鳳凰三山・仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳縦走
- GPS
- 31:25
- 距離
- 60.9km
- 登り
- 5,920m
- 下り
- 6,683m
コースタイム
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 10:40
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:07
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 9:21
天候 | 初日(10/10) 午前中は薄い霧雨、11時台のみ雨。 午後からが快晴 二日目(10/11) 一日中快晴 三日目(10/12) 南は曇り、北は晴れ 午後からガスってくる |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
前日、東京〜甲府 (特急かいじ22:45発最終) 3時間半程ステーションビバーク 初日、甲府〜夜叉神峠 (4:35発山梨交通) http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/ 帰り 白須南〜長坂駅 (14:36発北杜市市営バス) https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/11594.html 長坂〜甲府(JR) 甲府〜新宿バスタ(高速バス京王バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
夜叉神峠登山口に登山届・ポストあり。 道の分かりにくい所はなし、リボンも標識もあるので、問題ないと思われる。 地蔵岳〜早川尾根〜栗沢山の稜線はめっちゃ風が強いので、要注意。 日本三大急登の黒戸尾根ルートは急登というよりハシゴと鎖がなければ、ただの崖 南アルプスは水は潤沢にあるので、飲水は1Lもあれば十分 |
その他周辺情報 | 夜叉神峠はその手前に温泉・宿泊施設あり 尾白渓谷駐車場に小さな売店あり(1便でいいから路線バスが欲しい) 長坂駅は駅前に土産物屋とそば屋あり 山梨はほうとうが名物のように言われるが、ほうとうの店はほとんどない。甲府駅前もチェーン店が多い |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
初日の11時台の1時間だけ雨に見舞われましたが、それ以外は天候に恵まれ、紅葉もご来光も美しく、最高の山行になりました。
甲府駅に最終で到着。禁断のステーションビバークを敢行。外は大雨が降りしきる中、4時に起きると雨は止んでました。
4:35の広河原行きのバスも私一人!この時期なら満席で2?3台出るそうですが、完全貸切状態でした。
夜叉神峠到着時も雨は降っておらず、濃い霧の中を進む状態で進んで行きます。電波が入るギリギリのところで、雨雲レーダーを確認。11時頃からキツめの雨予報だったので、薬師岳小屋で45分程ビバーク。雨が弱まったのを見て再開。薬師岳登頂時はまだガスって何も見えませんでしたが、その後の観音ヶ岳登頂時にはガスがどんどん上がり、ガスと紅葉の入り混じったような幻想的な光景に。
そこから風が強まる中どんどん晴れ上がり、地蔵岳に登頂。オベリスクに登れないかな?と思い進んで行くとオベリスクに登れないもののその裏側には絶景が待っていました。
簡単に昼食を取った後、早川尾根へ。ここからは誰にも会う事なく、稜線を進むもガレ場などもあり、想像以上に距離も長く峠、峠ごとのアップダウンもあり、けっこうしんどかったです。高嶺などありから見る景色は鳳凰三山に負けず劣らずの美しい景色でした。
16:30頃に早川尾根小屋に到着。宿泊者は私一人でした。77歳で山梨百名山も制覇した小屋番さんに色々サービスしてもらい、色々談笑できて楽しい夜を過ごせました。
二日目
5時過ぎにスタート。木々が揺れる強風吹き荒れる中、稜線に出るとご来光が。モルゲンロートに照らされるアサヨ峰と甲斐駒ヶ岳などの神秘的な光景を見ながら、アサヨ峰?栗沢山を越え北沢峠へ。特に道に迷うことはありませんがガレ場が多いので風には注意が必要。
長衛小屋にデポして仙丈ヶ岳へ。登山道は整備されており、荷物を減らせていたこともあって、楽々と登れました。仙丈ヶ岳山頂は快晴で富士山も槍ヶ岳も木曽駒ヶ岳も360度見渡せ最高でした。
記念すべき、百名山50座目
三日目
5時過ぎにスタート。この日は寒いものの風もなく南は曇りで北は晴れている状況、昨日のようにご来光は拝めないものの雨に合う事はありませんでした。
しかし、三日目ともなると蓄積した疲れと濡れたテントなどの重量がズシズシと脚に響き、思うようにペースを上げられません。それでも特に遅れる事はありませんでした。
ありがたかったのは摩利支天に到着する頃に晴れ、山頂到着時も晴れ、昨日同様、富士山や北アルプスまでも一望できました。
下山は黒戸尾根ルート。距離も長く、日本三大急登をハシゴや鎖を伝って降りて行くこともありますが、思ったより時間がかかりました。CTを長めに計算したほうが良さそうです。
下山後、バス停まで約50分の歩き、最初は白州の道の駅〜韮崎駅のバスを目指して歩いていましたが、たまたま通りがかった北杜市市営バスが長坂駅まで出ていたので、そのバスに乗込み帰宅しました。
今回も楽しい山行でした。
南アルプスは水が豊富なので、水の心配をしなくていいのが助かります。
早川尾根小屋は質素ながら、いい小屋です。
このルートをテント泊すると話をすると驚かれます。3泊4日が妥当なようです。
お金と時間に余裕があるなら、もっとゆっくりと山行を楽しみたいと思います。
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