空沼岳 北大空沼小屋35年ぶり泊
- GPS
- 07:15
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,051m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:51
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:14
天候 | 一日目ガス 二日目ガス→霧雨(真簾沼より先)→ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
装備
共同装備 |
地下足袋+脚絆
焚き火セット
ノコギリ
弁当
水筒
軍手
ラテルネ
地図磁石
防寒具
雨具
ツエルト
6mm×10m
|
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感想
北大空沼小屋は1928年建設。同じく北大のヘルベチアヒュッテ1927と並ぶ最古の山小屋だ。
2017年に老朽化した土台を引き屋工事して直した。卒業前の冬1989年に5年目の時、一年斑のリーダースタッフで泊まったのが最後と思う。35年前と変わらない佇まい。快適にささやかに復活していた。うれしい。
沼の水をグイグイ飲んでいると、それまでの霧が晴れて懐かしい風景が現れた。今日の北大構内と同じで樹林が猛然と伸びて、小屋が埋もれそう。ダケカンバも更に太い!
貸切なので、午後はずっと何もしないで、水面の風のなぜる白い模様や、湖面の霧や陽だまりを見たり鳥の声を聞いていた。
日が暮れれば火を見て、現役の書いているルームノートなんか読んでいた。むかしからここに一人で来ると、いろいろ書いた。山のこと、部員とのこと、夢や希望や何でもかんでも。若い人たちのノートを読んでいたら、自分の夢や焦燥や、当時の恋人とこの小屋にきて沼と森を見ていた時間も思い出したよ。
明るくなって起きて、昨日と同じ棒ラーメンとパンとチーズ食べて掃除して出る。薪はちょうど燃え尽きる量で灰になった。山頂へは弁当と水で行ってくる。真簾沼を過ぎると霧ションの雨。山頂もそんな感じだった。雨の森は素敵だ。5,6人のパーティーといくつもすれ違った。
小屋で荷物を回収してバス停まで。懐かしいような、見覚えのないような登山道だ。昨日の北大構内もだけど、木々は太く長く茂り、日本の山の森は40年前よりかなり盛り上がったんだな、と感じた。昔は採石場まで来ていたバスも今は二股までだが、来るだけありがたい。よくこんなところまで来てくれるなあ、バスよ!
完全にセンチメンタルイモーショナル山行だった。樹林は伸び茂り、山岳部員はどんどん流れてきて流れていく。北大山岳部はまるで、大きな100年の水をためた万計沼のようだ。
そのまま北12条のラーメン屋でまたラーメン摂取して、北大の山岳館まで行って調べもの。ここは山資料の宝庫で、札幌に住んでいれば毎日でも通いたい素敵なところなのだ。あっという間に数時間経過した。
ううっ!当時の空沼小屋ノートもあった!こわごわめくってみた。いいこと書いてある。
夜もラーメンだな。
年中行事として、小屋開きや山荘じまい、屋根の雪下ろしなどで、何度かボランティアメンバーが集まって宴会をしたりもします。機会があれば、ぜひゆっくり山の話をお聞きしたいと思います☺
お誘いありがとうございます。万計山荘の運営メンバーなんですね。機会あえば、万計山荘の話も聞いてみたかったです。こちらも改修しながら昔のままの姿で、とてもうれしかったです。前の週に泊まっていたのですね。
気になっていた沢の探索に行くついでに、親しく感じている運営メンバーが当番に入っていたので、泊まってきちゃいました。
普段は冬の雪下ろししか行かないんですが、今年は札幌岳への縦走路の大規模な整備も入るので、何かと行く機会が増えそうな感じです。
来年には縦走路も開通するのではないかと思いますので、選択肢の一つとしてぜひぜひ🤗
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