槍・穂高・乗鞍
長野県
岐阜県
最終更新:Junjapa
基本情報
標高 | 1960m |
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場所 | 北緯36度02分31秒, 東経137度35分51秒 |
三角点(三等三角点;点名「塩蔵」)は頂上の少し北のやや低い場所に設定されている。読み方は「しおぞ」(「えんぞう」でも「しおくら」でもない)同じく野麦峠を挟んで逆側にあるピーク「戸蔵」は「とぞ」と読む。何故に山の名前に「蔵」という文字を使用したのか、ながわ観光協会に問合せを行い、観光協会からも数人の古老に確認してもらったが「昔は山に入って様々な生業をしていたので保存の利く食料など必需品を山に保管していたため、「蔵」という字を当てて呼んだのではないか」という回答をもらった。
しかし、これは地名に囚われた解釈であろう。そもそも山の頂上に貯蔵をするだろうか。
別途、地名の研究家に確認したところ、以下の解釈をもらった。「くら」は、切り立った岩壁や断崖のことで、「くり」や「くろ」「くれ」に変化しても同じ語源。栗、倉、黒、呉などの漢字になっている事が多い。「戸蔵」「塩蔵」は単に険しい断崖の場所を示しただけで、山を意識せずに命名されたのかも知れない。「しお」は「しおれた」とか「しょぼくれた」というように萎えたような形の地形名で、特に長野県のような山間地には「塩」のつく地名が至るところにある。ほとんど塩化ナトリウムの「塩」とは関係ない。「塩蔵」は、たわんだようにしおれている山の断崖の意味だろうと思う。
しかし、これは地名に囚われた解釈であろう。そもそも山の頂上に貯蔵をするだろうか。
別途、地名の研究家に確認したところ、以下の解釈をもらった。「くら」は、切り立った岩壁や断崖のことで、「くり」や「くろ」「くれ」に変化しても同じ語源。栗、倉、黒、呉などの漢字になっている事が多い。「戸蔵」「塩蔵」は単に険しい断崖の場所を示しただけで、山を意識せずに命名されたのかも知れない。「しお」は「しおれた」とか「しょぼくれた」というように萎えたような形の地形名で、特に長野県のような山間地には「塩」のつく地名が至るところにある。ほとんど塩化ナトリウムの「塩」とは関係ない。「塩蔵」は、たわんだようにしおれている山の断崖の意味だろうと思う。
山頂 |
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槍・穂高・乗鞍
10:2413.1km1,035m3
62 20
2020年03月07日(日帰り)