有家ヶ原は椿原ダムの東、小芦倉谷左岸尾根上の三等三角点峰（点名：有家ヶ原）である。
点名の由来は、山麓の集落であり、三角点設置著在地である「白川村大字有家ヶ原」に由来する。
この山の魅力は、何と言っても特筆するに値する自然林にある。
正式な登山道も無く、特に知られた山ではないが、藪山愛好家は何度となくこの山へ足を運んでいる。
巨木が多いうえ、新緑の春、紅葉の秋は格別である。
また、登山道ではないが、点名：登尾からの尾根、987P経由の尾根上のいずれにも鉄塔巡視路があり利用出来る。
ただし、登尾からの尾根は緩やかだが植林が多い。
987P経由の尾根は自然林が多く気持ちが良いが急坂が続き、無雪期は落ち葉で滑りやすく、積雪期はラッセルで体力を要する。