奥武蔵
埼玉県
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基本情報
場所 | 北緯35度58分17秒, 東経139度31分57秒 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
樋詰橋(ひのつめばし、ひつめばし)は、埼玉県桶川市川田谷の荒川に架かる桶川市道18号線の冠水橋である。橋は荒川の河口から51.6キロメートルの地点に架かる。現行橋は全長49.48メートル、幅員3.14メートルの木桁橋で、下部工(橋脚)は直径400 mmの鋼管製(パイルベント橋脚)である。橋台はコンクリート製である。上部工(橋桁)において、地覆は木製で高さ160 mmであり、その外側端にパイプ(ガス管)を立ててロープを張った簡易な欄干が設置されている。橋の主要部材となる木材は杉や米松が使用され、クレオソート油を塗布して防腐処理が施されている。各種通行制限があり、幅員制限は標識にて1.8 mで橋の両入口に進入制限用のポールがあり、設計荷重は農業用トラクターを通すため6トンだが、重量制限は標識にて3.0 tの規制が敷かれている。スリップ防止のため、路面はアスファルト舗装が施されている。道幅が狭いことから片側交互通行である。管理者は桶川市である。右岸側の取り付け道路は荒川右岸の堤防に設けられた長さ961.8メートルの横堤の出丸第二横堤(1934年2月9日竣工)に至る。
近接する開平橋や太郎右衛門橋が通勤時間帯である朝夕を中心に混雑し、桶川・上尾市から川島町方面、および入間川に架かる冠水橋の出丸橋を経由して川越市方面への抜け道となるため、冠水橋としては通行量はかなり多い。桶川市の1993年(平成5年)の調査によると、1日当たりの通行量は自転車も含めておよそ1700台で増加傾向であった。なお、開平橋と太郎右衛門橋の間はおよそ5 km強離れている。欄干の着脱は管理要員として年間委託された近隣住民が行なっている。
2012年(平成24年)に川上に架かる北本市高尾の高尾橋が本橋同様の木桁橋からコンクリート桁橋に改修された。かつては鴻巣市原馬室の原馬室橋や、上尾市平方の西野橋なども木橋の冠水橋であったが、何れの橋も主構造が木桁以外に更新されたため、荒川本流で残る木橋の道路橋は樋詰橋が唯一となった。
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