赤城・榛名・荒船
金井沢碑(かないざわのひ)
群馬県
最終更新:higashino9
基本情報
場所 | 北緯36度17分08秒, 東経139度00分58秒 |
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駐車場 | |
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トイレ | |
バス停 |
山の解説 - [出典:Wikipedia]
金井沢碑(かないざわひ、かないざわのひ)は、群馬県高崎市山名町にある古碑であり、国の特別史跡に指定されている。市内の山ノ上碑・多胡碑とともに「上野三碑」と称され、三碑は国連教育科学文化機関(UNESCO)の「世界の記憶」に登録されている。碑文によれば神亀3年(726年)2月29日の建立。高さ110センチメートル、幅70センチメートル、厚さ65センチメートルの輝石安山岩に9行112文字が刻まれている。字体は楷書体で、丸彫りされている。書体には山ノ上碑同様古い隷書体の特徴が見られる。
天明6年(1786年)の『山吹日記』には近隣から掘り出されたとの記述があり、付近の農家の洗濯板として使用されていたとも、山崩れで発見され八幡宮として祀ったとも伝わる。明治11年(1878年)に群馬県令・楫取素彦によって保護がはかられた。
その内容は、上野国群馬郡下賛(下佐野)郷高田里の三家(ミヤケ、屯倉)の子孫が、七世父母、現在の父母等のために天地に誓願して作る旨が記され、祖先の菩提と父母の安穏を仏に祈願している。ここから、郷里制の施行と奈良時代における民間への仏教信仰の浸透を知ることができる。
金井沢碑に刻まれる「三家」は山ノ上碑に刻まれる「佐野三家」であると考えられてきたが、最近の発掘調査により史料上知られていないミヤケの存在が確実視されているため、「三家」が「佐野三家」とは別のミヤケである可能性もある。
1921年(大正10年)3月3日には国の史跡、1954年(昭和29年)には国の特別史跡に指定された。
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