雨引観音〜燕山(一部藪こぎの雪中行軍!) #149
- GPS
- 05:50
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 704m
- 下り
- 693m
コースタイム
雨引観音発8:35〜雨引山との分岐8:50〜燕山まで3.7kmの小ピーク9:20
〜ミスコース?による藪こぎ10:40〜11:00〜燕山まで0.5km地点11:45
〜12:00燕山山頂12:05〜燕山から3.7kmの小ピーク13:35〜雨引観音14:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
雨引観音に大駐車場あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースには、過日の南岸低気圧による積雪が約20〜30m位残っていた。 雪が無ければ泥んこぬかるみコースかも? |
写真
感想
我が会では、平成22年(2010年)に麓の加波山神社から加波山(709m)への山行を行っている。
今回は、同じ筑波山塊の「燕山(701m)」を北の雨引観音から辿ることとした。
花崗岩の石屋の並ぶ坂道を登り詰めると、雨引観音の直下の駐車場に着いた。
雨引観音で安全祈願をし、早速登り始める。
境内を出ると、すぐに雪の山路に変わった。
それは燕山の山頂まで続くことになる。
観音から2時間と少し行った辺りで稜線をはずした踏み後に惑いこみ、藪こぎと腐った雪と格闘することとなった。
手すりの付いた木の階段コースに戻るのに20分〜30分のタイムロスとなった。
また、燕山に近づくにつれ雪面の斜度が増してきて、登下降に手こずったりした。
しかし、全て雪の上の歩行であったため、靴をあまり汚すことがなかったのは幸いである。
前にこのコースを歩いた会員によると、泥んこの登山道に難渋したとのことであった。
やっと着いた燕山の山頂は細長い平坦部となっていて、701mと書かれたポールが1本立っていた。
ポールから少し離れた場所の岩の間に何かを祈願したらしい神札があった。
頂上南側の樹間から隣のピークに立つ電波塔が見えた。
ここから400〜500mであの加波山に至るのだが、今回は引き返すことにした。
帰路は、日光連山などを遠くに望みながら、雪路の往路を楽しみながら戻った。
至近距離となった筑波山は、頭に何本ものアンテナのかんざしで飾りつけていたが、馴染みある双耳峰の形が崩れていて少し興覚めであった。
全行程が雪路で体力は使ったが、天候に恵まれた楽しい山行であった。
「雨引観音」について
587年の用明天皇2年に中国(梁)の人の「法輪独守居士」により開創された坂東観音霊場第二十四番の札所・名刹である。
厄除・延命・安産・子育の霊験あらたかな「延命観世音菩薩(国指定重要文化財)」が本尊として祀られている。
「推古天皇」の病気平癒祈願や「聖武天皇」並びに「光明皇后」の安産祈願などが知られている。
821年の大干ばつの時、「嵯峨天皇」が写経奉納して雨乞いしたところ雨が降り出し、五穀豊穣となったことから、勅命により「雨引山楽法寺」の山号を賜ったのだという。
国定公園にもなっている敷地内には、国指定重要文化財の「延命観世音菩薩像」を納めた「観音堂」の他、「仁王門」、「鐘楼」、「三重の塔」などの建造物が林立しており、石段の脇に太い幹の「スダジイ」(市天然記念物)があったが、歴史を感じさせる見事さだった。
また、境内にはクジャクなどが放たれていたが、三重塔の高いところに止まったクジャクが我々を見下ろしていた。
コメント
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お疲れ様です。
自分は昨年息子と燕山の沢登りコースでトライしました。山頂まであとわずかのところで大きな岩で行き止まり。
息子はさすがに厳しいかとおもい引き返すことになりました。いつかリベンジしたいです。
あと、かみさんの実家が和歌山で高野山の麓町なので次回帰省したときは一人で高野山一泊計画を立てます。
いろんなところへ行かれてすごいですね。
APY124さん訪問とコメント有り難うございます。
「5歳児と行く」の方ですね。
頂いたコメントを見たのが、2月18日と遅くなりましたが、昨日17日に古賀志に行かれていたのですね。
かわいいお子さんと一緒で楽しい山行を楽しんでください。
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