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Yamareco

四里観音避難小屋(よりかんのんひなんごや)

最終更新:imokenpi
基本情報
標高 1805m
場所 北緯35度56分53秒, 東経138度44分57秒
カシミール3D
★かつての十文字小屋があった場所とのこと。 水場もトイレもある。水場があるおかげで拭き掃除ができ、板の間は光沢があるくらいキレイに維持されている。
★2013年春に小屋から10mほどの樹木が倒れて小屋を直撃するという事態が発生したものの、枝がクッションとなり屋根の一部損傷だけで済んだ。その後修理済み。
★2015年秋(と思われる)には 山仕事の作業者によって薪ストーブが設置され 厳冬期の避難時にも暖をとれるようになった(マイナス15℃を下回ることも)。 
★小屋へは、
 ▣長野県側からだと毛木平から十文字峠を経て4時間ほど。 
 ▣埼玉県側からは3ルートあるが どちらにしても15劼ら18劼亙發なければならない。 
 ▣栃本関所跡から白泰山・赤沢山・大山を巻いて6時間から8時間(ザックの荷重にもよるが)。
 ▣そして中津川から奥秩父林道を通って延々と歩き 標高1600m過ぎで「十文字峠方面」の表示のある登山口より30分から1時間で着く。
 ▣ただし中津川からの道は落石や崩落が頻繁にあるので覚悟が要る(2016年8月から中津川林道は 王冠キャンプ倶楽部から奥が通行止めとなっている その後通行可能となったが また土砂崩れで通行できなくなっている)。 
 ▣そして2022年9月の崩落によって中津川方面へは行けなくなっている(国道140号線からの入り口を閉じている)。復旧は2023年夏ころとも言われている。
 ▣2023年8月に県道210号線は通行可能になったものの、完全復旧ではないため、まだ中津川への西武観光バスは運行していない。
 ▣また川又から入川沿いに柳避難小屋経由で股の沢歩道を通って7〜8時間近くかかっても来ることができる。 ただし2023年現在は柳小屋から先の股の沢歩道は崩落のため通行禁止中である。
★2015年には、鹿の食害から樹木を保護する目的で小屋周辺から四里観音あたりまで、樹木1本ごとにプラスチックのネットを巻いたり、ある範囲をネットフェンスで囲ったり という作業が試験的に行われた。  
★6月からの梅雨時は湿気が強く テーブルなど一部備品にカビが繁殖していることもある。 
★2015年から毎年11月ころに、ストーブ用の薪づくりがされて小屋の東側軒下に積んであるので 冬季に雪の中から薪材を捜さなくても済み、早めに暖をとることができるようになった。
★白泰山経由の登山道(白泰山線)は2018年9月の台風21号[過去最強を感じさせる激風]のせいで倒木があちらこちらで発生した。

☆☆☆ 2018年以降に実施されたこと ☆☆☆
      (秩父環境管理事務所の了解の下)

 ◆2018年11月3日から6日にかけて白泰山避難小屋に3泊して、
            栃本から三里観音までの倒木を切除処理。
   ▣11月4日と5日の2日間で白泰山避難小屋から三里観音のあいだを片付け、6日の下山時に白泰山避難小屋から栃本までを処理したが、最終バスの
    時刻が迫っていたため、全部終えられず。
   ▣11月14日に改めて日帰りで出かけて やり残した分を切除処理。
   ※ この作業のため 1週間前に
     『チェーンソーとその燃料&オイル:各3000mℓ』『水:6ℓ』
      『シュラフ』などの荷揚げという事前準備をした。
 ◆2018年12月に水場の詳細案内を設置。
 ◇ 2019年5月20日時点で [ 栃本− 十文字小屋] のあいだでは
   簡単に跨げるもの以外の倒木はすべて除去された。
    ※ 尚[ 十文字小屋−三里観音 ]のあいだは十文字小屋が担当している
★2019年5月17日から19日にかけて
 ◆水場の洗浄とホースの交換
 ◆薪の大量補充
 ◆煙突の支え針金のステンレスワイヤへの張り替え
 ◆トイレ…便器の洗浄 / 内壁の拭き掃除
 ◆薪づくり道具設置(使用は自己責任で 保護メガネの着用を忘れずに) などを実施。
★2022年10月22日から26日にかけて
 ◆トイレ(便器) の掃除
 ◆薪づくり…3年半もブランクがあったので、薪は全部消費されて無くなっていた
 ◆「手鋸」の修理
 ◆扉が取れてしまい、壊れていた薪ストーブの応急手当
 ◆ワイヤブラシを使っての煙突掃除
 ◆水場のホース更新 等を実施して、より快適&衛生的に過ごしていただけるようになった。
※ ▲ひとつだけ禁止事項があります・・・・薪づくり道具の中の「手斧」の
   刃が横を向いてしまうという危険な現象が発生していていますので
   絶対に使用しないでください。 ⇒ いずれ撤去予定。
★2022年11月18日から22日にかけて 以下を実施。
 ◆トイレの掃除 
   ここのトイレの便器は小さめなので 『ストライクゾーン』を外す人が
    多かったので、トイレの正面壁へ貼った注意書きを貼った。それが効いたのか、便器の汚れも
    だんだん少なくなってきたように感じらる。 ウレシイ!!
 ◆薪を追加製作し在庫量を増やした。
   割る前の丸太状のものも用意しておいたので
     割りたい方は自己責任でトライ可能(念のため保護メガネを)
 ◆壊れていた薪ストーブの扉を新品のものに交換した。 
             やさしく扱って長く使えるようにしましょう。 
 ◆山側方向の屋根に倒木が直撃していたのを発見したので切除した。
   雨漏りも室内側での天井の滲みもなかったので 単なる『屋根への打撲』
     と判断し 問題無しとしました(秩父環境管理事務所には報告済み)。
 ◆煙突の先端に『風による煙の逆流防止板』を取り付けた。 
 ◆煙突の支持を本来の正式支持金具に置き換えた。
 ◆赤沢山北面トラバース道にテープ付け作業を復路の途中で行なった。
   ・・・ここの道はわかりにくいので短めの間隔でテープ付けをした。
 ◆また往路では、赤沢山北面から尾根に上がったところが大量の落ち葉で「道がどこなのか不明瞭」
    になっていたので、150辰砲錣燭蠧擦卜まっていた落ち葉を掃いた。 1時間を超える作業
    となったが、これで迷うことなく歩みを進めるようになった。
★2022年11月24日時点で、栃本から十文字小屋までは倒木等の致命的な障害物はなく、通行可能で
    ある。 ただ あちらこちらの歩きにくい箇所は相変わらずで、これが奥秩父の登山道の特徴
    だと思っていただければ、むしろ『アドベンチャーワールド』を楽しめるというメリット
    かも 、、、
山小屋 10人〜12人ほど
トイレ 2022年11月18日に[ 便器/内壁 ] を念入りに洗浄・掃除済み
水場 2022年10月22日に 劣化してしまった詳細案内板を再度復活させました また取水ホースも汚れていたので交換しました
秩父鉄道 三峰口駅
バス停 秩父市営バス 栃本関所跡バス停( 三峰口駅から 610円)

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