暑寒別岳・駒ケ岳・樽前山・天塩岳
- GPS
- --:--
- 距離
- ---km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
8/15・7:00大間〜(津軽海峡フェリー)→函館(朝市)→大沼国道→大沼→駒ケ岳登山→八雲→落部→銀婚温泉入浴→八雲→長万部→豊浦→豊浦道の駅泊
8/16・豊浦道の駅→伊達歴史館→室蘭→白老→樽前山登山→支笏湖畔丸駒温泉入浴
札幌→美唄→深川→南暑寒荘泊
8/17・南暑寒荘→暑寒別岳登山→南暑寒荘泊
8/18・南暑寒荘→深川→旭川→旭川動物園→愛別→天塩岳ヒュッテ泊
8/19・天塩岳ヒュッテ→天塩岳登山→天塩岳ヒュッテ→協和温泉入浴→旭川→三笠→夕張ヒュッテ駐車場
8/20・夕張花畑牧場→札幌→小樽→倶知安→ニセコ昆布温泉入浴→長万部→八雲→函館21:00〜(津軽海峡フェリー)
8/21・02:00青森朝市→金木町斜陽館→八甲田酸ヶ湯温泉→奥入瀬渓谷ハイキング→十和田湖→大湯温泉入浴→八幡平→東北自動車道→常盤道→帰柏
天候 | 晴れ・曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
北海道二百名山ゞ陬嘘扠樽前山暑寒別岳づ訓岳ネ篠コ戮裡戯造膨みました。今夏の北海道は天候不安定で最終日の夕張岳は悪天候のため次回延期となり4座登頂となりました。
ゞ陬嘘
噴火活動のため6合目までの登山規制あり。裾野が長く登山規制の5合目まで緩やかな登山道を登る。眼下に国定公園の大沼湖を望み眺望良し。→秘湯の湯銀婚温泉は大正時代創業の老舗で温泉質も良く庭園も素晴らしい名湯でした。
樽前山
登山道と景観に変化のある周遊コースがお薦めです。登山口からの長い階段脇には初めて見る樽前草群生地が点在しており穏やかな稜線を山頂へと登ります。山頂稜線に立つと山容は一遍し、噴火跡の猛々しい姿へと変化します。富士山を連想させるザレ場の登山道を進み姿の美しい風不死岳への縦走路を横目に眺めながら大きく迂回して長いカールの下山道へと入ります。見上げる樽前山山頂は鋭利なアルプス同様の山容へと変貌します。広々としたカールは人の姿もなく支笏湖の広がりを確認しながらの下りです。1041Mの標高の山容ではなく本州の3000Mクラスの雄姿でした。→秘湯の湯丸駒温泉の露天風呂は支笏湖の水量に準じて露天風呂の湯量も変化する野趣溢れる素敵な高級旅館の立寄り温泉でした。勿論温質も良く想い出深いお薦めの名湯でした。
暑寒別岳
標高からでは推し量れないトムラウシ級の深山は人気の雨竜湿原コースから登り通歩行時間14時間かかり今回の山行で最も手強い名山でした。登山口にある南暑寒山荘は雨竜町営の立派かつ快適な山荘です。高所にある雨竜湿原へ至る登山道も本格的な登山です。北海道の尾瀬とも言われる天然記念物の雨竜湿原はシーズンなら多勢の登山者で賑わったことでしょう。ダテカンバが湿原周囲に点在し湿地帯の圧倒的な美しさは訪れた人のみが味える至福の景観でした。雄大湿原に延々と続く木道には人の気配がなく花の最盛期は過ぎても十分な量の草花が私達を待っていてくれました。固有植物で沼に咲く睡蓮は小さな黄色花を付けるウリュウコウホネが密やかに咲き誇っていました。しかし、雨竜湿原までは比較的穏やかな山ですが暑寒別岳の本質は湿原を過ぎてから本格化します。行く先の登山道は自分の背丈より伸びたシチマササで覆われ4人で一丸となって藪漕ぎ状態で突進します。藪で見ることが出来ない足元は悪路のうえ滑りやすく尚且つ木の根っ子で足元が危ぶまれ慎重に時間を掛けて南暑寒別岳山頂へ登りつめます。シチマササを掴み、鎖やロープを握り締め更なる藪漕ぎをしながら大下りをしてから登り返しハイマツの稜線へ這い上がります。左岸が崩壊した狭い登山道をロープを使って登りコース最大の傾斜を登り詰めハイマツ帯を過ぎると要約、岩が積み重なった暑寒別岳山頂登頂します。長時間歩行は時折降る強い通り雨のため数回の雨具の脱着にも時間を取られ苦戦しました。ご褒美には晴天下の暑寒別岳の壮大な雄姿も眺望出来て登り応え十分の名山で二百名山の中でも貴重で想い出深い大切な1座となりました。→南暑寒荘はシャワー付き自炊用施設付きの快適山荘で管理人さんの応対も素敵でした。有難う御座いました。
づ訓岳
道北最高峰の名山。4〜5日前に登山道の円山付近で登山者と熊が遭遇の情報を得て熊鈴、熊撃退スプレー、笛を周到に準備して、天塩岳ヒュッテ宿泊の単独行の2人を加わり6人で山行しました。沢沿いのダケカンバ林の美しい登山道を旧道分岐まで進みます。ジグザグに高度を上げてハイマツ帯、瓦礫地を登り前天塩岳山頂へ到着。南側斜面の点在するお花畑を眺めながら登り詰め天塩岳山頂へ到着。山頂までも6人交代で熊避け笛を交代で鳴らし続けながらの登りでしたが、お腹から吐き出して吹き続けるのは以外と疲れます。核心部辺りへ突入で更に笛吹き交代の間隔を詰めて笛を更に永く鳴らし続けます。西天塩岳の避難小屋は綺麗で遠望する風景は谷川岳の蓬峠を彷彿とさせました。円山辺りまで下ると赤い実を付けた御前橘の群生が広がり、既に初秋を思わせる草紅葉も広がりを見せていました。幸いにも熊に遭遇すること無く北海道らしい名山を堪能しました。北織さん、佐藤さん同行して頂き心強く楽しさが倍増しました。何処か山でお会いしましょう。→協和温泉は田園風景にありながら本格的な温泉。
ネ篠コ
夕張岳ゲート前でテント泊して準備をしたものの天気が悪く予報からも更に悪化予報の為、断念して次回延期としました。
楽しい北海道山旅でした。
北海道グルメ、観光は花畑牧場と旭山動物園、小樽など移動しながら最終日には秘湯の湯昆布温泉に入浴し温泉も山旅の想い出となりました。
函館〜青森へフェリーで戻り斜陽館、奥入瀬渓谷を2時間位歩き十和田湖経由、八甲田の酸ヶ湯で休憩、大湯温泉入浴後に東北自動車道を南下して帰柏となりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
群馬の佐藤さん御世話になりました。名古屋の北織さん30日にお帰りでね、執筆捗っていますか?出版したらお知らせください。また山でお会いしましょう。笑多
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する