太平山（二手の又口）

2024年09月01日(日) [日帰り]

• GPS: 11:22
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,170m
• 下り: 1,170m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:56
• 休憩: 2:20
• 合計: 11:16

5:58 二手の又口
7:09 女人堂
7:17 7:18 前岳
7:57 8:23 中岳
9:43 9:45 剣岳
10:09 10:10 宝蔵岳
10:57 12:17 太平山
13:02 13:13 宝蔵岳
13:29 13:30 剣岳
15:16 15:31 中岳
16:03 16:04 前岳
16:12 16:14 女人堂
17:05 二手の又口
17:14 ゴール地点

野田分岐から中岳までのトラバース路は、なかなかしんどかった。鳥海山や和賀岳より距離や累積標高差は少ないはずだが、要した時間と疲労度はそれ以上だった。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

オーパススキー場ゲンレンデトップに20台程度の駐車スペースあり

コース状況／危険箇所等

三角井戸の他、鶴ガ岳付近のトラバース道に水場あり。

写真

9/1 5:57

オーパススキー場ゲレンデトップからスタート

9/1 5:59

まもなくザブーンからの登山道と合流

9/1 5:59

色々書いてあった

9/1 6:22

朝日がブナ林を照らす

9/1 6:27

快適な登山道

9/1 6:54

細いブナ純林の中を進む

9/1 7:02

女人堂手前で視界が開ける

9/1 7:02

雄物川の川霧

9/1 7:02

秋田港から新日本海フェリーが出航して行った

9/1 7:02

秋田市中心街をめいっぱいズーム

9/1 7:03

風力発電が空に浮いているような錯覚

9/1 7:03

こまちスタジアムとか、県立スケート場とか

9/1 7:17

9/1 7:17

前岳到着。奥岳を眺めながら休んでいらっしゃるお父さんがいた。前岳までの登山とのこと。

9/1 7:40

中岳直下の水場。水量が少なく、ぬるい水だった。

9/1 8:21

中岳到着

9/1 8:21

秋田市を一望

9/1 7:58

鳥海山は雲の中

9/1 8:08

この後もずっと雲を被ったままだった

9/1 8:08

大森山。観覧車が見える

9/1 8:23

9/1 8:23

中岳を過ぎたところから奥岳が見えた。遠い・・

9/1 8:24

9/1 8:31

オオカメノキ

9/1 9:23

9/1 9:44

剣岳から見る奥岳

9/1 10:11

弟子還と奥岳

9/1 10:11

宝蔵岳から見る奥岳。だいぶ近づいてきた。

9/1 10:23

弟子還の鎖場

9/1 10:23

崖をよじ登る感じ

9/1 10:37

ここから快適な稜線歩きと思ったが、足場が悪い！
藪の中を慎重に進む。

9/1 10:44

オニアザミが太平山にもあった

9/1 10:44

山頂に人がいるように見えたが灯籠だった

9/1 11:10

岩木山

9/1 11:11

森吉山

9/1 11:12

八幡平。左端は焼山

9/1 11:12

乳頭山とか秋田駒方面。右側にたざわ湖スキー場が見える

9/1 11:12

鳥居から日本海

9/1 11:12

ポートタワーセリオン

9/1 11:58

男鹿半島

9/1 11:23

大潟村干拓地

9/1 11:24

青森県境方面

9/1 11:24

白神岳

9/1 11:24

馬場目岳と能代のまち。馬場目岳避難小屋が見える

9/1 11:24

白神山地と岩木山

9/1 11:58

天王から船川に至る海岸線

9/1 11:59

寒風山

9/1 12:17

1時間以上休憩し、体力回復して下山します。

9/1 12:18

眺めは最高

9/1 12:20

太平山リゾート公園が見えた

9/1 12:34

9/1 12:40

市立体育館が輝いていた

9/1 12:42

9/1 12:45

これから辿る稜線、、というか稜線の右側トラバースです

9/1 12:49

登りでは余裕が無くて写さなかった鎖場。ポールをしまって両手を使って慎重に下りました。

9/1 13:22

アケボノシュスラン

9/1 14:44

トラバースはこんな感じ。なかなか手強い

9/1 14:44

傾いている

9/1 15:20

中岳でしばらく休憩

9/1 15:20

西陽が暑い

9/1 15:21

9/1 15:38

9/1 15:38

9/1 15:59

このあたりは疲労と暑さでだいぶヘロヘロ

9/1 16:05

前岳周辺はブナの純林。二次林だろうか。

9/1 16:10

女人堂が見えてきた

9/1 16:10

9/1 16:13

悪路に苦戦し、時間をだいぶ費やしてしまった。
だいぶ日も傾いてきた

9/1 16:15

もう少し早く下山できると思っていたが

9/1 16:38

栗。秋ですね。

撮影機器：

EOS 60D CANON

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

fujita244

　登山中では初めての熊を見た。鶴ガ岳付近をトラバース中、熊は木の上からこちらを見下ろしていたようだが、私に気づかれたと勘違いし威嚇を始めた。すぐに木から凄い勢いで下りてきたので戦うことになるのかと身構えたが、下の方に逃げて行った。木の上に熊がいることは全く気づかなかったし、仮に気付いたとしても知らぬふりで通り過ぎるのが良いと思っているが、トラバース路の沢を渡る地点でルートを見失い、私が立ち止まって振り返った動作が、熊にしてみれば気づかれてしまったと思ったのかもしれない。フガッフガッと荒い鼻息音が聞こえたので音の方を見ると木の上に熊がいた。熊スプレーを用意することも写真を撮ることもできず、ただ大声を上げながらポール2本を前に向けて構えただけだった。
　もう一つ、初めてのことがあった。ヒルに吸われた。ヒルを見るのも初めてだった。山頂でご一緒した方が私のシャツの背中が真っ赤になっているのに気づき、教えてくれた。なかなか血が止まらず、大型絆創膏を貼って処置した。下山後にシャツを脱ぐと、ヘソのあたりにもう一匹吸い付いていた。スキー場ゲレンデ上部に多く棲息しているらしい。ちなみに、ヒルの血液凝固を防ぐ物質(ヒルジン)分泌技術は、医療に役立っているらしい。と後から登頂された方に教えてもらった。
　山頂からは、360°眺望抜群だった。