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最終更新:yamaya
霧氷とツツジに注目の高見山地の秀峰
三峰山は三重県と奈良県にまたがる標高1235mの山です。
近接する高見山を主峰とした「高見山地」を構成する一座で、日本三百名山に選ばれています。
遠目に望むと3つのピークが畝っているような形をしており、古くは「三畝山」と表記されることもありました。
冬の霧氷は一見の価値あり
特に冬は、多くの登山者が三峰山に出かけます。そのお目当ては霧氷の鑑賞で、氷で白く輝く木立が、幻想的な光景を展開します。登山初心者でも登ることは可能ですが、チェーンスパイクや軽アイゼンなどの装備が必要です。
麓のみつえ青少年旅行村では「霧氷まつり」が開催され、期間中は近鉄榛原駅から直通の「霧氷バス」が運行されています。
初夏はシロヤシオに癒される
また初夏に咲くツツジの花も、三峰山の見どころのひとつです。
三畝峠から山頂にかけてはシロヤシオが群生しており、毎年5月下旬から6月上旬は、真っ白く愛らしい花が山を彩ります。
たおやかな山頂部
三峰山の山頂下は八丁平と呼ばれており、起伏の小さな草原が広がります。見晴らしも良く、台高山脈や大峰山脈が望めます。
三峰山山頂は、木立に囲まれた中にあります。
一部北側が開けており、室生火山群である倶留尊山(くろそやま)や大洞山(おおぼらやま)を見ることができます。
定番ルートは三峰山登山口から
三峰山には登山口がいくつかありますが、専ら登山者を迎えているのは奈良県の三峰山登山口です。
登山道は途中で「登り尾ルート」と「不動滝ルート」に分岐します。
登り尾ルートは尾根道です。2階建ての三畝山林展望台で景色を楽しめるほか、所々で眺望が開け倶留尊山が確認できます。
一方の不動滝ルートは、名の通り不動滝を通過します。
不動滝は不動明王が祀られており、落差は21mで見応えがあります。
2つのコースは避難小屋で再び合流します。往路と復路で異なる道を選べば、変化に富んだ行程にすることができます。
たおやかな尾根を行く「新道コース」
新道コースは、比較的小さい標高差で登頂することができます。(登山口:新道コース登山口)
新道峠まではひと登りしますが、あとは緩やかな尾根道です。三重県と奈良県の県境に沿い、小さくアップダウンしながら山頂へ向かいます。
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