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Yamareco

記録ID: 4532233
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊山 花の稜線を縦走(飯豊山〜朳差岳)

2022年07月24日(日) ~ 2022年07月27日(水)
 - 拍手
shikakura その他2人
GPS
30:11
距離
43.2km
登り
3,257m
下り
3,692m

コースタイム

1日目
山行
5:42
休憩
0:52
合計
6:34
5:11
29
5:40
5:45
28
6:13
6:18
5
6:23
6:25
74
7:39
7:39
29
8:08
8:23
25
8:48
8:48
35
9:23
9:28
39
10:07
10:23
75
11:38
11:42
3
11:45
2日目
山行
7:29
休憩
1:29
合計
8:58
5:48
41
6:29
6:30
22
6:52
6:56
7
7:03
7:10
13
7:23
7:28
25
7:53
7:53
8
8:01
8:17
21
8:38
8:50
16
9:06
9:11
17
9:28
9:28
27
9:55
9:55
19
10:14
10:19
7
10:26
10:43
96
12:19
12:20
80
13:40
13:55
26
14:21
14:22
24
3日目
山行
6:06
休憩
1:05
合計
7:11
5:43
30
6:13
6:22
54
7:16
7:26
2
7:28
7:29
30
7:59
8:03
38
8:41
8:48
12
9:00
9:04
34
9:38
9:39
18
9:57
10:15
27
10:42
10:42
15
10:57
10:57
62
11:59
12:10
44
12:54
4日目
山行
5:03
休憩
0:19
合計
5:22
4:36
5
4:41
4:41
30
5:11
5:11
47
5:58
6:06
28
6:34
6:34
26
7:00
7:11
91
8:42
8:42
76
9:58
東俣彫刻公園
天候 1日目 晴れ後曇・ガス
2日目 小雨後曇り・ガス
3日目 曇り・ガス後晴れ
4日目 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
入山 越後下関駅〜大日杉登山口まではタクシ−を利用した
下山 大石ダムの東俣彫刻公園に越後下関駅から車を回送してもらった
コース状況/
危険箇所等
・1日目の切合小屋手前の雪渓の横断は危険なので、雪渓を高巻きした
・その他の登山道は一般的な登山道
7月24日
大日杉小屋。昨夜はお世話になりました
7月24日
大日杉小屋。昨夜はお世話になりました
登山口横の案内板。左、中程の大日杉から右下の朳差岳を越えて案内板に無い大石ダムまで歩きます
登山口横の案内板。左、中程の大日杉から右下の朳差岳を越えて案内板に無い大石ダムまで歩きます
Co850m付近よりだまし地蔵が見えて来ます
Co850m付近よりだまし地蔵が見えて来ます
Co1240m付近から三国岳の稜線が見えて来ます
Co1240m付近から三国岳の稜線が見えて来ます
Co1600mピーク付近のダケカンバ。周囲はガスで何も見えません
1
Co1600mピーク付近のダケカンバ。周囲はガスで何も見えません
P1680を越すと切合小屋が見えて来ます
P1680を越すと切合小屋が見えて来ます
Co1700m付近の雪渓を横切ります。この後思いもよらずヒメサユリに出会えます
1
Co1700m付近の雪渓を横切ります。この後思いもよらずヒメサユリに出会えます
最初の雪渓を横断して直ぐにヒメサユリが、その後シラネアオイも
3
最初の雪渓を横断して直ぐにヒメサユリが、その後シラネアオイも
この雪渓のトラバ-スはアイゼンが無いと危険なので
この雪渓のトラバ-スはアイゼンが無いと危険なので
雪渓上部まで高巻きします。
雪渓上部まで高巻きします。
小屋より明日のルートが見えていますが、本山は雲の中です
1
小屋より明日のルートが見えていますが、本山は雲の中です
切合小屋から高巻きした雪渓が見える。切合小屋の水源になっています
切合小屋から高巻きした雪渓が見える。切合小屋の水源になっています
夕方になって晴れて来ると飯豊本山が見えて来ます
2
夕方になって晴れて来ると飯豊本山が見えて来ます
地蔵岳の奥は朝日連峰かな
地蔵岳の奥は朝日連峰かな
7月25日
小屋付近より大日岳が見えています
1
7月25日
小屋付近より大日岳が見えています
雪渓の左端を滑らない様に登ります
1
雪渓の左端を滑らない様に登ります
草履塚手前より切合小屋を振り返る
1
草履塚手前より切合小屋を振り返る
草履塚付近よりガスの間に飯豊本山が見えて来ました
草履塚付近よりガスの間に飯豊本山が見えて来ました
御前坂より本山小屋への登り。上空は晴れて来たので期待したのですが
御前坂より本山小屋への登り。上空は晴れて来たので期待したのですが
本山小屋への登りから振り返る。視界は一時良くなって来ましたが
1
本山小屋への登りから振り返る。視界は一時良くなって来ましたが
本山小屋が見えて来るころになると、再びガスに覆われて来ます
本山小屋が見えて来るころになると、再びガスに覆われて来ます
飯豊本山に到着
飯豊山山頂にて
駒形山より飯豊本山を振り返る
2
駒形山より飯豊本山を振り返る
駒形山のお花畑
御西岳への斜面はニッコウキスゲ大群落
1
御西岳への斜面はニッコウキスゲ大群落
御西小屋に到着
天狗の庭
P1820付近よりP1856への稜線。烏帽子岳は雲の中
P1820付近よりP1856への稜線。烏帽子岳は雲の中
雪渓の左端を滑らない様に慎重に歩きます
1
雪渓の左端を滑らない様に慎重に歩きます
御手洗の池
烏帽子岳到着
烏帽子岳山頂にて
1
烏帽子岳山頂にて
梅花皮岳から烏帽子岳を振り返る
梅花皮岳から烏帽子岳を振り返る
梅花皮小屋が見えて来ました
1
梅花皮小屋が見えて来ました
夕方になって梅花皮小屋から梶川尾根が見えて来ます
夕方になって梅花皮小屋から梶川尾根が見えて来ます
梅花皮小屋からの夕方の北股岳
1
梅花皮小屋からの夕方の北股岳
7月26日
北股岳に到着
7月26日
北股岳に到着
北股岳山頂にて
門内岳に到着
扇ノ地紙道標。此処が梶川尾根の下降点
扇ノ地紙道標。此処が梶川尾根の下降点
地神山が見えて来ました
地神山が見えて来ました
地神山に到着
急速にガスが晴れて来て、地神北峰付近より飯豊本山が見えて来ました
急速にガスが晴れて来て、地神北峰付近より飯豊本山が見えて来ました
地神北峰に到着
頼母木小屋が見えて来ました
頼母木小屋が見えて来ました
頼母木小屋に到着
頼母木小屋に到着
大石山への稜線より朳差岳への稜線がはっきりと見えて来ます。鉾立山の登りがきつそう
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大石山への稜線より朳差岳への稜線がはっきりと見えて来ます。鉾立山の登りがきつそう
大石山より鉾立山
1
大石山より鉾立山
鉾立山に到着
鉾立山から朳差岳はすぐそこに
1
鉾立山から朳差岳はすぐそこに
小屋に荷物を置いて、天気が良いうちに朳差岳山頂へ
1
小屋に荷物を置いて、天気が良いうちに朳差岳山頂へ
朳差岳に到着
朳差岳山頂にて
朳差岳山頂より今日辿って来た稜線。飯豊本山方面は雲に覆われています
朳差岳山頂より今日辿って来た稜線。飯豊本山方面は雲に覆われています
雪渓尻の水場
日本海の落日
7月27日
長者平より前朳差岳
1
7月27日
長者平より前朳差岳
前朳差岳に到着
岩場を下ります
千本峰まで降りて来ました
千本峰まで降りて来ました
振り返ると前朳差岳が遥か上の方
振り返ると前朳差岳が遥か上の方
権内ノ峰まで降りて来ました
権内ノ峰まで降りて来ました
急坂を下ります
カモス峰まで降りて来ました
カモス峰まで降りて来ました
下山尾根のブナの大樹
下山尾根のブナの大樹
ロ-プ場も有ります
ロ-プ場も有ります
2号橋まで降りて来ました
2号橋まで降りて来ました
1号橋まで下りて来ました
1号橋まで下りて来ました
林道終点の案内板
林道終点の案内板
東俣彫刻公園(林道入口)に到着
東俣彫刻公園(林道入口)に到着
林道入口を振り返る
林道入口を振り返る
出会った花々 イイデリンドウ
2
出会った花々 イイデリンドウ
出会った花々 ハクサンコザクラ
2
出会った花々 ハクサンコザクラ
出会った花々 コバイケイソウ
2
出会った花々 コバイケイソウ
出会った花々 ミヤマナデシコ
3
出会った花々 ミヤマナデシコ
出会った花々 シラネアオイ
2
出会った花々 シラネアオイ
出会った花々 スカシユリ
2
出会った花々 スカシユリ
出会った花々 ハクサンイチゲ
2
出会った花々 ハクサンイチゲ
出会った花々 イブキジャコウソウ
2
出会った花々 イブキジャコウソウ
出会った花々 マツムシソウ
1
出会った花々 マツムシソウ
出会った花々 チングルマ
2022年07月25日 06:17撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
7/25 6:17
出会った花々 チングルマ
出会った花々 ミヤマクルマバナ
2022年07月25日 06:35撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
7/25 6:35
出会った花々 ミヤマクルマバナ
出会った花々 クルマユリ
2022年07月25日 07:02撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
7/25 7:02
出会った花々 クルマユリ
出会った花々 ヨツバシオガマ
2022年07月25日 07:27撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
7/25 7:27
出会った花々 ヨツバシオガマ
出会った花々 ハクサンフウロ
2022年07月25日 09:49撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/25 9:49
出会った花々 ハクサンフウロ
出会った花々 シナノキンバイ
2022年07月25日 11:57撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
7/25 11:57
出会った花々 シナノキンバイ
撮影機器:

装備

個人装備
雨具 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 カメラ 朝食 昼食 夕食 3日分
共同装備
コッフェル ガスバ−ナ−

感想

7月24日
昨年は台風で実施出来なかった2年越しの飯豊縦走です。ところが下山予定の飯豊山荘〜梅花皮荘間が7月一杯通行止めとの事で、急遽大石ダムへ下山する事に予定を変更しますが、その為には下山口の大石ダムに車を回送しておく必要が有り、地元のタクシ-会社と交渉して、越後下関駅から大日杉登山口までタクシ-で行き、大石ダムの東俣彫刻公園まで車を回送してもらうことにしました。
23日朝に自宅を出発し、胎内市内のスーパ-で食料を仕入れて、越後下関駅近くのタクシ-会社に到着。荷物を移し替えて直ぐに出発します。先ほどまで雨が降っていたとの事ですが幸い雨は止んでいますが大日杉小屋に着く頃は雨が降って来ます。雨の中小屋に入り直ぐに夕食に掛かりますが、小屋の2人の管理人の方や同宿の方と在庫の日本酒を頂きながら8時頃まで話が弾み、すっかりいい気持で就寝。小屋は我々3名と2人の登山者だけです。

起床すると天気予報通り好天で、既に何人か小屋の前を通過していきます。我々も出発しますが久しぶりの重いザックが肩に食い込みます。直ぐに鎖場も有る急登の登山道になり足元を見ながらひたすら登り続けます。登るにつれて雲海が見えて来るほどの好天で、左手に三国岳への尾根も見えて来るようになります。登り着いた地蔵岳は登山道の下草刈の女性と、単独行の若者が休憩中です。若者は今日中に本山小屋まで登るとの事。下草刈りはペアで仕事されている様子で少し進むと刈払い機のエンジン音が聞こえています。

地蔵岳からのなだらかな尾根になった頃からガスが上がって来て周囲は全く見えなくなってしまいます。御沢別れから最後の登りが始まり切合小屋が見えて来ます。最初の雪渓を渡りしばらく登ると道端にニッコウキスゲヒメサユリが咲いています。更に直ぐ先にもヒメサユリが有り、多分時期的には遅いので出会いは期待していなかったので今までの疲れも忘れてシャッタ-を押します。更に登るとシラネアオイも咲いています。最後の雪渓はアイゼンが無くトラバ-スが出来ないので、雪渓の上端を高巻きして稜線に登り付きます。切合小屋の前には登り、下りの登山者が多数休憩しています。昼前ですが今日は此処まで。

ビールを飲みながら昼食ですが本山は雲の中で見えません。登山道は雪渓で覆われている個所が有り、下山して来た方に尋ねるとアイゼン無しでも通過できるとの事で一安心。昼食後小屋に入り2階に案内されますが、ゆったりとしており少し昼寝。我々の後で数名来られます最終的に10名です。夕方になるとガスも上がって来て、大日岳から本山までが見えて来ます。又、朝日連峰と思われる山塊も薄っすらと見えて来ますが写真にすると殆ど分かりません。携帯も通じるので確認すると明日は曇りの予報です。

7月25日
起床して外を見ると小雨です。天気予報は外れでがっかりですが、朝食後雨具を着て出発。雨は直ぐに止み、昨日気になっていた雪渓は縁を問題なく登れ、登るにつれて雨に濡れた色々な花が道端に現れて来て飽きません。その内に上空に青空が現れて来るので、これから晴れて来るのではと期待が高まりますが、本山小屋に着く頃にはガスに覆われて来ます。飯豊神社に今回の縦走の無事を祈願後、ガスの中を山頂に到着。一等三角点の山頂ですが展望が無い中、集合写真を撮って頂き山頂を後にします。

此処から御西小屋までの広くなだらかに広がった稜線はニッコウキスゲ、コバイケイソウ、クルマユリ、シシウド等のお花畑が広がって、深い紫色のイイデリンドウもひっそりと咲いています。御西小屋の前には昨日地蔵岳で会った単独の若者が休憩中で、大日岳を往復してこれから大日杉に下山するとの事。我々の休憩中に下山して行きます。

此処から烏帽子岳の手前までは雪渓が豊富に残っている稜線で、何個所かは上端が登山道を塞いでいる所も有り、高巻きしたり雪渓の上端を歩きます。今年は雪が多いと大日杉小屋の管理人の方の言っておられ、又8年前の写真と比較しても多い様です。此処でもシラネアオイに出会えます。標高点1850mから烏帽子岳の最後の急登は疲れが出て来てしんどいですが、周囲がガスなので先が全く見えないが幸いです。烏帽子岳の山頂には先ほど追い抜かれた単独行の方が休憩中で集合写真撮って頂き早々に山頂を後にします。

梅花皮岳から下り切った梅花皮小屋は先ほどの単独行の方と管理人が停滞電話をしながら話し中。後で管理人の方に聞くと、今日門内小屋に泊まれるか否かを確認して、結果として泊まれるとの事で単独行の方は門内小屋に向けて登って行かれます。その後石転沢からヘルメットを被り、ピッケル、アイゼンの地元の方が3名登って来られますが、管理人の方と懇意な様子で、夕食時一緒に乾杯されています。水場は小屋備え付けのスリッパでも2分程歩けば行ける所で、冷たい水がホ-スから勢いよく迸っています。小屋は携帯が通じるので明日の天気予報を確認すると、午前9時頃から晴れとの予報で一安心です。

夕方少し晴れ間が見えて来たので、外に出ると8年前に登った梶川尾根が目の前に横たわっています。小屋の横にテントを張っている方と少し話をしますが、彼は明日、頼母木小屋にテントを張り、朳差岳を往復して宿泊後、入山口の大日杉登山口まで引き返すとの事。それが出来る気力と体力に脱帽です。私ではそんな計画は考えもしないところです。

7月26日
起床して窓から覗くと相変わらずのガスですが、昨日の天気予報を信じて出発し、本日の最初のピーク北股岳に登り付きます。ガスの中集合写真を撮り少し休憩し門内岳を越して直下に有る門内小屋に付きますが、ひっそりとしており其のまま通り越し、梶川尾根下降点の扇ノ地神で休憩中に先日、梅花皮小屋で同宿した3名パーティ-の方々が追付いてこられ、挨拶後早いスピ-ドで下って行かれます。

我々も腰を上げて地神山に向かいますが、地神山に近づくにつれて天気は好転してガスも見る見る消えて行き、飯豊本山も見える程になって来ます。地神山から地神北峰への下りで、単独の女性が登って来られます。足の松尾根を登って来られ門内小屋に向かわれるとの事。頼母木山から少し下った頼母木小屋は小屋の横に炊事場が有り豊富に水が流れており、管理人の方も色々教えて下さる親切な方で、止まってみたい小屋です(ビールも他の小屋より4割程安い!!)。

此処からは今夜の朳差小屋が稜線上にちょこっと乗っているのが眺められます。ゆっくり休憩後、次のピーク大石山に向かいます。直射日光が突き刺さる様で、風もあまりなく暑いですが、この3日間で最も良い天気で快調になだらかな稜線を辿ります。

大石山から一旦下り鉾立山への登りは150m程ですが急坂の上に無風で直射日光にさらされながらの登りは堪えます。登り付いて目の前に朳差小屋が見えた時はほっとしますが、頼母木小屋の管理人の方が言われた事を実感します。一旦下り朳差小屋に登り付きますが、取り敢えず天気が良い間に小屋に荷物を置き、朳差岳の山頂に向かいます。数分で登り着いた山頂はアキアカネカが乱舞しており、手の甲に止まるヤツも居る程です。残念ながら飯豊本山方面は雲に覆われており、門内岳までしか見えませんが良く歩いて来ました

小屋に戻って2階に荷物を広げて水を汲みに4〜50m下の雪渓尻まで降りますが、雪解けの水が豊富に流れています。8月一杯は大丈夫でしょう。小屋で休憩していると単独の方が登って来られますが、暫くしてテントを干されていたので少しお話しします。埼玉から来られたとの事で下山は大石ダムまで下ってタクシ-を呼ばれるとの事ですので、我々の車はスペ-スが有るので越後下関駅までなら乗って行けばと提案します。

頼母木小屋の管理人の方に日本海と佐渡島が見えると聞いていたので、夕食後見に行くと、佐渡島は見えませんが傾きかけた陽が日本海を赤く照らしています。

7月27日
今日中に帰宅したいので、いつもより1時間早く出発します。昨日同乗する約束した方も用意完了して居る様でしたが、山頂で振り返ったらまだ小屋の前に居ますが、我々は先を急ぐので、彼にかまわず先に進みます。飯豊本山本山方面は雲の中ですが、今日は朝から好天です。

前朳差岳までは下刈りされていて夜露にズボンが濡れる事無く快適に歩けますが、前朳差岳からの下りは下刈りがされていないので足元が見にくい上に夜露で直ぐに濡れて来ます。岩場も有る急坂も有りますので気を引き締めて下ります。

カモス峰から最後の下りが始りますが、ロープ場が有る急坂も有りますが、足元がしっかりしているので2号橋まで一気に下ります。橋の袂で休憩後、1号橋まで下ると、後は林道を歩くだけなので一安心ですが、天気も悪化して降りそうな曇り空の下、林道を黙々と急ぎます。

初めは車の轍の跡だけが有る荒れた林道ですが、途中で何かの工事が行われている個所を過ぎると、地道ながら整備された道路となり歩き易くなり、途中でこれから登られる単独の方や工事資材を運ぶトラックと行き違いながら車を回送してもらった東俣彫刻公園に到着。飯豊縦走の3日間が無事に終了です。お疲れ様。

これから道の駅 関川の温泉に入浴し3日間の垢を落とした後、7時間の長い距離が待っています。

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