グロースフィッシャーホルン(Gross Fiescherhorn)
最終更新:ベルクハイル
基本情報
標高 | 4049m |
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場所 | 北緯46度33分04秒, 東経08度03分41秒 |
グロースフィッシャーホルン(”Gross Fiescherhorn”;4049m)は、スイス中部、ベルナーオーバーラント(”Berner overland”)山群の一峰である。
文献1)では、グロースフィッシャーホルン(”Gross Fiescherhorn”)と表記しているが、グローセス・フィッシャーホルン(”Grosses Fiescherhorn”)とも表記される(文献2)、(文献3)。
グリンデルワルト付近からは、手前のアイガー、メンヒが大きくそびえているため、それらの奥にあるこの山は見えづらいが、グリンデルワルトから少し登ったフィルスト(“First”)あたりからは、アイガーの奥に鋭い鋒として望める(文献1)、(文献2)。
グロースフィッシャーホルンは、ヒンターフィッシャーホルン(”Hinter Fiescherhorn”)やクラインフィッシャーホルン(”Klein Fiescherhorn”)まで一続きの稜線を形成しており、これらの峰をまとめてフィッシャーホルン山群(“Fiescherhorn Massif” (英)/“Fiescherhorner“ (独))とも呼ばれる(文献2)。さらにその南東側へと主稜線は続き、その先には、グロースグリュンホルン(”Gross Grunhorn”;4043m)などへと続いている。
グロースフィッシャーホルンを含むフィッシャーホルン山群は、北西―南東走向の主稜線を持ち、その南西側には、アレッチ氷河(”Aletsch Glecier”)の支流にあたる、エーヴィッヒシュネーフェルト(“Ewigschnee feld”;「万年雪原」の意味)、と呼ばれる氷河が横たわっている(文献1)、(文献3)。
その反対側、フィッシャーホルン山群の北東側には、同じくアレッチ氷河の支流である、フィッシャー氷河(“Fiescher Glacier”)の中流部から源頭部が横たわっている(文献3)。
グロースフィッシャーホルンの北側は険しい岩壁となっており、その下にはアイスメーア(“Ischmer”)と呼ばれる氷河があり、その対岸にはアイガーがそびえている(文献3)。
グロースフィッシャーホルンの初登頂は、1862年7月に、 H. B. George , A. ,W. Moore, C. Almer(guide), U. Kaufmann(guide)による4人パーティにより、現在のノーマルルートである、南西稜を使って達成された(文献2)。
グロースフィッシャーホルンへの一般的な登攀ルートについて、(文献1)に基づいて説明する。
まず登山鉄道にて、麓のグリンデルワルトの街から一気に、ユングフラウヨッホ駅("Jungfraujoch";3570m)まで行き、ここからスタートする。
ユングフラウヨッホからメンヒスヨッホ小屋("Monchsjoch Hutte")を通って,
エービッヒシュネーフェルト("EWigschneefeld")氷河沿いにいったん下り、途中から急な岩稜を登ってフィッシャーザッテル(ザッテル=コル;3923m)に至る。
ザッテルから北西方向へ稜線を進むと頂上に至る。
メンヒスヨッホ小屋から山頂まで、登りで約4−5時間。標高差 約750m。
登攀ルートの難易度は、フレンチグレードで、PD。
頂上付近にある岩場のピッチグレードは、機銑供
※ 本稿は、「アルプス4000m峰登山ガイド」(リヒャルトゲーデケ著、島田訳、山と渓谷社刊(1997))の「グロース・フィッシャーホルン」の項(文献1)
ウイキペディア英語版の、“Grosses Fiescherhorn” の項(文献2)、及び、
スイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo)(文献3)
を参照して記載した。
※ ウイキペディア英語版の、“Grosses Fiescherhorn” の項
https://en.wikipedia.org/wiki/Grosses_Fiescherhorn
※ スイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo)のサイト
https://map.geo.admin.ch/
文献1)では、グロースフィッシャーホルン(”Gross Fiescherhorn”)と表記しているが、グローセス・フィッシャーホルン(”Grosses Fiescherhorn”)とも表記される(文献2)、(文献3)。
グリンデルワルト付近からは、手前のアイガー、メンヒが大きくそびえているため、それらの奥にあるこの山は見えづらいが、グリンデルワルトから少し登ったフィルスト(“First”)あたりからは、アイガーの奥に鋭い鋒として望める(文献1)、(文献2)。
グロースフィッシャーホルンは、ヒンターフィッシャーホルン(”Hinter Fiescherhorn”)やクラインフィッシャーホルン(”Klein Fiescherhorn”)まで一続きの稜線を形成しており、これらの峰をまとめてフィッシャーホルン山群(“Fiescherhorn Massif” (英)/“Fiescherhorner“ (独))とも呼ばれる(文献2)。さらにその南東側へと主稜線は続き、その先には、グロースグリュンホルン(”Gross Grunhorn”;4043m)などへと続いている。
グロースフィッシャーホルンを含むフィッシャーホルン山群は、北西―南東走向の主稜線を持ち、その南西側には、アレッチ氷河(”Aletsch Glecier”)の支流にあたる、エーヴィッヒシュネーフェルト(“Ewigschnee feld”;「万年雪原」の意味)、と呼ばれる氷河が横たわっている(文献1)、(文献3)。
その反対側、フィッシャーホルン山群の北東側には、同じくアレッチ氷河の支流である、フィッシャー氷河(“Fiescher Glacier”)の中流部から源頭部が横たわっている(文献3)。
グロースフィッシャーホルンの北側は険しい岩壁となっており、その下にはアイスメーア(“Ischmer”)と呼ばれる氷河があり、その対岸にはアイガーがそびえている(文献3)。
グロースフィッシャーホルンの初登頂は、1862年7月に、 H. B. George , A. ,W. Moore, C. Almer(guide), U. Kaufmann(guide)による4人パーティにより、現在のノーマルルートである、南西稜を使って達成された(文献2)。
グロースフィッシャーホルンへの一般的な登攀ルートについて、(文献1)に基づいて説明する。
まず登山鉄道にて、麓のグリンデルワルトの街から一気に、ユングフラウヨッホ駅("Jungfraujoch";3570m)まで行き、ここからスタートする。
ユングフラウヨッホからメンヒスヨッホ小屋("Monchsjoch Hutte")を通って,
エービッヒシュネーフェルト("EWigschneefeld")氷河沿いにいったん下り、途中から急な岩稜を登ってフィッシャーザッテル(ザッテル=コル;3923m)に至る。
ザッテルから北西方向へ稜線を進むと頂上に至る。
メンヒスヨッホ小屋から山頂まで、登りで約4−5時間。標高差 約750m。
登攀ルートの難易度は、フレンチグレードで、PD。
頂上付近にある岩場のピッチグレードは、機銑供
※ 本稿は、「アルプス4000m峰登山ガイド」(リヒャルトゲーデケ著、島田訳、山と渓谷社刊(1997))の「グロース・フィッシャーホルン」の項(文献1)
ウイキペディア英語版の、“Grosses Fiescherhorn” の項(文献2)、及び、
スイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo)(文献3)
を参照して記載した。
※ ウイキペディア英語版の、“Grosses Fiescherhorn” の項
https://en.wikipedia.org/wiki/Grosses_Fiescherhorn
※ スイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo)のサイト
https://map.geo.admin.ch/
山頂 |
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付近の山
- [0.7km] ヒンターフィッシャーホルン(4025m)
- [2.5km] グロースグリュンホルン(4044m)
- [5km] メンヒ(4110m)
- [5.2km] アイガー(3970m)
- [5.2km] フィンスターアールホルン(4274m)
- [6.1km] シュレックホルン(4078m)
- [6.3km] ラウターアールホルン(4042m)
- [6.5km] メッテンベルク(3104m)
この場所を通る登山ルート
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