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三尾山(みおさん) / サンノーの高

最終更新:nagara
基本情報
標高 1107m
場所 北緯35度40分44秒, 東経136度46分10秒
カシミール3D
三尾山は、岐阜県山県市と関市に跨る二等三角点峰(点名:三尾山)である。
これと言った特徴の無い美濃地方のヤブ山であったが、一躍この山を(東海地区の愛好家の間で)有名にしたのは、日本登山史の重鎮・故今西銀司氏である。
氏は甚くこの山を好んでいたようで、「ぎふ百山」の選定から漏れた事を聞かされた時に憤慨し、「こんな山が抜けているようではあかんな」と選考委員をバッサリ切り捨てている。後に「続ぎふ百山」が発刊される際には当然の如く選定となり、この時の様子が綴られている。また同書では、美山町三尾で「松谷山」、「むね山」という山名を採取しているにも関わらず、「サンノーの高(たかみ)」という氏が命名した山名を採用するという気の遣いようである。
よって当山は非常に山名が複雑になっているが、現在一般的であるのは「名古屋周辺山旅徹底ガイド」で取り上げられている「三尾山(みおさん)」である。同書では「今西銀司さんはサンノーの高といったが・・・」という見出しで釘を刺し、本文中で営林署や旧美山町で「三尾山」と呼ばれている事を理由に、「三尾山」を採用している。ただし、インパクトのある山名なので、「サンノーの高」の別称も広く知られ使用されるようになり、特に「続ぎふ百山」の愛読者は、こちらを好む傾向にあるようだ。一方、皮肉にも「続ぎふ百山」で綴られている地元で採取された「松谷山」、「むね山」や、点の記による「三尾山(みつおやま)」は、まず聞く機会が無くなってしまった。
三尾山はササのヤブ山で、山頂付近は特にそれが酷かった。しかし2012〜2013年頃に一度、三尾谷からのルートで大規模な刈り払いが行われ、その直後はスニーカーでも登れる程の立派な切り開きが出来た。ただし現在はまた以前のササヤブが復活しつつある。
山頂

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