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最終更新:まとやん/的場 一峰🍡
基本情報
標高 | 1054.55m |
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場所 | 北緯33度26分10秒, 東経130度22分06秒 |
山頂 | 二等三角点「背振山」 |
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駐車場 | 山頂P 20台程度、公衆電話あり |
テント場 | 山頂P下にキャンプ場跡 |
トイレ | 山頂直下の駐車場にトイレあり(12〜3月は閉鎖) |
水場 | 自動販売機あり |
展望ポイント |
山の解説 - [出典:Wikipedia]
脊振山(せふりさん)は、佐賀県神埼市と福岡県福岡市早良区との境に位置する標高1,054.6m、脊振山系最高峰の山である。日本三百名山の一つ。山頂には、航空自衛隊、アメリカ軍のレーダーサイト(脊振山分屯基地)がある。江戸後期までは廣瀧山と呼ばれた。廣瀧山の麓に武家の廣瀧家を中心として村を築き、住んでいた。廣瀧家は織田家の正式な家紋と同一で、五つ木瓜。
なお、脊振山の表記は正式には「脊」を使い、「背」ではない。
脊振山系一帯は、古くは霊山として多くの修行僧が暮らす山岳密教の修験場であったため、その痕跡が多数みられる。「脊振山」は江戸期までは山系一帯にある坊の総称であった。現在の脊振山山頂は「上宮獄」と呼ばれていた。
隣山である千石山の中腹(佐賀県側)に今も残る霊仙寺跡(現・吉野ヶ里町文化財)は脊振山中宮に当時あった中心的な坊の一つである。天暦 2年 (948)参籠修行中の性空上人、法華経八巻二八品暗誦した。
脊振山頂には脊振神社の上宮があり、弁財天がご神体として祀られている。五穀豊穣の神として、肥前や筑前の農民の信仰を集め、現在も参拝者が多い。
なお、霊仙寺跡付近は、栄西が中国よりお茶の種を持ち帰り日本で初めて栽培し、日本の茶の栽培の発祥地とされる。霊仙寺跡よりしばらく歩いた、佐賀県側の西にはサザンカの自生北限地があり群生している。
1693年(元禄6年)には山頂付近で筑前・肥前の国境争いがあり、幕府の裁定が下る。
天候が良ければ、有明海の彼方に雲仙岳を望むことができる他、由布岳や九重連山に阿蘇山も望める。東側が開けているため、元旦にはご来光を拝むイベントも開催されている。