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Yamareco

記録ID: 368164
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

清津峡満寿山/秘境の渓谷を縦走、1日中紅葉漬け!

2013年11月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:08
距離
14.8km
登り
1,030m
下り
1,287m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:27
休憩
2:34
合計
11:01
8:01
8:06
48
8:54
9:02
29
9:31
9:41
62
10:43
10:44
34
11:18
12:04
101
13:45
14:13
39
14:52
14:53
93
16:26
17:20
27
17:47
17:48
1
17:49
ゴール地点
0640 八木沢登山口
0801 フィトンチット広場 0811
0817 栄太郎峠分岐
0854 鹿飛橋
0940 高石沢渡渉
1043 鼻
1110 足尾沢橋 1155
1356 日向の肩 1413
1451 満寿山
1518 温泉のぞき
1625 清津峡登山口
1635 清津峡温泉よーへり 1720
1747 清津峡入口BS
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
越後湯沢〜清津峡、越後湯沢〜八木沢口は路線バスで移動可能。790円(タクシーだと8千円くらいらしい)
http://www.minamiechigo.co.jp/
コース状況/
危険箇所等
■登山ポストなど
 登山ポストは八木沢口側、清津峡温泉側ともに設置されています。
 トイレ・水場もあり。

■危険箇所
・鹿飛橋〜足尾沢 渓谷沿いのトラバースですが、渓谷側に落ちないよう
・高石沢渡渉 ピンクリボンのついている所から10m程上流が渡りやすい。水量多いので雨後は厳しいかも。
・足尾沢〜日向の肩 前半の階段は楽。中盤のトラバースを繰り返すところは足場が斜面になっていて落葉の下に滑り易い岩や木の根が隠れているので要注意。後半はロープだらけ。厳しいところは無いがひたすら続くので力尽きないように。足場は少し滑る。

■詳しい状況はkamimuraさんがルート・レコを上げています。
[url=http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/rtinfo.php?rtid=1058]登山ルートWiki[/url]
[url=http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-314373.html]清津峡散策レコ[/url]
午前2時半、八木沢口駐車場に到着。
2013年11月10日 08:52撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 8:52
午前2時半、八木沢口駐車場に到着。
空が綺麗なので星が沢山見えます。
しかし寒い。気温3度。
2013年11月10日 08:53撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 8:53
空が綺麗なので星が沢山見えます。
しかし寒い。気温3度。
翌朝6時。睡眠2時間くらい。
寒いのと眠いので出発をためらう。
靄もでてますし。
2013年11月10日 08:55撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 8:55
翌朝6時。睡眠2時間くらい。
寒いのと眠いので出発をためらう。
靄もでてますし。
6:40、出発する。
2013年11月10日 08:55撮影 by  DSC-RX1, SONY
3
11/10 8:55
6:40、出発する。
朝靄。
山麓の紅葉は丁度良い頃のよう。
標高の高い所は終わっているかも。
2013年11月10日 06:12撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 6:12
朝靄。
山麓の紅葉は丁度良い頃のよう。
標高の高い所は終わっているかも。
八木沢口
登山ポスト
2013年11月10日 06:14撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 6:14
八木沢口
登山ポスト
歩き易い道です
2013年11月10日 06:14撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:14
歩き易い道です
ブナが多く、黄葉してます。
2013年11月10日 06:15撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:15
ブナが多く、黄葉してます。
日が差したら綺麗だろうな
2013年11月10日 06:15撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:15
日が差したら綺麗だろうな
快適な道が続きます
2013年11月10日 06:16撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:16
快適な道が続きます
大峰の湧き水
水量は豊富、というか、この写真手前には沢になってザバザバ流れてます。
2013年11月10日 06:16撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:16
大峰の湧き水
水量は豊富、というか、この写真手前には沢になってザバザバ流れてます。
渓流と紅葉
朝靄が晴れずボンヤリとした雰囲気
2013年11月10日 06:17撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:17
渓流と紅葉
朝靄が晴れずボンヤリとした雰囲気
渓流と紅葉
水が綺麗
2013年11月10日 06:19撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:19
渓流と紅葉
水が綺麗
渓流と紅葉
2013年11月10日 06:18撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:18
渓流と紅葉
渓流と紅葉
2013年11月10日 06:19撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:19
渓流と紅葉
日が射して来た
2013年11月10日 06:20撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:20
日が射して来た
陽が当たると鮮やかになります。
2013年11月10日 06:21撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:21
陽が当たると鮮やかになります。
渓流と紅葉
2013年11月10日 06:21撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:21
渓流と紅葉
紅葉
2013年11月10日 06:27撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 6:27
紅葉
青空が見えてきた
2013年11月10日 06:22撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:22
青空が見えてきた
逆光の黄葉
2013年11月10日 06:22撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:22
逆光の黄葉
ブナ林の黄葉
2013年11月10日 06:26撮影
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11/10 6:26
ブナ林の黄葉
フィトンチッド広場に到着
ここは雰囲気が良いです
2013年11月10日 06:28撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:28
フィトンチッド広場に到着
ここは雰囲気が良いです
[url=https://www.360cities.net/image/kiyotstu-gorge-phytoncide-space]フィトンチッド広場全方位VRパノラマ[/url]

操作できます。
(このリンクは右クリックから新しいウィンドウで開いてください。普通にクリックするとここに戻って来れません)

下部ブログパーツにも貼りました。
2013年11月10日 17:31撮影
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11/10 17:31
[url=https://www.360cities.net/image/kiyotstu-gorge-phytoncide-space]フィトンチッド広場全方位VRパノラマ[/url]

操作できます。
(このリンクは右クリックから新しいウィンドウで開いてください。普通にクリックするとここに戻って来れません)

下部ブログパーツにも貼りました。
見上げる(魚眼レンズ)
2013年11月10日 09:31撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 9:31
見上げる(魚眼レンズ)
栄太郎峠分岐
以前来たときはここを折れて湯沢ロープウェーへ向かった。それなら危険箇所は無い比較的安全なコース。
2013年11月10日 06:30撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 6:30
栄太郎峠分岐
以前来たときはここを折れて湯沢ロープウェーへ向かった。それなら危険箇所は無い比較的安全なコース。
やっぱり青空に紅葉は映えるなー。
2013年11月10日 06:30撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:30
やっぱり青空に紅葉は映えるなー。
渓流と紅葉
2013年11月10日 06:31撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 6:31
渓流と紅葉
こんな所がずーっと続きます。
コースも長いし今日は一日紅葉漬けです。
2013年11月10日 06:31撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:31
こんな所がずーっと続きます。
コースも長いし今日は一日紅葉漬けです。
渓谷と紅葉
かなり上の方を高巻きます。
このコース、渓谷を高巻きするためにアップダウンが多いです。
といいますか、満寿山に登るのも清津峡の核心部分を高巻くためな訳で・・・。
2013年11月10日 06:32撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:32
渓谷と紅葉
かなり上の方を高巻きます。
このコース、渓谷を高巻きするためにアップダウンが多いです。
といいますか、満寿山に登るのも清津峡の核心部分を高巻くためな訳で・・・。
黄葉と紅葉
2013年11月10日 06:32撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:32
黄葉と紅葉
鹿飛橋まで来ました。
2013年11月10日 06:32撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 6:32
鹿飛橋まで来ました。
[color=cc0000][b]超[/b]難コース[/color]だそうです。
難コースなのは覚悟して来ているんだけども、「超」まで付けられると躊躇ってしまうな。
2013年11月10日 06:33撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 6:33
[color=cc0000][b]超[/b]難コース[/color]だそうです。
難コースなのは覚悟して来ているんだけども、「超」まで付けられると躊躇ってしまうな。
鹿飛橋
2013年11月10日 06:33撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:33
鹿飛橋
鹿飛橋から渓谷を見下ろす
足場も格子状になっているので下を見下ろせるんですが、そんな写真撮れませんでした(高い所は苦手です)。
2013年11月10日 06:33撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:33
鹿飛橋から渓谷を見下ろす
足場も格子状になっているので下を見下ろせるんですが、そんな写真撮れませんでした(高い所は苦手です)。
鹿飛橋から渓谷を見下ろす
2013年11月10日 06:34撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 6:34
鹿飛橋から渓谷を見下ろす
振り返ると紅葉
2013年11月10日 06:34撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:34
振り返ると紅葉
紅葉の山肌と、奥に満寿山。これからアレに登ります。
2013年11月10日 06:35撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:35
紅葉の山肌と、奥に満寿山。これからアレに登ります。
小さい沢を渡る。下の方を見ると、遥か下の方に清津川が流れている。この写真では見えませんが。
2013年11月10日 14:47撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 14:47
小さい沢を渡る。下の方を見ると、遥か下の方に清津川が流れている。この写真では見えませんが。
登山道はトラバースが多いのですが、足場は斜めで滑ると遥か下の清津峡へダイブなので怖いですよ、と伝えたかった筈なのですが、写真ではそれ程でも無い感じです。(私は高いところが苦手)
2013年11月10日 06:38撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 6:38
登山道はトラバースが多いのですが、足場は斜めで滑ると遥か下の清津峡へダイブなので怖いですよ、と伝えたかった筈なのですが、写真ではそれ程でも無い感じです。(私は高いところが苦手)
赤緑黄色が入り乱れて綺麗。
2013年11月10日 06:38撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:38
赤緑黄色が入り乱れて綺麗。
登山道は紅葉ロード。
2013年11月10日 06:38撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:38
登山道は紅葉ロード。
横を向いてもこんな感じ。
2013年11月10日 06:39撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:39
横を向いてもこんな感じ。
まだまだ続くよ紅葉ロード。
このあたりは切り立ってなくとても平和で良い所です。
2013年11月10日 06:39撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:39
まだまだ続くよ紅葉ロード。
このあたりは切り立ってなくとても平和で良い所です。
高石沢。
ピンクリボンを辿るとここへ出ますが、もうちょっと上流が渡りやすい。
2013年11月10日 06:41撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:41
高石沢。
ピンクリボンを辿るとここへ出ますが、もうちょっと上流が渡りやすい。
高石沢。
ここを渡りました。
2013年11月10日 06:41撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 6:41
高石沢。
ここを渡りました。
高石沢。そこそこ水量があります。
2013年11月10日 06:41撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:41
高石沢。そこそこ水量があります。
高石沢。
下は滝になって落ちている・・・
2013年11月10日 06:42撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:42
高石沢。
下は滝になって落ちている・・・
・・・下。豪快に落ちてます。
自分が落ちたら助からなそう。
上のほうに見えるのが清津川本流。
2013年11月10日 06:42撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:42
・・・下。豪快に落ちてます。
自分が落ちたら助からなそう。
上のほうに見えるのが清津川本流。
さらに続くよ紅葉ロード。
2013年11月10日 06:42撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:42
さらに続くよ紅葉ロード。
天気予報は昼から曇るようだがまだその気配は無い。
2013年11月10日 06:43撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:43
天気予報は昼から曇るようだがまだその気配は無い。
青空をバックに紅葉
2013年11月10日 06:43撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 6:43
青空をバックに紅葉
たまに渓谷が見下ろせます。
2013年11月10日 09:35撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 9:35
たまに渓谷が見下ろせます。
右側は崖。
写真だと怖くないですね。
というか緊張した場所ではカメラなんか取り出せませんでした。
2013年11月10日 06:46撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 6:46
右側は崖。
写真だと怖くないですね。
というか緊張した場所ではカメラなんか取り出せませんでした。
鮮やかな紅葉
2013年11月10日 09:36撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 9:36
鮮やかな紅葉
向こうの山と色合いが違います
2013年11月10日 09:36撮影 by  DSC-RX1, SONY
7
11/10 9:36
向こうの山と色合いが違います
 深い渓谷と鮮やかな紅葉、という感じで撮ろうとしましたが、渓谷が真っ黒になるか、紅葉が白く飛んでしまうかになってしまいます。
2013年11月10日 06:47撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:47
 深い渓谷と鮮やかな紅葉、という感じで撮ろうとしましたが、渓谷が真っ黒になるか、紅葉が白く飛んでしまうかになってしまいます。
ここを渡るときにこけてちょっと靴に水が入りました。
2013年11月10日 06:48撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:48
ここを渡るときにこけてちょっと靴に水が入りました。
紅葉の急斜面をトラバースしていきます。
2013年11月10日 09:36撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 9:36
紅葉の急斜面をトラバースしていきます。
上は青空
2013年11月10日 09:36撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 9:36
上は青空
下には清津川
2013年11月10日 07:20撮影 by  NEX-5N, SONY
3
11/10 7:20
下には清津川
一緒に撮ると、渓谷は黒く、空や紅葉は白くなってしまう。
2013年11月10日 06:49撮影 by  DSC-RX1, SONY
1
11/10 6:49
一緒に撮ると、渓谷は黒く、空や紅葉は白くなってしまう。
大きく昇り降りしないルートなのでずーっと紅葉の盛り。
2013年11月10日 07:21撮影 by  NEX-5N, SONY
2
11/10 7:21
大きく昇り降りしないルートなのでずーっと紅葉の盛り。
紅葉のゲートをくぐって行きます。
2013年11月10日 06:49撮影 by  DSC-RX1, SONY
3
11/10 6:49
紅葉のゲートをくぐって行きます。
まだまだ続く、紅葉ロード。
2013年11月10日 06:50撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:50
まだまだ続く、紅葉ロード。
少しは曇るかと思ってましたが、最高の天気です。
2013年11月10日 06:50撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:50
少しは曇るかと思ってましたが、最高の天気です。
岩の横を通ると・・・。
2013年11月10日 06:51撮影 by  DSC-RX1, SONY
1
11/10 6:51
岩の横を通ると・・・。
・・・鼻に到着
このコースの中間地点
と言うことは15時のバスに間に合うかも?(全然間に合いませんでした)
2013年11月10日 06:51撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:51
・・・鼻に到着
このコースの中間地点
と言うことは15時のバスに間に合うかも?(全然間に合いませんでした)
低山でもこういう岩の急斜面と鮮やかな紅葉というのは新潟ならではですよね。
2013年11月10日 09:38撮影 by  DSC-RX1, SONY
4
11/10 9:38
低山でもこういう岩の急斜面と鮮やかな紅葉というのは新潟ならではですよね。
渓谷と紅葉
2013年11月10日 06:52撮影 by  DSC-RX1, SONY
2
11/10 6:52
渓谷と紅葉
柱状節理の岩壁と紅葉
2013年11月10日 06:53撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 6:53
柱状節理の岩壁と紅葉
清津川の渓谷と正面に満寿山
これが今日のハイライトといっても良い
2013年11月11日 21:24撮影 by  DSC-RX1, SONY
1
11/11 21:24
清津川の渓谷と正面に満寿山
これが今日のハイライトといっても良い
柱状節理の谷を流れていく清津川。
清津渓谷の核心はここから清津温泉までなのですが、その一番のところを満寿山へと高巻いてしまうんですよね。500m高巻きというのも壮大ですけど。
2013年11月10日 07:25撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 7:25
柱状節理の谷を流れていく清津川。
清津渓谷の核心はここから清津温泉までなのですが、その一番のところを満寿山へと高巻いてしまうんですよね。500m高巻きというのも壮大ですけど。
柱状節理
2013年11月10日 07:26撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 7:26
柱状節理
満寿山をズームアップ
2013年11月10日 19:08撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 19:08
満寿山をズームアップ
足尾沢橋
2013年11月10日 07:30撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:30
足尾沢橋
河原に下りてみました
ここで昼食休憩
日陰なのでちょっと寒い
風も出てきました
2013年11月10日 07:14撮影 by  DSC-RX1, SONY
2
11/10 7:14
河原に下りてみました
ここで昼食休憩
日陰なのでちょっと寒い
風も出てきました
柱状節理
2013年11月10日 07:31撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 7:31
柱状節理
ゴルジュ状
2013年11月10日 07:27撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 7:27
ゴルジュ状
清津川の流れ
2013年11月10日 07:27撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 7:27
清津川の流れ
[url=https://www.360cities.net/image/kiyotsu-gorge-asiozawa-bridge]足尾沢橋VRパノラマ[/url]

操作できます。

(このリンクは右クリックから新しいウィンドウで開いてください。普通にクリックするとここに戻って来れません)

下部ブログパーツにも貼りました。
2013年11月10日 17:32撮影
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11/10 17:32
[url=https://www.360cities.net/image/kiyotsu-gorge-asiozawa-bridge]足尾沢橋VRパノラマ[/url]

操作できます。

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下部ブログパーツにも貼りました。
さて、日向の肩への急登です。
序盤(標高500〜700m)は階段が幾つか現れます。
階段パートは楽勝です。
2013年11月10日 07:32撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 7:32
さて、日向の肩への急登です。
序盤(標高500〜700m)は階段が幾つか現れます。
階段パートは楽勝です。
紅葉の綺麗な所を写真に撮る余裕があります。
2013年11月10日 07:33撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 7:33
紅葉の綺麗な所を写真に撮る余裕があります。
階段と紅葉
2013年11月10日 07:33撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:33
階段と紅葉
綺麗だー
2013年11月10日 07:34撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 7:34
綺麗だー
だいぶ登ったので、見晴らしが良くなって来ました。
2013年11月10日 07:34撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 7:34
だいぶ登ったので、見晴らしが良くなって来ました。
満寿山の岩壁も同じくらいの高さに。
2013年11月10日 09:42撮影 by  DSC-RX1, SONY
1
11/10 9:42
満寿山の岩壁も同じくらいの高さに。
苔の生えたロープ。
最初は新しいロープを使ってましたが、最後は苔が生えてようが、木の根だろうが、草だろうが、何でも掴んでました。
2013年11月10日 07:35撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 7:35
苔の生えたロープ。
最初は新しいロープを使ってましたが、最後は苔が生えてようが、木の根だろうが、草だろうが、何でも掴んでました。
方向からすると仙ノ倉・平標あたりが見えていると思うのですが。
2013年11月10日 07:35撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:35
方向からすると仙ノ倉・平標あたりが見えていると思うのですが。
急登の中盤(標高700〜800m)は大きな九十九折で徐々に高度を稼ぎます。
登山道が流れているけどここは楽勝。
2013年11月10日 07:35撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:35
急登の中盤(標高700〜800m)は大きな九十九折で徐々に高度を稼ぎます。
登山道が流れているけどここは楽勝。
むしろここのように最初から登山道なんて無かったんじゃないの?というような所が嫌でした。
落葉の下に滑り易い岩や木の根が隠れてます。
自分的には今回の核心はここ。
2013年11月10日 07:36撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 7:36
むしろここのように最初から登山道なんて無かったんじゃないの?というような所が嫌でした。
落葉の下に滑り易い岩や木の根が隠れてます。
自分的には今回の核心はここ。
展望が開けて満寿山
2013年11月10日 18:46撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 18:46
展望が開けて満寿山
標高800mくらい
2013年11月10日 09:43撮影 by  DSC-RX1, SONY
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標高800mくらい
そしてロープが現れると終盤(標高800〜997m)です。
2013年11月10日 07:37撮影 by  DSC-RX1, SONY
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そしてロープが現れると終盤(標高800〜997m)です。
岩壁をズームアップすると、
柱状節理になっています。
2013年11月11日 01:56撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/11 1:56
岩壁をズームアップすると、
柱状節理になっています。
樹林の隙間から岩壁が見えます。
2013年11月10日 07:40撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 7:40
樹林の隙間から岩壁が見えます。
一箇所梯子がありました。
この辺は細い尾根の急登です。
高度感はありません。
2013年11月10日 07:40撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:40
一箇所梯子がありました。
この辺は細い尾根の急登です。
高度感はありません。
標高920mあたりにこのような一息つけるところがあります。
2013年11月10日 07:40撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:40
標高920mあたりにこのような一息つけるところがあります。
ロープが沢山あって安心です(笑)。
5本握ってて、他にも2本写ってます。
2013年11月10日 07:40撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:40
ロープが沢山あって安心です(笑)。
5本握ってて、他にも2本写ってます。
日向の肩に到着!
難所をクリアしたので、小さくガッツポーズ(人目を気にする必要は全くありませんが)
疲れた〜
2013年11月10日 07:41撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:41
日向の肩に到着!
難所をクリアしたので、小さくガッツポーズ(人目を気にする必要は全くありませんが)
疲れた〜
休憩中
2013年11月10日 07:42撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 7:42
休憩中
kashimirでシミュレーションしてみると、やはり仙ノ倉と平標のあたりのようだ。
2013年11月10日 07:42撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 7:42
kashimirでシミュレーションしてみると、やはり仙ノ倉と平標のあたりのようだ。
最近マイブームの登山にリンゴ
2013年11月10日 07:43撮影 by  DSC-RX1, SONY
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最近マイブームの登山にリンゴ
駒ヶ岳
2013年11月10日 07:43撮影 by  NEX-5N, SONY
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駒ヶ岳
八海山と中ノ岳
2013年11月10日 07:44撮影 by  NEX-5N, SONY
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八海山と中ノ岳
黒岩のぞきから清津渓谷を見下ろす
2013年11月10日 18:51撮影 by  DSC-RX1, SONY
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黒岩のぞきから清津渓谷を見下ろす
水場もあるんですね
2013年11月10日 07:45撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:45
水場もあるんですね
ありました。
ほぼ山頂なのに水量ありますね。
2013年11月10日 07:46撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 7:46
ありました。
ほぼ山頂なのに水量ありますね。
山頂付近は冬近しの装い。
風がゴウゴウ鳴っています。
2013年11月10日 07:46撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:46
山頂付近は冬近しの装い。
風がゴウゴウ鳴っています。
なんだか奥武蔵の武川岳あたりのような雰囲気です。
2013年11月10日 07:46撮影 by  DSC-RX1, SONY
11/10 7:46
なんだか奥武蔵の武川岳あたりのような雰囲気です。
満寿山到着
2013年11月10日 07:46撮影 by  DSC-RX1, SONY
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満寿山到着
満寿山から清津渓谷を見下ろす。
正面の奥の山の手前辺りから渓谷をこちらへ向かって歩いてきて、写真手前の右から足尾沢が合流する所に足尾沢橋があり、今日のルートの前半です。
2013年11月10日 07:47撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 7:47
満寿山から清津渓谷を見下ろす。
正面の奥の山の手前辺りから渓谷をこちらへ向かって歩いてきて、写真手前の右から足尾沢が合流する所に足尾沢橋があり、今日のルートの前半です。
満寿山から。
さっき登った足尾沢橋から日向の肩までを収めてみた。
左下が足尾沢橋。右上が日向の肩。
2013年11月10日 08:30撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 8:30
満寿山から。
さっき登った足尾沢橋から日向の肩までを収めてみた。
左下が足尾沢橋。右上が日向の肩。
満寿山から足尾沢橋をズームで。
2013年11月10日 08:01撮影 by  NEX-5N, SONY
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11/10 8:01
満寿山から足尾沢橋をズームで。
温泉のぞきです。
なんて名前だ(笑)
2013年11月10日 08:01撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 8:01
温泉のぞきです。
なんて名前だ(笑)
でも眺めの良いところです。
2013年11月10日 08:02撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 8:02
でも眺めの良いところです。
ちなみに温泉はのぞけません。
寒くなってきたので早く温泉入りたいです。
2013年11月10日 08:02撮影 by  NEX-5N, SONY
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ちなみに温泉はのぞけません。
寒くなってきたので早く温泉入りたいです。
谷の奥にガーラ湯沢スキー場がちら見え。
だいぶ日が傾いてきたよ。
急ごう。
2013年11月10日 08:03撮影 by  DSC-RX1, SONY
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谷の奥にガーラ湯沢スキー場がちら見え。
だいぶ日が傾いてきたよ。
急ごう。
キノコ
2013年11月10日 08:06撮影 by  DSC-RX1, SONY
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キノコ
キノコ
味噌汁に放り込みたい(実際食べられるものかどうかは判りません)
2013年11月10日 08:03撮影 by  DSC-RX1, SONY
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キノコ
味噌汁に放り込みたい(実際食べられるものかどうかは判りません)
あれ?イワウチワさんではないですか?
半年ほどうっかりしちゃいましたかね。
2013年11月10日 08:04撮影 by  DSC-RX1, SONY
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あれ?イワウチワさんではないですか?
半年ほどうっかりしちゃいましたかね。
清津峡。深い谷を刻んでます。
2013年11月10日 08:07撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 8:07
清津峡。深い谷を刻んでます。
今日は一日中晴れました。
2013年11月10日 08:08撮影 by  DSC-RX1, SONY
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今日は一日中晴れました。
無事暗くなる前に下山
2013年11月10日 08:08撮影 by  DSC-RX1, SONY
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無事暗くなる前に下山
清津峡観光トンネルの入口。
時間があったら見に行きたかったのですが、日没間近なのであきらめます。それより温泉。
2013年11月10日 08:09撮影 by  DSC-RX1, SONY
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清津峡観光トンネルの入口。
時間があったら見に行きたかったのですが、日没間近なのであきらめます。それより温泉。
清津峡温泉。
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清津峡温泉。
日帰り温泉、よーへり。
300円です。シャンプーなどは100円で販売。
2013年11月10日 08:09撮影 by  DSC-RX1, SONY
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日帰り温泉、よーへり。
300円です。シャンプーなどは100円で販売。
温泉入ってしまいましたがまだ終わりじゃありません。
バス停まで30分足らず歩きます。
既に真っ暗なのでヘッドランプをON。
2013年11月10日 08:35撮影 by  DSC-RX1, SONY
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温泉入ってしまいましたがまだ終わりじゃありません。
バス停まで30分足らず歩きます。
既に真っ暗なのでヘッドランプをON。
トンネル抜けて・・・
2013年11月10日 08:10撮影 by  DSC-RX1, SONY
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トンネル抜けて・・・
・・・月夜の中を・・・
2013年11月10日 08:35撮影 by  DSC-RX1, SONY
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・・・月夜の中を・・・
・・・バス停に到着。
2013年11月10日 08:35撮影 by  DSC-RX1, SONY
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・・・バス停に到着。
バス待ちの間にパシャリ。
2013年11月10日 08:10撮影 by  NEX-5N, SONY
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バス待ちの間にパシャリ。
越後湯沢でバスを乗り継ぎます。
2013年11月10日 08:11撮影 by  DSC-RX1, SONY
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越後湯沢でバスを乗り継ぎます。
バス停からまたちょっと歩いて、
19:12、八木沢口Pに到着。
約13時間、お疲れ様。
2013年11月10日 08:11撮影 by  DSC-RX1, SONY
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11/10 8:11
バス停からまたちょっと歩いて、
19:12、八木沢口Pに到着。
約13時間、お疲れ様。

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
1/25,000地形図
1
ガイド地図
コンパス
1
1
筆記具
1
保険証
1
飲料
1l
ティッシュ
1
三角巾
1
バンドエイド
1
タオル
1
携帯電話
1
計画書
1
雨具
1
防寒着
1
ストック
1
水筒
1
時計
1
非常食
1
共同装備
ツェルト
1
ファーストエイドキット
1
医薬品
カメラ
2
ビデオカメラ
1

感想

■まとめ
 いつも長くなってしまうので最初にまとめます。
 ずっと気になっていた紅葉の時期の清津峡縦走コースへ行ってきました。
 天気も良く、紅葉も丁度良い頃で、険しい渓谷沿いの登山道を日の出から日没まで(笑)楽しんできました。
 コースは険しいトラバースやロープの連続する急登があったりして難しいですが、険しい渓谷、コバルトブルーの清流、岩に映える紅葉といった素晴らしい景観が見れます。人も少なく静かです。フィトンチッド広場でトレッキングの3人組とあったのを除けば、その後の8時間で会ったのは、紅葉ピークの晴天の週末というこれ以上無い条件にもかかわらず、たったの1人だけでした。裏返せば何かあったら自分で何とかしなければならないシビアさがあります。
 色々情報をヤマレコに上げて頂いたkamimuraさんには感謝。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■はじめに
 以前、新緑の時期に[url=http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-116400.html]湯沢トレッキング気鯤發い[/url]、紅葉の時期は綺麗だろうなー、と思っていたところ、kamimuraさんが[url=http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-242790.html]こちらのレコ[/url]で清津峡温泉からの縦走路のレコをアップしているのを見てますます行ってみたくなりました。
 インターネットで検索してもあまり記録が無く、ある方のブログでは「大変な悪路でコケの生えた古いロープを頼りにしなければならないが、もしそれが切れたら急斜面を谷底にダイブ」なんて紹介があったりしたので二の足を踏んでいたのですが、ロープも新しいものが設置されたらしく、下記のレコなどで状況がわかるようになったので決行しました。
 [url=http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-314373.html]道の状況が良く判るレコ[/url]
 [url=http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/rtinfo.php?rtid=1058]ルートWiki[/url]
 これら参考となる情報を上げて頂いたkamimuraさんに感謝です。(でも散歩というにはハード過ぎやしませんか(笑))

■出発
 名古屋への出張から戻って来てすぐさま新潟へ出発です(笑)。この時期日が短いので駐車場で車中泊して早朝出発です。
 登山口には2時半頃に到着。星が綺麗でしたが、猛烈に寒かったです。車の温度計によると3℃との事。なかなか眠れない。
 6時起床。朝食を食べ準備して出発。

■八木沢口〜鹿飛橋
 朝靄がかかっていてやや幽玄な感じの中を歩きます。紅葉は良い感じですがガスっていて今一つパッとしません。出発時間を30分遅らせたのもそのためです。
 7時半頃になって渓谷沿いのこの道にも光が差し始めると、一気に景色が輝き始めて気分が高揚します。紅葉だけに。・・・・・。
 清津川の流れに沿って道があるのですが、場所によっては水際まで降りられたり、数十メートル上を歩いていたりして、細かくアップダウンしています。
 フィトンチッド広場はブナに囲まれた広場で気持ち良い所です。
 鹿飛橋の手前に古い登山道の崩落部分を高巻くところがあり、ちょっと急でルートの解かり辛い部分がありました。
 鹿飛橋には「これより先[color=cc0000][b]超[/b][/color]難コース」との看板があり、超難しいのか・・・今日はここまでにしておこうかな・・・と弱気になりかけます。「超」まで付いているの初めて見ましたよ。

■鹿飛橋〜足尾沢橋
 気を取り直して進みます。
 鹿飛橋からはしばし急登して、清津川のかなり上の方をトラバースしていきます。高度感はこの部分が一番だったかもしれません。右側は切り立った崖で、樹木越しですが遥か下の方を清津川が流れているのがちらちら見えます。写真を撮る余裕はありません(私は高い所は苦手)。少しして登山道が下り始めると安全な登山道となります。その辺りの紅葉が素晴らしかった。
 暫く進むと高石沢の渡渉です。kamimuraさんレコによると少し上流で道を探すと楽に渡れるとあったのでその通りに少し上流で渡ると、滑ることも濡れることもなく渡ることができました。
 高石沢を過ぎると小さな沢を渡りますが、そこで滑って足が水没し、靴の中に水が入りました。日向で靴下を絞って再出発。
 「鼻」はコースの中間地点。まだ11時手前で、ここまで4時間で来れたので日没までには楽勝で清津峡温泉に降りれそうです。(楽勝ではありませんでした。休憩の時間と日向の肩の急登を計算に入れてなかった・・・)
 鼻から30分程で足尾沢橋に到着。ここからは清津川の流れる正面に満寿山の岩壁がそそり立って見えて絶景です。渓谷の両側には柱状節理の岩壁が見られます。核心部はこれがもっと大規模にあるのでしょうが今は登山道が閉鎖されいていけません。
 河原まで降りて休憩と昼食。食事中に登山者が一人話すことも無く通過していきましたが、それが唯一鹿飛橋から清津峡温泉の間で出会った登山者でした。紅葉ピークの週末の晴天予想の土曜日にすれ違ったの1人だけってどれだけ秘境なのか。

■足尾沢橋〜日向の肩
 食事を終えて12時に出発。
 ここまでは水平移動(若干下り)が主だったせいか疲労もほとんどありません。
 ここから日向の肩までが今日のコースの一番の核心部分のはず。谷底にダイブするはめにならなけりゃ良いのですが・・・多分この後他の登山者と出会うことは無い・・・気合入れて行きます。
 標高700mまでは階段が所々に現れますが、比較的楽な感じです。
 標高700〜800mはkamimuraさんのレコにあったようにトラバース主体で、一番気になっていた登山道消失地点はそれ程急な箇所ではなく、硬くも無く脆くも無くで通過することが出来ました。しかしそれ以外の部分で、結構急な斜面(私にとって)をトラバースしていく感じで、ちょっと高度感を感じました。登山道は狭く(あるいは消失?)、滑り易い岩や木の根が落葉に隠れているといった感じなので一歩一歩足場を確認しつつ進まざるを得ませんでした。慣れていればスタスタ行けるもんでしょうか?
 標高800mからはロープが出現します。kamimuraさんのレコによるとロープは15箇所、ですが1箇所1箇所登っていけば良いやと考えていたのですが、これがちょっと想像していたのと様子が違っていて、[color=cc0000]「ずっと続く急斜面をロープを乗り継ぎつつ登っていく」[/color]のでした。途中2箇所(860m、920m)平らな所があるのですが、それ以外はほとんどが長い急斜面を一気に登って行きます。地面は土ですがちょっと滑りやすく脆い感じなので腕に力が入ります。雨が降ったら地獄ですね、ここは。最後の方、握力、腕力がちょと尽きかけて来たかな、という感じでした。腕に頼りすぎたのと、基本的に体力不足ですね。
 とにかく無事日向の肩へ辿り着きました。これまでずっと日当たりは良くなく展望も無い(景観は良いですが)渓谷沿いに歩いてきたのですが、ここは名前の通り日当たりの良いピークで見晴らしも良く、ここまでの急登の疲労と緊張をリフレッシュしてくれます。
 北東には雪化粧の越後三山が見え、2000m級は既に冬仕様になっていました。

■日向の肩〜温泉のぞき
 難所も越えたし、後は満寿山から降りるだけ・・・と考えていたのですが甘かったです。といいますか鹿飛橋〜日向の肩の部分ばかりに気が行っていたので、その後適当に下って下山できるものとして、あまり考えていませんでした・・・
 なかなか満寿山まで着かず、満寿山を越えても細かいアップダウンを繰り返すばかりで標高900m前後をフラフラしています。いつになったら下りになるんだと思いつつ、降り口である温泉のぞきに着いた時には既に15:16。15:07のバスが行ってしまった・・・どころではなく、2時間もすると日没で真っ暗になってしまいます。ここからまだ630mを下りなければなりません。
 (黒岩のぞき、満寿山、温泉のぞきで見晴らしがあります)

■温泉のぞき〜清津峡温泉
 しかし、焦って転んでしまっては本末転倒なので結局今までどおり慎重に降ります。630mならいつものペースで1時間半位なので日没前は大丈夫か。
 結局、まだ明るいぎりぎりの16:30頃に下山できました。
 清津峡の観光トンネルへも行ってみたかったのですが、すでに暗くなり始めているので断念します。結局清津峡の核心部分は見れず仕舞い。
 目の前に日帰り温泉のよーへりがありましたので、入ります。300円とは安いです。

■清津峡温泉〜
 風呂にも入って汗を落としたし、あとは・・・車まで戻らなければいけません(笑)。
 最終バスは18:07、温泉街からバス停まで、kamimuraさんの情報では25分との事だったので17:30分くらいに出て行けば・・・と思っていたのですが、温泉の人に場所を確認がてらに聞いて見ると、「もう出ないと(この時点で17:15)・・・」と言うので少し慌てて出発します。そして・・・バス到着20分前に到着(笑)。道路脇に停留所があるだけで他に何も無く真っ暗で吹きさらしです。少しお腹が減ったので残った食料を片付けたところでバスが到着。越後湯沢駅まで460円でした。越後湯沢でさらにバスを乗り継いで八木沢口まで。330円でした。さらに500mくらい歩いて八木沢登山口の駐車場です。

■最後に
 このコースはやはり難しく、私なんかが単独で来るにはやや危険だった気がします。
 たまたまここ2週間で両神山八丁尾根やシラケ山へ行って鎖場や悪路に付け焼刃ですが慣れていたことで何とかプラン通りに歩き通せたと思います。
 人がほとんど来ず、携帯も通じないので、単独の場合はちょっとした事が深刻な事態になりかねません。

 ですので安易に他人に勧められるかどうかは微妙な気がします。初心者はもちろん、中級者でも出来れば単独は避けたほうが良いかと思います。
 雨の日は高石沢などの沢が渡れない場合や、日向の肩のロープが厳しくなるので止めるべき。
 どこか崩落等して通行不能になっていて、引き返したりビバークする必要があるかもしれない事を頭に入れておくべきです。

 半面、険しい渓谷、コバルトブルーの清流、燃えるような紅葉、達成感溢れる急登といった魅力がありますので、もっと歩かれても良いところだと思います。

(11/14修正)
 そうですね・・・高石沢まで行く途中で危険を感じたら、引き返して栄太郎峠を越えて越後湯沢へ降りて、残った時間で清津峡トンネルを観光ということにすればよいと思います。高石沢まで問題なければ大丈夫と思います。


●足尾沢橋
清津峡 足尾沢橋 in japan

●フィトンチッド広場
清津峡 フィトンチッド広場 in japan
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拍手した人
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訪問者数:3790人

コメント

お疲れ様でした
さすがsako59さん、もう5人の方にお気に入り登録されていますね。
この記録を参考にして少しずつこのコースを訪れてくれる人が増えるといいですよね

今、私の自宅の積雪は1
当然、このコースも雪が白く積もっているはずです。
雪が降ればもう紅葉は終わり
sako59さんが紅葉の時期にこのコースを歩けたことは絶妙のタイミングでしたよね
2013/11/11 21:54
>kamimuraさん
もう雪の季節ですか。
ここを歩いた日は、日向は暖かかったのですけど 、朝晩は寒かったですからね。

このコース、おっかない思いもして歩いたのですが、また八木沢口から清津峡温泉まで10時間もかかってしまったのですが、変化があって楽しく厳しく飽きない道でした。山あり谷あり川あり沢登りに綱のぼり・・・と。両方の登山口にすぐ温泉があるのも良いです。バスも使えて車の回収も楽ですし。

特に紅葉が良くて、今になっても景色を思い出したり、撮った写真を眺めたりしてしまいますね。
素晴らしかったです。

このコースといい、巻機山の天狗尾根といい、紅葉の綺麗なコースを教えていただきありがとうございます。

あー、でも八海山の屏風沢を登ってさらに八つ峰はもっと修行してからにします。途中で力尽きますので
2013/11/13 0:49
sako59さん、こんにちは!
計画の「清津峡散策」・・・をパッと見で
「津軽海峡」と読んでしまってビックリした後
ちょっと調べましたら清津峡、なんと柱状節理ニョキニョキな渓谷
こんなところにこんなものがあるのね〜〜!!ってことで
レコ楽しみにしてました

「超難コース」ご苦労様でした
渓谷の紅葉どころか、イワウチワまで見つけられて楽しそうな道!
けっこう長く厳しいようですが頑張りましたね==
歩いてみたくなりました〜〜
観光写真で見た展望台みたいなところはトンネルを通らないと行けないのですかね?

谷底ダイブを想像しちゃダメですよ〜〜
2013/11/13 9:53
nyagiさん、こんばんは!
津軽海峡冬景色レコではなくスミマセン

柱状節理間近で見てみたいですが、今回のルートだと足尾沢で見れたものくらいでした。観光トンネルの展望台からが一番凄いようですね。

「超難コース」とありますが、よくよく思い返して見ると、標高差も距離も特別きつくは無いですし、日向の肩への登りも難しい訳ではないし、高度感は両脇に木々があるので左程ない(少なくとも登る分には)ので、難しくは無いのかも知れません。筋肉痛も両神山に比べれば大したことありませんでしたし。

ただ、渓谷沿いの道で人も少ないので、何かあったときに一気に重大事故になってしまうからでしょうかね。

鹿飛橋から高石沢までの高巻き道が問題無ければ、大丈夫かな?と思います。写真でみた印象だと、八海山の八つ峰迂回路の方がおっかなそうに見えますが・・・
2013/11/14 20:04
9年の月日を経て、失礼します。
2年前の秋に黒部峡谷、昨秋に大杉峡谷を踏破して以降、今秋は清津峡谷だと狙い、5年以上レポがあがらないこのコースの状況に不安一杯でしたが、sako59さんのこのレポをバイブルに独学し、本日(11/6)、ソロで踏破してきました。おそらく、9年前にsako59さんが見た絶景とほぼ同じものを、私も今日見れたと思います。とっても危険満載で、今後もこのコースがメジャーとなることはない気がしますが、あんな絶景がごく一部の人にしか見てもらえないのは、なんか残念ですねー。sako59さんの詳細レポ、本当に助かりました。ありがとうございました。(この間、よーへりが閉業し、清津館もコロナ対策で日帰り入浴をやめ、清津渓谷内で日帰り入浴できる場所がなくなったのが、残念至極です)
2022/11/7 0:12
happygoyeahさん
大昔のレコにコメントありがとうございます
happygoyeahさんのレコも楽しく見させていただきました。

ロマン溢れる良いルートだと思うんですけど厳しい状況ですね・・・登山道が傾いていなければもっとお勧めできるのですが。
2022/11/8 0:44
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ハイキング 谷川・武尊 [日帰り]
清津峡(湯沢トレッキング機八木沢口〜満寿山〜清津峡温泉)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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