
朝焼けに染まる涸沢岳方面。
ご来光ー。ってスマホだとさっぱりですね。今回は安全第一で一眼レフも置いてきたので…。満点の夜空も撮りたかったなあ。
2019年08月11日 05:08撮影 by  iPhone 7, Apple
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ご来光ー。ってスマホだとさっぱりですね。今回は安全第一で一眼レフも置いてきたので…。満点の夜空も撮りたかったなあ。
朝日に焼けるジャンダルム。
2019年08月11日 05:22撮影 by  iPhone 7, Apple
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朝日に焼けるジャンダルム。
槍方面。相変わらず視界は良いですが昨日よりは水蒸気量が多い感じですかね。
2019年08月11日 05:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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槍方面。相変わらず視界は良いですが昨日よりは水蒸気量が多い感じですかね。
綺麗なシルエットの影奥穂
2019年08月11日 05:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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綺麗なシルエットの影奥穂
吊尾根を進みます。
2019年08月11日 05:33撮影 by  iPhone 7, Apple
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吊尾根を進みます。
吊尾根も鎖場はありますが傾斜は緩いです。
2019年08月11日 05:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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吊尾根も鎖場はありますが傾斜は緩いです。
紀美子平から前穂に登ります。
2019年08月11日 06:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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紀美子平から前穂に登ります。
前穂は結構岩登り要素がありますね。ルート案内のペンキはこれでもかと付いています。
2019年08月11日 06:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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前穂は結構岩登り要素がありますね。ルート案内のペンキはこれでもかと付いています。
上部はガレているので落石には細心の注意を。
2019年08月11日 06:41撮影 by  iPhone 7, Apple
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上部はガレているので落石には細心の注意を。
前穂到着ー。
2019年08月11日 06:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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前穂到着ー。
常念山脈の向こう側は雲の海です。
2019年08月11日 06:49撮影 by  iPhone 7, Apple
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常念山脈の向こう側は雲の海です。
北尾根。クライマーさん達の姿が見えます。
2019年08月11日 06:51撮影 by  iPhone 7, Apple
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北尾根。クライマーさん達の姿が見えます。
明神岳。上高地から一番近くて目立つ山なのに我々一般登山者には一番難度が高い山ですね。今なら主稜だけならなんとかならなくもないかな?
2019年08月11日 06:55撮影 by  iPhone 7, Apple
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明神岳。上高地から一番近くて目立つ山なのに我々一般登山者には一番難度が高い山ですね。今なら主稜だけならなんとかならなくもないかな?
紀美子平から重太郎新道で下ります。結構急な岩場がありますが良く整備されています。
2019年08月11日 07:29撮影 by  iPhone 7, Apple
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紀美子平から重太郎新道で下ります。結構急な岩場がありますが良く整備されています。
ここは本当に整備が行き届いていますね。
2019年08月11日 07:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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ここは本当に整備が行き届いていますね。
結構長い梯子もあります。
2019年08月11日 08:15撮影 by  iPhone 7, Apple
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結構長い梯子もあります。
カモシカの立場。昨日歩いたルートを見上げる形になります。
2019年08月11日 08:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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カモシカの立場。昨日歩いたルートを見上げる形になります。
岳沢小屋のテン場に到着。
2019年08月11日 08:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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岳沢小屋のテン場に到着。
岳沢小屋に到着ー。今日もいい天気。
2019年08月11日 09:09撮影 by  iPhone 7, Apple
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岳沢小屋に到着ー。今日もいい天気。
テラスでジュースを頂いて一休み。
2019年08月11日 08:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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テラスでジュースを頂いて一休み。
ここから上高地はとても良く整備されたハイキング道。でも結構長いです。
2019年08月11日 09:16撮影 by  iPhone 7, Apple
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ここから上高地はとても良く整備されたハイキング道。でも結構長いです。
上高地へ抜けましたー。
2019年08月11日 10:16撮影 by  iPhone 7, Apple
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上高地へ抜けましたー。
木道を歩いて河童橋方面へ。
2019年08月11日 10:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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木道を歩いて河童橋方面へ。
観光客が沢山の河童橋へ。あの稜線の上を渡ってきたんだなー。ありがとう!最高に楽しかった!
2019年08月11日 10:44撮影 by  iPhone 7, Apple
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観光客が沢山の河童橋へ。あの稜線の上を渡ってきたんだなー。ありがとう!最高に楽しかった!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コッヘル ストーブ コンパス ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 モバイルバッテリー 時計 タオル ツェルト ヘルメット

感想

登山を始めてから漠然と憧れのあったジャンダルム。
今はまだ自分には登る資格がないと低山歩きから始めて
ロングコースに耐えられる体力を作るために日頃から無駄に重い荷物での登山や
ランニングも始めました。
怖くて仕方なかった岩場も少しづつステップアップし、難易度が高いと言われる
コースも何度も回ってみて余裕を持って行動できるようになってきました。
今なら自信持って行ける。
そう考えて今年のメインの目標として計画していました。

今回の登山にあたっては欲張らず安全に西穂-奥穂のコースを抜ける事を第一として
テント泊装備や一眼レフなどのいつもの重量物は捨てて山小屋泊りで計画。
天気予報と睨めっこしてこのタイミングしかないと実行に移しました。

二日目のアタックは岩が険しくなってくる西穂独標辺りで明るくなるくらいを
見越してスタート。とにかく体力を温存する事を念頭に普段よりもペースを
意図的に抑えて終盤の難所に備えました。

最初は緊張していたのですが、いくつかの難所をクリアしてみてこれならば
行けると感じられ、岩登りが俄然楽しくなってきました。
終盤のコブの頭への登りなどは本当に楽しくて、自分がこのルートをしっかりと
登れているのが嬉しくて、登ってて笑顔になってしまう程でした。

ジャンダルムの頂上は本当に360度周囲に視界を遮るものがなく、抜群の好天にも
恵まれて素晴らしい景観が眺められ、いつまでもこの場にいたいと思える程の
感動を味わいました。本当に挑戦してみて良かったです。

西穂-奥穂ルートの雑感ですが、個々の難所としては大キレットや北穂涸沢岳間辺り
と厳しさは変わりないと思われます。危険な箇所にはしっかり鎖が付いています。
単純な危険度で言えば妙義や戸隠辺りの方が危ない場所があるかと思います。

ただこのルートは結構な体力コースでもあり、この長いルートのどこであろうと
一回でもミスをしたら致命的な結果になる可能性があります。
個々の難所は問題なくとも、それがずっと続けば疲れやうっかりなどから
万が一が起こり得ます。その万が一を絶対に起こさない様に体力、集中力を
維持するための準備が重要ではないかと感じられました。

危険なルートである事には間違いありません。
ですが、穂高の岩稜歩きの魅力が凝縮された名ルートであると感じる事ができました。

本当に楽しかったです!

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