八ヶ岳・蓼科
御柱木落し坂
長野県
最終更新:半袖隊長👕
基本情報
場所 | 北緯36度05分59秒, 東経138度05分32秒 |
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7年毎に行われる諏訪春宮・秋宮の御柱八本を引き落とす坂。
展望ポイント |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
[Kiotoshi.JPG|thumb|250px|right|上社の木落し][festival (tree drop) Nagano,JAPAN.jpg|thumb|250px|right|下社の木落し]
御柱(おんばしら、みはしら)または御柱祭(-さい、-まつり)は、長野県諏訪地方で行われる祭である。諏訪大社における最大の行事である。正式には「式年造営御柱大祭(しきねんぞうえいみはしらたいさい)」といい、寅と申の年に行われる式年祭である。日本三大奇祭のひとつとされる。
大社での開催年を中心に、全国の諏訪神社や関連神社(通称:小宮)でも同様の祭(小宮祭)が実施される。
山中から御柱として樅(もみ)の大木を16本(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮各4本)切り出し、長野県諏訪地方の各地区の氏子の分担で4箇所の各宮まで曳行し社殿の四方に建てて神木とする勇壮な大祭である。この御柱祭りは7年目ごとに行われ、柱を更新する。氏子は、木遣りや喇叭に合わせて曳行する。
正確には満6年間隔で行われる「6年に一度」だが、慣例として数え年の7年目ごとという意味で「7年に一度」「7年目」「数えで7年」などと表記される。大きくは「山出し」と「里曳き」にわかれそれぞれ4月と5月に、そして下社は上社の1週間後に行われる。諏訪地方あげての一大行事であり、これに合わせて休日を設定する企業もある。
建御柱の前後に本来の式年祭といえる宝殿の造営がされるが、一般には取り上げられることが少ない。これは御柱の曳行と建立が氏子の奉仕によって行われるのに対し、宝殿の造営と遷座は諏訪大社神職が中心となり執り行われる行事のためである。
山出し、里曳きの日には地元ケーブルテレビ局「LCV」および同社のコミュニティFM局「エルシーブイFM」(76.9MHz)が生放送し、テレビでは夜間は日中の再放送を行う。1980年(昭和55年)以来、LCVにとって御柱祭は同局最大のイベントであり、社員・スタッフ総出で番組制作を行っている。御柱祭の公式映像ソフトも同局が制作している。
2004年(平成16年)、2010年(平成22年)は以下の日程で行われた。
*4月2日〜4日:上社山出し
*4月9日〜11日:下社山出し
*5月2日〜4日:上社里曳き
*5月7日:下社宝殿遷座祭
*5月8日〜10日:下社里曳き
*6月15日:上社宝殿遷座祭
2020年(令和2年)4月に発表された2022年(令和4年)の御柱祭は以下の日程で、前回2016年(平成28年)と同じであった。
*4月2日〜4日:上社山出し
*4月8日〜10日:下社山出し
*5月3日〜5日:上社里曳き
*5月13日:下社宝殿遷座祭
*5月14日〜16日:下社里曳き
*6月15日:上社宝殿遷座祭
しかし、2022年(令和4年)2月22日に開催された諏訪大社大総代でつくる上社御柱祭安全対策実行委員会で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策により準備が制約を受けることや、参加者の安全・安心が担保できないことなどが理由で、同年の御柱祭では上社、下社とも氏子による曳行を断念しトレーラーで運搬され、山出しのハイライトである両社の木落しは行われないこととなった。
この結果、2022年(令和4年)の御柱祭は以下の日程に変更され、行われた。
*4月2日:上社山出し、トレーラーによる運搬、曳行路も大幅に変更。
*4月8日、9日:下社山出し、トレーラーによる運搬、木落し坂を迂回。
*5月3日〜5日:上社里曳き
*5月13日:下社宝殿遷座祭
*5月14日〜16日:下社里曳き
*6月15日:上社宝殿遷座祭
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2024年10月15日(3日間)