丹沢
神奈川県
最終更新:Honoca
基本情報
標高 | 488m |
---|---|
場所 | 北緯35度30分25秒, 東経139度16分08秒 |
半原越(488m)は、神奈川県の仏果山(747m)と経ヶ岳(633m)の鞍部で、愛川町田代と清川村煤ヶ屋を結んでいる峠。
清川村は江戸時代より養蚕が盛んであり、愛川町では繭を原料とした糸繰り・撚糸・機織業が盛んだった。よって清川村から愛川町への繭の流通はごく自然の成り行きであった。
この二つの集落の間には仏果山から伸びる山が連なっているが、その山稜を越えている道がこの半原越である。
清川村で生産された繭(他に炭や薪)はこの峠を越えて愛川町に入り生糸・撚糸・一部は織物に加工され、三増峠から八王子・青梅街道で江戸を目指す道、また相模川を船で渡り相模原から浜街道(現16号)を使い横浜港(海外輸出)を目指す道を流通したと思われる。
徒歩、または牛馬を使っての峠越えは大変な労苦を伴ったことだろう。
■現在の半原越
全線舗装の、法論堂林道(おろんどりんどう)・南山林道(みなみやまりんどう)が整備され、自動車でアクセスできることから、主に仏果山へのハイキングに利用される。
■峠の案内看板にはこう記されている
昭和の初期まで、煤ヶ谷(すすがや)は養蚕が盛んで、当時糸の町として栄えていた半原へ繭を背負ってこの峠を越えたことから、この名が付いたと思われます。
現在は法論堂(おろんど)林道として拡張整備されています。
清川村は江戸時代より養蚕が盛んであり、愛川町では繭を原料とした糸繰り・撚糸・機織業が盛んだった。よって清川村から愛川町への繭の流通はごく自然の成り行きであった。
この二つの集落の間には仏果山から伸びる山が連なっているが、その山稜を越えている道がこの半原越である。
清川村で生産された繭(他に炭や薪)はこの峠を越えて愛川町に入り生糸・撚糸・一部は織物に加工され、三増峠から八王子・青梅街道で江戸を目指す道、また相模川を船で渡り相模原から浜街道(現16号)を使い横浜港(海外輸出)を目指す道を流通したと思われる。
徒歩、または牛馬を使っての峠越えは大変な労苦を伴ったことだろう。
■現在の半原越
全線舗装の、法論堂林道(おろんどりんどう)・南山林道(みなみやまりんどう)が整備され、自動車でアクセスできることから、主に仏果山へのハイキングに利用される。
■峠の案内看板にはこう記されている
昭和の初期まで、煤ヶ谷(すすがや)は養蚕が盛んで、当時糸の町として栄えていた半原へ繭を背負ってこの峠を越えたことから、この名が付いたと思われます。
現在は法論堂(おろんど)林道として拡張整備されています。
峠 | |
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分岐 | 仏果山または経ヶ岳に行ける |
登山口 | |
駐車場 | 駐車場ではないが数台は駐車可能 |
他の宿泊施設 | リッチランド(風呂あり) |
水場 | 愛川町側 |
バス停 | 愛川側・細野橋BS、清川側・坂下BS |
展望ポイント |
山の解説 - [出典:Wikipedia]
半原越(はんばらごえ)は、神奈川県愛甲郡愛川町と同郡清川村の境界線上にある海抜488mの峠である。法論堂林道(おろんどりんどう)と南山林道(みなみやまりんどう)の境目にある峠で、両林道とも幅員約4mで全面舗装されており一般車両の進入が途中まで可能であるが、法論堂林道の峠前に規制区域があるためリッチランドから200mほどで一般車両は規制される。なお、林道では所々落石が発生しているので注意が必要。
経ヶ岳や仏果山の登山口が峠にある。峠から経ヶ岳までは約30分、仏果山までは約1時間30分で着く。
付近の山
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