剱・立山
十三重之塔 慰霊碑
富山県
最終更新:NYAA
基本情報
標高 | 1362m |
---|---|
場所 | 北緯36度28分55秒, 東経137度28分31秒 |
案内板の内容
十三重之塔 慰霊碑
この十三重之塔は、昭和38年(1963年)1月、薬師岳登頂を目指したが、38豪雪による想像を絶する猛吹雪と寒気のため、遭難死した愛知大学山岳部員13名の慰霊のため、ご遺族と関係者により設置されたものである。
昭和38年1月14日、豊橋市の愛知大学から、富山県警察本部へ、薬師岳に登った山岳部員13名が、下山予定を過ぎても帰らないと捜索依頼が出された。
同大山岳部員や県警など、90人に上る捜索隊が陸地から、報道ヘリコプターが空から捜索したが、豪雪のため難航を極めた。22日には報道陣のヘリが太郎小屋付近に強行着陸し、人影がない事を確認した。その後、第3キャンプ周辺での捜索でも手掛かりが得られず、13名全員の生存は絶望となった。
3月23日に5遺体を発見、10月14日には最後の2遺体が、父親らの執念の捜索により遭難以来286日ぶりに発見された。
この事故を教訓に、富山県は、昭和40年その後多くの人命救助に活躍する山岳警備隊を結成し、翌年には全国初の富山県登山届出条例を制定する事になった。
北日本新聞社「富山大百科事典」より抜粋
愛知大学
十三重之塔 慰霊碑
この十三重之塔は、昭和38年(1963年)1月、薬師岳登頂を目指したが、38豪雪による想像を絶する猛吹雪と寒気のため、遭難死した愛知大学山岳部員13名の慰霊のため、ご遺族と関係者により設置されたものである。
昭和38年1月14日、豊橋市の愛知大学から、富山県警察本部へ、薬師岳に登った山岳部員13名が、下山予定を過ぎても帰らないと捜索依頼が出された。
同大山岳部員や県警など、90人に上る捜索隊が陸地から、報道ヘリコプターが空から捜索したが、豪雪のため難航を極めた。22日には報道陣のヘリが太郎小屋付近に強行着陸し、人影がない事を確認した。その後、第3キャンプ周辺での捜索でも手掛かりが得られず、13名全員の生存は絶望となった。
3月23日に5遺体を発見、10月14日には最後の2遺体が、父親らの執念の捜索により遭難以来286日ぶりに発見された。
この事故を教訓に、富山県は、昭和40年その後多くの人命救助に活躍する山岳警備隊を結成し、翌年には全国初の富山県登山届出条例を制定する事になった。
北日本新聞社「富山大百科事典」より抜粋
愛知大学
登山口 |
---|
付近の山
この場所を通る登山ルート
おすすめルート
-
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月後立山連峰から望むと一際大きく、秀麗な姿を見せる薬師岳。 古くから立山同様、山岳信仰の山として栄えてきました。このルートは技術的には容易ですが、歩行距離が長く日帰りでは難しい山のひとつ。 しかしながら、山小屋デビューに最適な薬師岳山荘や太郎平小屋があるので心配は無用でしょう。
-
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月通称ダイヤモンドコースと呼ばれる立山・薬師岳間の縦走ルート。 たおやかな稜線や岩場、遅くまで残る雪渓・美しいお花畑など変化に富んだルートで、飽きることなく北アルプスの縦走を楽しむことができるでしょう。 黒部川の最深部となる上ノ廊下を挟んで望む北アルプスの山々は、雄大で神々しいく感嘆すること間違いないでしょう!
-
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月黒部川源流域の支流となる赤木沢。 沢登りのグレードとしては易しい部類になりますが、その渓相の美しさとアプローチの良さから多くの遡行者を迎えています。 夏の沢登り・・・気持ちいいですよ!