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空沼小屋(そらぬまごや)

最終更新:kenn
基本情報
標高 910m
場所 北緯42度52分49秒, 東経141度15分36秒
カシミール3D
別名「秩父宮ヒュッテ」

ここは、1928年2月に北海道視察で来道した秩父宮様(昭和天皇の弟君)のヒュッテ建設のご希望により、同年に建設されました。北海道大学関係者が工事を司り場所を選定し、そしてプラン作成をスイス人建築家マックス・ヒンデルが担当し、ほぼヒンデルの原案どおりに同年の12月10日に完成されました。小屋が建てられた大正末〜昭和初期は、北海道を中心として全国で空前のスキーブームが起きた時代でした。つまりこの小屋はスキー目的の拠点として立てられたと考えられます。雑誌「山とスキー」が札幌で発刊され、全国のスキー愛好家に購読されたのも、やはりこのころからです。高松宮様(昭和天皇の2番目の弟君)が1929年1月22日〜25日までヒュッテに宿泊し、「空沼小屋」と命名されました。1930年2月からは一般解放され、戦後の1947年2月に北海道大学への寄贈となりました。80年の時を経た小屋は傾き、2006年10月に一般宿泊者の使用は禁止されて現在に至っています。2007年9月には、土台腐朽部分の補強と傾きの矯正の応急処置が、大学関係者らのボランティアによって実施されています。2009年には、北海道大学内外の有志の集まりである「空沼小屋の保存を考える会」が発足し、修復・保存のための活動を開始しました。空沼小屋の保存価値については、『\兩禊冷地に位置する北海道大学の特徴ある施設である。宮家と関係の深い山小屋である。K務て擦龍畭綏築史上において著名なスイス人建築家マックス・ヒンデル(1887-1963)の貴重な作品である。に務て擦砲ける戦前期のログ工法の数少ない実施例である。セニ攣毀韻膨糠親しまれてきた建築である。』だそうです。

2016年に修復・保存が決定し、修復工事が行われ、2017年7月2日に再開記念式典が開かれた。翌週から週末の宿泊が可能となっている。
山小屋
トイレ バイオトイレ
水場

付近の山

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