穂高岳(西穂高→ジャンダルム経由)
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- GPS
- 19:32
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 2,609m
- 下り
- 2,614m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 3:29
- 合計
- 10:49
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:26
天候 | 天気予報は19日晴れ 実際は曇り 20日午前中は晴れ後曇り 実際は8時半まで雨後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地→西穂高山荘までは普通の登山道 →独標辺りから激しい岩場が増えてくる。 →西穂高山頂を越えて天使のコルまでは鎖場も多く、しっかり手も使って登り降りが必要。その上浮き石も多いので注意。 →ジャンダルム→奥穂高岳山頂は一番危険と言われているが、浮き石はなかったので、そこまで怖さを感じなかった |
その他周辺情報 | 各山荘は何でも充実している。 涸沢山荘は「水不足」の注意喚起がされているので、そこだけ注意 |
写真
感想
元々尾瀬に行く計画を立てていたんですが、雨予報で晴れる山を探したら、南アルプスと北アルプスの南部だったので、アクセスのいい奥穂高岳に決定。
奥穂高岳にはいじめられます。
登山を本格的に始めた12年前のGWに初めて来た時は残雪の中、穂高山荘で1泊、翌朝山頂を目指そうとするも吹雪が治まらず、先輩の判断で断念。ザイテングラートまで下ったら、暑いぐらいの晴れで、すごい後悔したことがあります。(この日、滑落で死亡者や遭難者が出ていた)
今回もそんな感じでした。
初日、高速バスは5:30前に帝国ホテル前に到着。その時から、曇り空で山頂が見えない状態。それでも進めていけばどこかで晴れ上がるだろうと信じ、西穂高山荘へガスったままでした。
独標へ到着する頃、青空が見えたため、このまま晴れ上がるのを期待しましたが、またガスの中へ
そこからは晴れる事はありませんでした。幸い雨が降る事はなかったので、路面が濡れて滑りやすいということもなかったので、そこはよかったです。
日本のアルプスの登山道で最も危険と謳われるのジャンダルムですが、個人的にはそこまで怖さは感じませんでした。もちろん、踏み外せば何m滑落するか分からないような狭路を歩いたりするので慎重な登山が求められますが、要所に手をかける所も足を所もあるため、無理をしなければ問題ありません。強いて言うならボルダリングの初級レベルの理解があれば、より登りやすいと思います。
そこよりも西穂高山頂までと天使のコルまでの浮き石の多い事!そっちのほうが怖かったです。
ジャンダルムも奥穂高岳山頂のリベンジも果たせましたが、誰もいないし、何も見えないので記念撮影もできず、穂高山荘へ
涸沢山荘の水不足が報じられる中、穂高山荘は水あります。もちろん節水は求められます。
二日目
前夜22時頃から、雨音が聞こえ始めたものの翌朝には上がるだろうと思っていましたが、全く上がらず、涸沢岳と北穂高岳をピストンしてから、前穂高岳を経由して岳沢へ下山を計画していましたが、時間を遅らせて待っても、より強く降り出したので、諦めて最も安全なザイテングラートで下山しました。
涸沢山荘を過ぎて横尾へ向かう途中、あれ?晴れてきた?と振り返ると日差しがチラホラ。奥穂高岳山頂付近はまだまだ厚い雲かかっていたものの晴れてきた!
本谷橋につく頃に青空が見え、着ていたレインウェア乾いてました。
そこから、横尾、徳沢、上高地へと普通の観光客と同じように過ごしゆっくり下山。
観光名所の河童橋から奥穂高岳を見上げるとめっちゃ晴れてるやん!と盛大にツッコミを入れた次第です。
消化不良の残る悔しい山行でした
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