栃木の山150
日光・那須・筑波
下侍塚古墳(しもさむらいづかこふん)
栃木県
最終更新:sugegasa
基本情報
場所 | 北緯36度48分44秒, 東経140度07分21秒 |
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関東ふれあいの道 栃木県コース32の撮影ポイント
駐車場・公衆トイレ・東屋・売店などは道路の向かい側にある。
駐車場・公衆トイレ・東屋・売店などは道路の向かい側にある。
駐車場 | |
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トイレ | |
食事 | |
バス停 | 侍塚駐車場バス停 大田原市営バス |
山の解説 - [出典:Wikipedia]
下侍塚古墳(しもさむらいづかこふん)は、栃木県大田原市湯津上(ゆづかみ)にある古墳。形状は前方後方墳。上侍塚古墳と合わせて国の史跡に指定されている(史跡「侍塚古墳」)。上侍塚古墳とともに江戸時代に徳川光圀(水戸黄門)の命で日本で最初の学術的発掘調査が行われた古墳として知られる。本項では、下侍塚古墳の北西にある侍塚古墳群(大田原市指定史跡)についても解説する。
{| class="wikitable" style="background:#ffffff;text-align:center;font-size:85%;"
|+那須地方の前方後方墳6基
!colspan=3|古墳群
!古墳名
!規模
!前方部
!葺石
!埋葬施設
|-
|rowspan=3 colspan=3| ||下侍塚古墳||84m||南||有||木棺直葬
|-
|上侍塚古墳||114m||南||有||粘土槨
|-
|上侍塚北古墳||48.5m||南|| ||不明
|-
|rowspan=3|那須小川||colspan=2| ||駒形大塚古墳||60.5m||西||無||木炭槨
|-
|rowspan=2|吉田新宿||温泉神社||吉田温泉神社古墳||50m||南||無||木炭槨
|-
|八幡塚||那須八幡塚古墳||60.5m||西||有||木棺直葬
|}
栃木県北東部、那珂川右岸の段丘上に築造された古墳である。江戸時代の元禄5年(1692年)の発掘調査のほか、1975年(昭和50年)に発掘調査が実施されている。
墳形は前方後方形で、前方部を南方向に向ける。墳丘長は84メートルを測り、那須地方の前方後方墳6基のうちでは上侍塚古墳に次ぐ規模になる。墳丘外表では葺石が認められる。また墳丘周囲には周濠が巡らされ、周濠内からは底部穿孔の土師器(赤彩の有段口辺壺)が検出されている。埋葬施設は後方部墳頂における木棺の直葬で、両小口には粘土塊が置かれる。副葬品として、江戸期の調査では銅鏡(二神二獣鏡1)・鉄製品(刀片15・甲冑片・大刀把頭1・鉄鉾身1)・土師器(高坏4・壺か1)が検出されている。
築造時期は、古墳時代中期初頭の4世紀末葉頃と推定される。上侍塚古墳とともに那須地方を代表する古墳の1つであるとともに、江戸期の調査後には上侍塚古墳と合わせて墳丘保存のための松が植えられていることから、日本で最初の学術的発掘調査かつ調査後の文化財保護の点で考古学史上においても重要視される古墳である。
古墳域は1951年(昭和26年)に国の史跡に指定されている(史跡「侍塚古墳」のうち)。
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